3月10日までに基礎工事、棟上げ、屋根葺き、サッシの取付まで行っ
て外壁用の防水紙で囲われていました。ここまで現場が進むと、雨風が
ふいても室内に影響がなくなり一段落します。新築の全行程で3分の1
程が終わったところでしょうか。でも3月11日の大震災の後、20日
近くが経過しますが、現場がいっこうに進む気配がありません。
次の工程は外壁工事になり、この工事が終われば建物の外観が現れて、
家の風貌がわかるようになります。どんな仕上がりになるのかなと楽し
みにしていましたが、現場は止まったままです。どうやら外壁材のサイ
ディング材が入らないようなんですね。外壁材の生産拠点は東北地方に
多くあり、このたびの震災で工場が災害にあい、多くの生産がストップ
したと聞きました。生産の目途が、いつ立つのかわからないからどうし
ようもありません。建築会社はここまでで、400万円~500万円の
コストをかけたと思われますが、中間検査が終わっていないのでおそら
く工事金が入金されてないと思われます。この状態が半年も続けば、
回転資金に苦しむことになります。この現場ならず、2~3件の現場を
かかえていれば、廃業の道しか残されてないのかもしれません。
元請けの建築会社は、地元では古くから木造住宅の建設を行っていて信
頼があり、あちこちで建築中のカンバンを見てきました。
震災の影響はいたる所で、足音を立てながらやってきつつあります。
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