この日の夕ごはんは、ニューヨークづくしのメニューでした。
まずは、マンハッタン・クラムチャウダー。クラムチャウダーといえば、あさりの入ったクリームスープがポピュラーですが、正確にはニューイングランド・クラムチャウダーといい、このほかにトマト味のマンハッタン・クラムチャウダーというのがあります。
マンハッタンのイタリア移民が考えた(アレンジした)といわれていますが、あさり入りのミネストローネといったところでしょうか。食べる時に六角形のオイスタークラッカーをくだいてかけるのが定番ですが、この日は刻んだあさつきを彩りに散らしました。
シーザーサラダ。ニューヨーク生まれのサラダといえば、ウォールドーフサラダ(りんご・セロリ・くるみをマヨネーズであえたサラダ)がありますが、気分ではなかったので、アメリカの定番シーザーサラダにしました。最近はロメインレタスがいつでも手に入るようになってうれしいです。
シーザーサラダは、メキシコのアメリカとの国境の街ティファナにある、シーザーズ・プレイスというお店で生まれたそうです。炒めたにんにくとベーコン、すりおろしたパルミジャーノ・レッジャーノを入れたドレッシングであえ、上からもパルミジャーノをたっぷりすりおろしました。
ニューヨーク・ストリップ・ステーキ...と言いたいところですが、正確にはオージービーフのサーロインです。^^; でもおいしく焼けて大満足でした。マッシュポテトとクレソンを添えて。これに、わさびとしょうゆを入れた和風味のソースをかけるのが、我が家の定番です。
デザートにニューヨーク・チーズケーキを焼きましたが、おなかがいっぱいだったので翌日の朝にいただきました。アメリカでは、ボストンクリームパイ、キーライムパイ、ミシシッピマッドパイなどと並ぶ代表的なご当地ケーキのひとつです。
ニューヨーク・チーズケーキの特徴といえば、クリームチーズたっぷりの濃厚な味、そして砕いたクッキーで作るボトム。クッキーはグラハムクラッカーが定番ですが、私は家にあったLotusのカラメルビスケットを使いました。オレオで作ると黒いボトムになります。
ふわふわのスフレタイプのチーズケーキもおいしいですが、私はこのどっしりとしたチーズケーキが大好きです。