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京急油壷マリンパーク

2017年07月24日 | おでかけ

三連休の最終日、数十年ぶりに京急油壷マリンパークを訪れました。子どもの頃に行って以来で、すっかり記憶の彼方にありましたが、最近SNSで度々目にすることがあって気になっていたのです。ちょうどこの日の朝、公式アカウントの3割引クーポンを受取ったので、思い立ってでかけてみることにしました。

場所は三浦半島の南端、三崎港や城ケ島の近くです。都内から横浜横須賀道路・三浦縦貫道路を経由して、行きは渋滞で2時間近くかかりましたが、帰りは1時間ちょっとでもどってこれました。素朴な海と緑豊かな三浦の自然にほっとする、気持ちのよいドライヴになりました。

来年開園50周年を迎えるという油壷マリンパーク。レトロといっていい水族館ですが、とにかくたくさんのお客様でにぎわっていてびっくりしました。近くに八景島シーパラダイスや、新江ノ島水族館という強豪があるのに、なかなかの健闘ぶりです。その人気の秘密はハードの老朽化をカバーする、ソフト面での努力にあると訪れてみて感じました。

まずは一番目当てのペンギン島へ。日本の水族館はフンボルトペンギンが多いですが、ここにはめずらしいキタイワトビペンギンがいるのです。最初の9羽から繁殖に成功し、今は約40羽もいるそうです。目の上の黄色い羽飾りが個性的でかっこいい♪ 羽毛がまだらに残った子どもペンギンもかわいかったです。

さすがの暑さで、よしずの陰に隠れているペンギンが多かったですが、元気に泳ぐ活発なペンギンたちの姿を見ることができてよかったです。間にガラスがなく、間近で観察できました。

屋内大海洋劇場ファンタジアムでは、ミュージカル仕立てのイルカとアシカのショーを見ました。日本の昔話を取り入れた子ども向けのストーリーながら、脚本がうまく練られていてラストのオチもあり、感心しました。もちろん、息のぴったりあったイルカのパフォーマンスもすばらしかったです。

お話の進行役を務めるのは、ペンギンの着ぐるみをきたペン太郎。どことなく野球のヤクルトのマスコット、つば九郎に似ています。立ち見が出るほどの盛況で、子どもたちも大興奮でした。

DJアシカが登場♪ ピアノを上手に弾くアシカくんもいました。算数の得意なアシカくんは、最後の問題はどうやって答えがわかったのか...う~ん、不思議です。

展望台から鎌倉方面の眺め。この日は薄曇りでしたが、お天気がいいと富士山や伊豆諸島も見えるそうです。

水槽は、特にサメのコレクションがマニアの間で定評があるようです。沖縄の美ら海水族館から出張?異動?してきている魚たちもいました。上は美しいミノカサゴ。回遊水槽も大迫力でした。

かわうその森では、ビオトープが再現されているほか、泳いだり遊んだりするカワウソたちの姿をつぶさに観察することができました。動きや表情がかわいくて、いつまで見ていても飽きません。写真もたくさん撮っちゃいました。

じゃれ合うあずきちゃんと、あられちゃん(どちらもメス)。

予約制で、イルカやペンギンはじめ動物たちとのふれあい体験など、いろいろなプログラムが用意されているようです。詳細は公式サイトをチェックしてみてください。

 

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