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鶏肉のバスク風 & 鶏肉とじゃがいものタイム焼き

2017年07月23日 | 料理

最近作った鶏肉を使ったお料理から2品。まずはフランス人留学生から教えてもらった「鶏肉のバスク風」です。

フランスのスペインとの国境にまたがるバスク地方のお料理。鶏肉をトマトやパプリカといっしょに煮込んで作ります。いろいろなレシピがありますが、今回教えてもらったのは、鶏肉を別にフライパンで焼きつけて、野菜のお鍋に加えるというやり方で、こうすることで鶏肉の脂が入らず、さっぱりとした仕上がりになりました。

お鍋でにんにく・たまねぎ・パプリカを順にオリーブ油で炒め、そこにトマト・グリーンオリーブ・塩こしょうを加えて煮込みます。フライパンで表面を焼きつけた鶏肉を加えてさらに塩こしょう。

エルブドプロヴァンス(ハーブミックス)、ベイリーフ、白ワインを加えて、さらに煮込んででき上がり。

トマト缶を使うレシピもありますが、完熟の生のトマトを使う方が断然おいしい。煮込むうちにトマトは原形がなくなりますが、トマトの水分と旨味が凝縮された、夏にぴったりのシチューになります。

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使いかけのタイムの枝があったので、全部入れて「鶏肉とじゃがいものタイム焼き」を作りました。ル・クルーゼのレシピ本にあるお気に入りのお料理です。

あらかじめ、塩を強めにふった鶏もも肉の皮側をフライパンで焼きつけておくと、香ばしい仕上がりになります。

ル・クルーゼに一口大に切ったじゃがいもを並べて塩こしょうし、オリーブ油をたら~り。その上に皮を焼きつけた鶏肉をのせ、タイムの枝をたっぷりのせて、お鍋ごとオーブンに入れます。お鍋にあらかじめオーブンペーパーを敷いておくと、焦げつく心配がありません。

200℃のオーブンで30分ほど焼いたらできあがり。

シンプルなフランス家庭料理ですが、お鍋ごとオーブンで焼くことで旨味が閉じ込められ、おいしくいただきました。

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この日は冷蔵庫の野菜を整理。いつも残っている野菜に応じて、ラタトゥイユ、ミネストローネ、けんちん汁など作りますが、この日はピクルスやマリネを中心に作りました。

赤キャベツのマリネと、キャロットラぺ、セロリのピクルス、レモンのはちみつ漬け。サラダやつけあわせに加えたり、レモンはソーダで割ったりしていただきます。冷蔵庫にこういう常備菜が並んでいると、うれしくてにんまりしちゃいます。

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