京都旅行記(2023・秋)の続きです。これまでの記事はこちら。
1.京都旅行記(2023・秋)京町家ランチと、圓通寺の庭園
2.京都旅行記(2023・秋)先斗町寿司よし乃
3.京都旅行記(2023・秋)ブーランジェリー 進々堂の朝食
2日目は、進々堂さんでボリュームたっぷりの朝食を楽しんでから、ホテルをチェックアウトし、京阪電車とJR奈良線を乗り継いで、宇治に向かいました。というのも、息子が宇治にどうしても食べて欲しい担々麺のお店があるというので。
担々麺が、旅行のメインイベントというのも変ですが、息子はこの日のためにわざわざ予約を入れてスタンバイ。ついでに平等院に行ったことがないという夫のために、あわせて平等院に行くことになりました。
JR宇治駅の前には、茶壷の形の郵便ポストがお出迎え。宇治といえば平等院、そしてお茶どころ。駅から平等院に行く参道に伊藤久右衛門、中村藤吉、福寿園をはじめ、歴史を感じるお茶の名店が軒を連ねています。
こちらは中村藤吉本店です。中庭には黒松の巨木、ショップは伝統とモダンがセンスよく融合した、とてもすてきなお店でした。なんといってもお茶屋さんの、お茶を焙煎する香りが大好きなんです。
子どもの頃、近くのお茶屋さんの前を通る度に、いい匂いだなーとくんくんしたことを思い出しました。参道にある別のお茶屋さんで、まとめておみやげを買い求めました。
平等院の横を流れる宇治川です。これは屋形船でしょうか。風情がありますね。この日はイベントで舟のレースが開催されていましたよ。
柔らかなグラデーションの紅葉がとてもきれいでした。
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この後、20分くらい歩いて、息子のお勧めのまぜそば屋さん、晴耕雨読 さんにお昼を食べに行きました。
お店のホームページを見ると、意識高い系という感じですが、見た目はどこにもありそうな、こじんまりとしたラーメン屋さん(失礼)で、ご年配のご夫婦が2人で切り盛りしています。私は看板メニューの汁なし担々麺をいただきました。
フェットチーネ風の平打ち麺に、花椒(ホアジャオ)のよく効いた肉そぼろと、ナッツ、たまねぎなどの野菜がのっていて、びりりと痺れるような辛さが刺激的。香ばしいナッツがまろやかさを添えて、とてもおいしかったです。
ただ、量が私には多すぎて、がんばったのですが、3分の1ほど残してしまいました。汁なし担々麺は好きなのですが、残さず食べたことがありません。小盛りがあったらうれしいのですが、申し訳なく思いました。
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この後再びもどって、今度は平等院に入りました。
この頃には雨がポツポツきて、あいにくの空模様でしたが、鳳凰堂の美しさは変わりません。平等院については、以前記事にしているので、今回は説明は省きます。
【過去記事】宇治 平等院 (2018-05-15)
今回もミュージアム鳳翔館に入りましたが、雲中供養菩薩像はやっぱりかわいいなーと思わず顔がほころびました。こちらで今回の旅行記はおしまいです。長々とおつきあいくださり、ありがとうございました。