世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

「区議会議員って何をしているの?」がわかるブログです。議会報告、議員活動、趣味・日常・プライベートもアップ!

予算委員会(福祉保健)

2006年03月18日 | 議会報告
(今日の夜食:きゅうり・セロリ・トマト・パプリカ・ベビーリーフ・エリンギのオリーブオイル炒めのサラダ with サクランボ・ティー)

17日は「福祉保健領域」の質疑が行なわれました。

この領域は他に比べると、女性の答弁者(行政の管理職)が一番多いです。ちなみに、予算委員会に出席している女性管理職の人数&割合は以下の通り。

■総括質疑 34人中5人 (14.7%)
■企画総務 32人中0人    
■区民生活 41人中6人 (14.6%)
■福祉保健 39人中10人(25.6%)
■都市整備 33人中2人 (6%)
■文教    17人中2人 (11.7%)
■補充質疑 34人中5人 (14.7%) 

また、この領域(民生費)が、世田谷区の一般会計の中で最も多く(約3割)予算をとっています。

10年前(平成7年度の決算額)と平成18年度当初予算を比べると、一般会計全体で歳入が178億6400万円減っていて、民生費、職員費、環境費の割合が増え、土木費の割合が半減、という特徴があります。

 【平成18年度予算】  【平成7年度決算】
 2148億1900万円   2326億5500万円 
■民生費 29.4%   26.0%
■職員費 23.6%   20.9%
■環境費 4.2%   (“その他2.1%”の一部だった)
■土木費 12%    24.2%

一般会計の他に、4つの特別会計がありますが、「中学校給食費会計(2億3200万円)」以外の3つの会計(「国民健康保険事業(675億6700万円)」「老人保健医療(589億400万円)」「介護保険事業(372億7000万円)」)も、この福祉保健領域に入ります。すごい金額ですよね。

区の歳入も国や都からの補助金も減っている中で、今後、福祉をどう位置づけ、どう支えていくかが問われている・・・と切実に感じた委員会でした。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

予算委員会(区民生活)

2006年03月17日 | 議会報告
16日は予算委員会の区民生活領域の質疑が行なわれました。

私からは、「ごみ減量&資源化の具体策について」と、昨日の日誌でお伝えしましたが「海外姉妹都市交換留学生のホームステイ受け入れ条件を無くすべき」ということについて質疑をしました。

やはり“ごみ”に時間がとられてしまい、“これからの国際交流のあり方”の質問は残ってしまいましたが、交換留学生を希望する条件については、“その条件はおかしい”と、場内でみんなが頷いている雰囲気がありました。

相手(姉妹都市側)があることなので、「今すぐ変えます」と答弁できないことはわかりますが、行政としても今後は考えてくれることでしょう。

写真は、「プラスチック類のごみは切り刻めばこれだけ減らせる!」ということの証明です。予算委員会で実際に紹介したら、委員会室全体から“へぇ~!”という反響がありました。

「生ごみはぎゅっとひと絞り!」
「プラスチックは切り刻む!」

これを標語にして下さい!(笑)と言ったのですけれど、ホント、そうなんですよ それをやるだけで、ものすごい減量、減容(かさを減らすこと)ができて、収集・運搬車の台数も減らすことができ、①税金のムダ②環境負荷(CO2の排出量)の両方が削減できます みなさんもぜひやってみて下さい。

この他にも、“雑紙(ざつがみ)”を資源に出しやすくするよう、雑誌にはさむ、というやり方を変えて、武蔵野市でやっているように雑紙を専門に集めるよう、ルールを変えるべき!と提案しました。

菓子箱やティッシュの箱、薬や割り箸の袋、カタログ、封筒などを雑誌にはさんで出している人がどれだけいるでしょうか?出せることすら知らない区民が多いでしょうし、知っていてもなかなかやりにくいと思います。

紙袋やレジ袋に入れて出すことができれば、可燃ごみに混ざっている雑紙の資源化率は大幅に増えると思います。(私は集団回収に参加しているので、ほとんどの紙類を資源に出しています。紙袋で出せるのでとても便利です)

「田中さんのアイディア、すごくいいですね!」
「プラスチック、あんなに減るのね!」
「主婦ならやるわよ。紹介すべきね!」
「今日の田中さんの質問、ヒットでしたね~!」
と、色々な方(議員、区の幹部職員、傍聴に来て下さった方等々)から声をかけていただきました。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

姉妹都市ウィニペグ市の交換留学生

2006年03月16日 | 議員活動
世田谷区には3つの海外姉妹都市(カナダ・ウィニペグ市、オーストリア・ウィーン市・ドゥブリング区、オーストラリア・バンバリー市)があり、様々な交流をしていますが、その一つであるカナダ・マニトバ州ウィニペグ市から、今、交換留学生として16名の中学生と引率の先生3名が来日しています。

15日の午後、世田谷区議会の表敬訪問があり、各会派の代表と姉妹都市の調印式に(現地で)出席した議員などが議場で出迎えました。(写真:最前列中央左のベージュのジャケットが私です)

代表の先生は日本語で挨拶され、生徒たちも日本語で自己紹介。受け入れ先の区立中学校の生徒たちも参列していましたが、生徒代表挨拶は英語で行なわれ、インターナショナルな雰囲気でした。相手国の言葉を尊重するって、いいことですね。

実は、今日(16日)の予算特別委員会では、この“姉妹都市や国際交流のあり方”について質問する予定です。

というのは、交換留学を申し込むには「相手先の生徒をホームステイで受け入れられること」という条件があるのです。それって、ホームステイを受け入れられない家の子どもは最初から権利がない、ということなんですよね。公教育が行なう事業なのに、ちょっとどうなの?と、前々から疑問を感じていました。というわけで、今回、その条件を無くすべきでは?と、質問に取り上げようと思っています。

その前に“ごみの減量と資源の徹底分別”について、詳細な質疑をするつもりなので、時間が足りるかどうかわかりませんが・・・。今回、ごみ関連では、とても有効な減量・減容作戦をご紹介するつもりです。

今(16日午前1時)、まだ、質問原稿と格闘中です。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リュウ・ウェイさん講演会

2006年03月16日 | お知らせ
15日の「区のお知らせ」、ご覧になりましたか?色々な情報が出ていますので、ぜひじっくり見て下さいね。

その中のひとつに、ヴァイオリニスト・劉薇(リュウ・ウェイ)さんの“講演会とミニ演奏~文革を生き抜いた父の愛とヴァイオリンと私”が出ていました。(チラシはこちらをクリックして下さい)

3月27日(月)午後2時~4時、世田谷区民会館集会室にて。申し込み不要、参加費無料、先着230名です。(問い合わせは世田谷市民大学事務局:03-3412-0300)

私も行きたいと思っていたのですが、その日も予算委員会で朝から夕方まで委員会室に缶詰です。残念・・・。

劉薇さんは日本語がとても上手で、体験話にはいつも心を打たれます。お時間のある方はぜひお出かけ下さいね。


                          


田中優子のホームページ2005年までの活動日誌、毎月更新のショートエッセイ議会質問女性と医療プロフィールよくある質問にお答えします、e.t.c.)もぜひご覧下さい★



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

予算委員会(企画総務)

2006年03月15日 | 議会報告
(予算特別委員会の座席表。委員長:原田委員、副委員長:竹村委員&小泉委員。私は今回は一番前の席)

14日(火)、予算特別委員会二日目、企画総務領域の質疑が行なわれました。

「企画総務」というのは、私が所属している委員会ですが、政策企画、財政、行政改革、人事、研修、地域行政、情報政策などを取り扱うところで、いわば区の中枢を担っているともいえる領域です。

今日、つらつらと理事者席(答弁者=行政の管理職の方々)を眺めていたところ、女性管理職が一人もいない。(途中で、区長室長が参考人招致で?答弁席に着きましたが、通常のメンバーには女性は一人もいません)

この分野にも、女性管理職がいてほしいなぁ、と感じました。

ウチの会派は、おおば正明幹事長が「地方自治法の改正をにらんで」の質疑を行ないました。情報先取りで、みんなが知らないことを質問する実力派の議員だけあって、いつも視聴率はダントツ!すごいなぁ~と思います。

ところで、みなさん、花粉症、大丈夫ですか?私は目がかゆくてかゆくて‥‥

睡眠不足で眠いのも確かですが、何しろ、かゆいしはれぼったいし、しょぼしょぼするし‥で、目を開けていられない、のです。目をつぶるとますます眠気が襲ってくるし‥‥ホント、つらいです。

富永さなえ議員が目薬を貸してくれたのですが、充血した赤目は治ったけれど、かゆみは治まらない‥‥。早く花粉の時期が終わらないかなぁ!!(まだ始まったばかり、ですね、笑)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

予算委員会(総括質疑)

2006年03月14日 | 議会報告
  (今日の夜食:金柑のシロップ煮)

13日から予算特別委員会が始まりました。初日は区長が答弁者として出席する「総括質疑」。(区長はこの「総括質疑」と最後の「補充質疑」にだけ登場します)

私からは「世田谷区のよい住環境を守るために」ということで、
■都市の人口の適正規模を意識した政策(住宅政策)を考えよ
■世田谷区の人口推計をマクロ分析ではなくミクロ分析で考えよ
■建築基準法を上回る区の条例に実効性を持たせよ
という内容で質疑を行ないました。

熊本区長から、「国分寺崖線は世田谷の緑の生命線。だから保全条例を制定した。区民周知をはかりたい」との答弁がありました。

また、「斜面地における建築物の制限に関する条例」については、建築基準法施行令の改正(第52条2項の施行)により、地盤面を明記することができるようになったのだから、世田谷区の条例もそのように改正すべきである、という質問に対して「検討課題とする」という答弁が得られました。

行政用語はわかりにくいものがあるのですが、これは「課題と挙げて検討し、その結果必要があれば何らかの手立てを打つ」ということらしいですから、十分手応えのある答弁と言えます。

だって、当然ですよね?法律に基づく条例化が可能となっているのですから、より明確なものに変えるべきであることは、当たり前のこと。世田谷の緑と環境を守るための条例なのですから。


それにしても、時間がなかったなぁ・・・。

たった10分のためにどれだけの時間を費やしただろう?必死に書いた原稿も最初のものは半分以上捨てて、書き直したものも長過ぎて3分の1は削除・・・。

木曜日の「区民生活」領域は、31分間全部一人で担当するので、もう少し十分な質疑ができると思います。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日から予算委員会が始まります!

2006年03月13日 | 議員活動
世田谷区議会、予算特別委員会が今日(12日)から始まります。

私は初日の今日「総括質疑」において、小泉たま子議員と時間を分けて、「世田谷の住環境を守るために」という質疑を行ないます。

午後4時30分ごろから(約10分間)です。インターネットによる生中継はこちらです。ぜひご覧になって下さい。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

女性のための政治スクール・第2回(報告その2)

2006年03月13日 | 視察&勉強会
(写真:第2部、鷲尾悦也氏の講演)

昨日の、役に立つけれど“大ショック!!”・・・な話、「報告」の続き(その2)です。

佐々淳行氏の講演の中で明らかにされたことで、大ショック!だったこと。それは・・・

公には語られないけれど、阪神淡路大震災の時、避難所でのセクハラ、レイプが何件もあったそうです。本人も親も自治体もみんなが隠しているけれど・・・。

そんなことがあるんだ・・・。男性も見てみぬふり、なのだそうです。

佐々さん曰く「男たちはみんなで集まって自警団をつくって女性を守らなければ!災害に便乗していたずらをしようとしている奴らをやっつけなければいけない!」と。

(ここで、「“男女共同参画”は男女が同じってことでしょ?だったら男に守ってもらおうなんて考えないでしょ?」なんていう人、いませんよね?“暴力”という力が男女同じわけはないのですから。“社会的な(待遇や機会、可能性における)性差”をなくそうというのが“男女共同参画”の考えであって、男女が生まれ持った筋力の差、力の差を否定するものではないのですから)

これは、もっと公にして、注意を呼びかけなければ。そういうことがわかっているなら、前もって予防措置をとらなければ!と思いました。


他にもいくつか、災害時のお役立ち情報。
■車のジャッキを使えば、生き埋めになってしまった人を助けることが出来た。
■逃げる時は電気のフレーカーを降ろすこと!阪神淡路では電気が原因の突然の発火による火事がたくさんあった。
■車のキーは残しておく!路上の車が邪魔で緊急自動車や支援物資の車が通れなかった。

こうした数々の教訓が何も伝わっていない!ということは大問題ですね。

さらに、震災体験者のHPによると、
■枕元に懐中電灯、靴、帽子、めがねを置いておく。

懐中電灯、靴、めがねはわかるけれど、帽子?って思いませんか?それは、夜中だと髪の毛がぼさぼさだったりして、大勢の人が集まる避難所では気が引けるのだそうです。帽子で隠せると大分気分的に違う、ということ。結構そういうことがストレスになるものなのかも。体験者だからわかること、だと思いました。


このほかにも、女性たちが地域でどんな危機管理ができるか?どんな危機管理が必要か?という具体的なアドバイスが聞けたことも大きな収穫でした。まず子どもの安全を確保すること、子どもを守ること、が大事だと。

そこには、空き交番の問題も出てくるのですが、日本の警察官の数は、諸外国に比べてとても少ない、ということがわかりました。

警察官一人に対しての国民の数(2002年)は、
アメリカ 355人
イギリス 337人
ドイツ  312人
イタリア 279人
フランス 275人
日本   561人
で、日本の空き交番の数は、5ヶ所に1ヶ所だそうです。

先日の会派の代表質問でも、世田谷では烏山に警察署が必要、と述べたところですが、安全安心な街にするには、市民の力で地域を守ることももちろんですが、警察署や交番がしっかり機能してくれないと・・・と思いますよね。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

女性のための政治スクール・第2回(報告その1)

2006年03月12日 | 視察&勉強会
先月から始まった『女性のための政治スクール第12期』ですが、私は今月(11日)からの参加です。

■第1部「自治体の危機管理」佐々淳行氏(元内閣安全保障室長)
■第2部「日本経済の行方と労使関係の今後」鷲尾悦也氏((財)全労協会理事長)

実は、今期の政治スクールは選挙直前の1年でスケジュール的にも厳しいし、申し込むのどうしようかなぁ ・・・と悩んだのですが、他の自治体議員と1ヶ月に一度ぐらい会いたいよね、ということで申し込みました

しかし・・・!今日の第1部、佐々淳行さんの話が聞けたことで「申し込んでよかった!!」と、大満足。

というのは、私は、有事法制、国民保護法など、疑問だらけの法律の制定を見るにつけ、この国は一体どうなってしまうのだろう?(共産党や社民党が言っているように、戦争ができるように、戦争をするために動いているのだろうか?)と、それはもうめちゃくちゃ危惧し暗澹たる気持ちでいた、というのが正直なところでした。

・・・が、今日の講義で何がわかったか、というと、法の使い方をこちら(国民)が決めればいいのだ、こちらが解釈すればいいのだ、ということに気づいたこと、です。有事に対する備え(危機管理)は必要でしょう。(でも備え以上のことをしてはいけない)

特に、トリアージ(治療する人の優先順位をつけること)の必要性について、具体例を挙げての話があり、参考になりました。

「1995年1月17日、アメリカと日本(神戸)で、わずか1時間ぐらいの差で、同じ規模の大地震が起こった。けれど、死者の数は、アメリカが64人、日本は6434人。この差は、トリアージを取り入れたかどうか、ということも大きく影響している」というのです。

トリアージでは、医者が4種類のタッグを負傷者にかけていくのですが、黒=死亡、赤=最優先で手術・治療をする人、黄色=赤の次に治療する人、緑=軽傷、病院には行ってはいけない人、自分で治せる人、という具合です。

でも、この識別がないと病院では先着順に治療をせざるを得なくなり、比較的軽傷な人が一番先に病院に殺到し、優先的に助けるべく重症な人を死なせてしまう、ということになってしまうのです。

しかし、黒のタッグをつけた人がまだ生きていた、とか、見た目では重症の程度が正しく判断できなかった、ということもあるので、このトリアージ制度の導入は医者がまずやりたがらない、など、難しい問題もあるようです。

このほかにも、役に立つけれど“大ショック!!”・・・な話がありました。(“報告その2”に続く)



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本会議・中間議決

2006年03月11日 | 議員活動
  (帰り道に見つけた“夜空に映える梅の花”)

3月10日、61年前の東京大空襲の日。10万人以上の犠牲者が出たと言われています。

この日は区議会第1回定例会の中間議決の日でしたが、始まる前に全員起立して黙祷をささげました。

“この日本の平和がずっとずっと続きますように。世界中の様々な紛争が少しでもなくなりますように、あらゆる知恵を出し合い日本が二度と戦争をしなくてもすむような平和外交を築くことができますように”と心の中で祈りました。それを実現するのが我々政治家の仕事でもある、と思いながら・・・。

引き続き、各委員会で審議された“議案の審査結果”について、それぞれの委員会の委員長から報告され、議場にて賛否が問われ、最終決定がなされました。

今議会に提出されている82の議案のうち、予算関連の5つの議案を除く77の議案が、すべて賛成多数で可決されました。(予算関連の議案については、これから開催される“予算特別委員会”に付託されています)

ウチの会派「せたがや政策会議」は、議案第20号「職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」に反対しました。3月7日のブログにも書きましたが、この議案には「東京都から身分を切り替えて区に移管される清掃職員の給与のことが含まれているが、同じ職場の中で、同じ身分でありながら、手当てが加算される職員がいるとなると、組織としておかしなことになると危惧される」のが反対理由です。


昨日の本会議は最後が盛り上がりました。“国民保護法を受けて設置することが義務付けられている国民保護計画と協議会関連の条例”をめぐり、反対意見と賛成意見が激突。とてもわかりやすい両極端の意見が聞けて、非常に興味深かったです。


夜は、下北沢にて毎月第二金曜日に開催されている「世田谷フォーラム」に出席。区民の皆さんが中心となって主宰している勉強会、意見交換会です。今日は今話題の民主党の偽造メール問題を中心に、民主党のこれから、日本の二大政党制の是非、今後脅威となるのか?中国の現状、等々について話し合いました。

議員は、私のほかに、増田のぶゆき議員と富永さなえ議員が参加していました。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

予算委員会傍聴のお知らせ

2006年03月10日 | 議員活動
田中優子の予算委員会での質疑の時間は以下の通りです。お時間のある方はぜひ傍聴にお越し下さい。(世田谷区役所第2庁舎4階です)

議会の生中継もしています。こちらからどうぞ

■3月13日(月)16:30~16:45「総括質疑」
 よりよい住環境保全のために
■3月16日(木)11:10~11:45「区民生活」
 プラスチックごみの減容と紙資源の分別について
 これからの国際交流のあり方について 
■3月23日(木)16:40~17:10「文教」
 命の大切さを学ぶこと、他

※質問内容は予定ですので変更の可能性もあります。また質問時刻も早まることがありますので早めにいらして下さい。(パソコンの方は早めにスイッチをオンにして下さいね)

予算委員会は、議場での質問と違って、委員会室で一問一答形式なので、リズムがあり、見ていて面白いと思いますよ。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

区立中学生の放火事件

2006年03月10日 | 心の健康&自殺対策
今日は別のことを考えていたのですが、これだけ報道されてしまうと触れないわけにはいかないかな・・・と悩み、悩んだ末のブログとなりました。

区立中学校の2年生が、自宅に放火し、生後2ヶ月の妹が死亡、両親も火傷で重症を負い、本人は逮捕される、という悲惨な事件が起きてしまいました。

まだ原因など詳細はわかっていませんが、その中学生は、家庭の事情が複雑で心が満たされた状況にはなかったであろうことが言われています。

中学生の子どもを持つ親として、とても心が痛みます。

その、そこまで追い詰められて事件を起こしてしまった中学生も、ある意味被害者なのかもしれない・・・と、かわいそうだと思いますし、生後2ヶ月の赤ちゃんを自分の子どもの犯行で失ってしまった親の気持ちを考えたら、どうにもいたたまれません・・・。

昨日は、区立保育園の園外保育中に園児を溺死させてしまった事故(平成16年11月)の関係者の処分についての報道もあり、世田谷関連のニュースは暗いものばかり。残念な気持ちになっています。


言い訳ではありませんが、この事件のために、あちこちから連絡があったり連絡したり、テレビのニュースにずっと貼りついていたり、で、ものすごい時間を消費してしまい、予算委員会の質問原稿に手をつけられず深夜となってしまいました。(ああ・・・)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オウム問題・防犯・災害対策特別委員会

2006年03月09日 | 議員活動
(新宿ルミネ・地下2階にあるKnit cafe の“マンゴー&バナナジュース”)

8日(水)は、4つの特別委員会が同時開催されました。

私が所属している「オウム問題・防犯・災害対策特別委員会」では、3つの議案の審査が行なわれました。

議案第79号「世田谷区災害対策条例」に対しては“修正案”が出されたため、たっぷり1時間かけて審査をしました。結局、修正案は否決、原案が可決されました。(“修正案”と言っても、内容は”原案”と同じで、文末の表現だけ直したものでしたが)

この「災害対策条例」は、ウチの会派「せたがや政策会議」がいち早く「震災に備えよ!減災の考え方を取り入れよ!」と議会質問で取り上げ、その後、全会派一丸となって行政に対策を迫り、昨年9月には世田谷区でも水害にも見舞われてしまった経緯もあったため、“総合的な災害対策”としての条例制定の運びとなったものです。

ですから、ウチの会派としてはこのような条例の必要性を感じているので、(原案に)賛成という立場です。

正式に決定するのは、10日の本会議(中間議決)日ですが、震災はいつ来るかわかりません。一人ひとりがまず危機管理能力を高め(自助)、元気な人が他の人を助ける(共助)、という関わりが必要です。

“私たち市民もそういう責務を負っている”ということをどれだけ認識できるか?が、災害を減らすこと=減災につながり、早期復興にもつながるものだと思います。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「司法における男女共同参画」シンポジウム・報告その2

2006年03月08日 | 男女共同参画
(今日の夜食:手作りアップルパンケーキ with いちごソース&メープルシロップ)

昨日のシンポジウムの報告の続き。以下は質疑の時間のやりとりです。

Q「男女共同参画が進むと、男性の既得権が奪われる、とか、男性が損をする、というような感覚を持っている男性が結構いると思いますが、では、男性にとってのメリットはあるのでしょうか?」(育児休暇をとったことがあるという男性弁護士)

A「育児休暇をとっていかがでしたか?大変だけど子育てに参画できたことで、子どもがこんなにかわいいい、子どもと関わるのは楽しいと実感できたのでは?そういう男性は、娘が大きくなった時に“お父さんのパンツを割り箸ではさむ”なんて扱いをされることはないでしょう」

A「子育てが終わったあとの夫婦二人だけの生活は20年も残っています。それをどう過ごすのか、ということをもっと真剣に考えておいた方がいいです。男女共同参画を理解できる男性は、熟年離婚を言い渡されることはまずないでしょう」


Q「男女共同参画社会が進み、妻の方が夫より社会的地位が高くなったら、夫婦でうまくいかなくなるのでは?」

A「スウェーデンでは、男性も女性も経済的に自立していますから頼るということはほとんどないです。もし社会的に地位が高い妻を持っていたら、スウェーデンの男性は自分がその女性の夫であることを誇りに感じていると思います」

A「妻が夫に経済的に頼っている関係だったら、夫に稼ぎがなくなったら、リストラでもされたら、もうその夫は要らなくなります。お互いが経済的にも生活的にも自立していて頼る必要がない、でも一緒にいる。一緒にいたい。というのはそれだけ愛されている、という関係だから。それってすてきですよね」

・・・これは質疑の一部ですが、本質的なことが相当含まれていると思います。


男女共同参画社会の推進は、男性にとってもいい社会。生きやすい社会。個性が認められる社会。自分ひとりで頑張らなくてもいい社会。

EUでは、世界の中で競争力を発揮するために“すべての人の能力を十分に生かすこと”を戦略としている。だから男女共同参画社会の実現が必要なのだ、ということです。

日本にはどうしてこんなに大切で当たり前のことを、“誤解してバッシングする人”がいるんでしょ?!男女共同参画の本来のプラスの意味がきちんと伝わって、みんながいいイメージを持てるようになるといいな、と思います。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「司法における男女共同参画」シンポジウム・報告その1

2006年03月08日 | 男女共同参画
7日(火)は、関東弁護士連合会主催のシンポジウム「司法における男女共同参画~その条件づくり~」に行って来ました。

■基調報告「司法における男女共同参画の現状と課題」
■パネルディスカッション
 内閣府男女共同参画局局長:名取はにわ氏
 持続可能なスウェーデン協会日本代表:レーナ・リンダル氏
 新東京法律事務所弁護士:相澤光江氏
 専修大学法学部教授:神長百合子氏

夕方6時~終了予定の8時半を超えての勉強会でしたが、内容がとても充実していて、あっという間の2時間半でした。

弁護士会といえば、最も人権が尊重されている世界であり、男女平等が一番進んでいる世界だろう、と誰もが想像しますよね。

・・・と、と、ところが!ついこの間まで、日弁連の人権大会の後に開催される親睦パーティーの席にはコンパニオンが呼ばれ、女性弁護士たちからやめるべきだと指摘されたということ。

さすがにその大会では呼ばれなくなったけれど、未だ、地方のパーティーなどでは「コンパニオンを呼ぶのは当たり前。何でいけないの?職業差別するの?」という感覚だとか。(そういえば、某議会の某会派の視察でも、食事の時間にはコンパニオンを呼んでいるところがあったっけ・・・)

意外と法曹界もまだまだ、のところがあるんですね。今日は男性の参加者もたくさんいたことですし、今後とも、ぜひ頑張っていただきたいです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本ブログ村バナー

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
にほんブログ村