

れんちょうくんのまなーこうざ、と、読みます。その中のエピソード。
数年前に描いたお盆の話。
日蓮宗の機関誌に連載したもの。(あれ?ブログに載せちゃっていいのかな?)
当初は子ども向けにマナーを教えてください,という依頼。
「マナーはこちらが教えていただきたいくらいですし、仏教の宗派の事などまったくわかりません。」と申し上げたら,
「いいえ,その方が良いんです。誌面が堅いので、もう少し柔らかくしたいのです。若い方にも読んでもらいたいので。」というお返事でした。
ただあまり唐突なのもイカンだろうと、こちらの開祖の日蓮上人を子どもにして、全く想像でお父さんと,お母さんのキャラを作り、友だちをいれて、あれれ、結局行き着くところはゆるゆるのご家族漫画に…。
若い方たちが読んでいるかどうかはともかく、担当さんに助けられながら、おかげさまでなんとかかんとか、続けています。(M谷さん、S条さん本当にありがとうございます。)あ、蓮長って、日蓮さんの修業時代の名前ね。子どもの時は善日麿(ぜんにちまろ)っていったらしいけど、ゴロが良いので蓮長くんに、なりました。
この回はわたしにとって、ちょっと記憶しておきたいことがいろいろいろいろ終わったあと描いた記憶があります。
私的には、これを見ると当時のあれこれが走馬灯のように…
…なんちゃって、あはは。
お盆の間には、亡くなった方の魂がお家に帰ってくるといわれています。
こちらへお迎えし、共に食事をし、語らい、そしてふたたびあちらへ見送る。
今年はことさら、祈らずにいられません。
おかえりなさい。
おかえりなさい。
そう言ってお迎えしたいものです。