横浜焼売(シウマイ)物語2024

2年ぶり再開。ハマっ子のソウルフードは崎陽軒のシウマイ。漫画書き柴犬溺愛。落語らぶ。晴れ時々ランニング、更新随時

もろびとこぞりて

2012-12-24 | 日常茶話
近所の幼稚園のクリスマスディスプレー


礼拝堂の入り口に、慎ましく飾られていました。

ながめていたら、幼稚園の頃のクリスマスのことを思い出しました。
私はこの幼稚園の卒園生です。
キリスト教プロテスタント系の幼稚園でして、毎年この時期になるとクリスマス礼拝と年長さんのクラス別クリスマス寸劇の発表がありました。
まあ、いわゆるキリストの誕生をちょっとした劇にするわけですが、当然女の子たちはみんなマリア様が演りたい。
で、30人ほどの年長さんクラスの内、約半数が女の子なので当選確率は15倍というわけ。
「わたしがやる!」「わたし!」「せんせい、わたしもやりたい」
今なら、公平にというわけで全員マリア様と言う想像を絶する演出もあり?なのでしょうが
当時の先生は偉かった。
「他の役もないと劇はできませんよ」と言って、ひたすら待ったのです。
ところが年長さんといってもほぼ6歳児。ぎゃあぎゃあと大騒ぎ。
で、私ももちろんマリア様立候補組だったんですが、
子供心に、なんというかもう、面倒くさくなっちゃったんですね。
何よりもある事に気がついてしまったんですよ。
マリア様役って、ただすわって人形抱っこしているだけ?、と。

で、早々に戦線離脱。

3人の博士を、と思ったのですが、当時はしっかり男女の区別がありまして、これは男の子のみに許された役。
あとほかで目立つとしたら、後ろで歌う聖歌隊じゃあありませんか!!

というわけで、当日はでかい声(笑)で賛美歌を歌いました。

実は…
馬小屋で生まれたこの赤ん坊が将来イエスキリストになったなんて、当時、まったくわかっていませんでした。
だって、十字架につけられた痩せっぽちのオジサン(失礼)とクリスマスに生まれてプレゼントをもらったこの丸丸とした赤ん坊が同一人物だなんて!!
大人が自分たちと同じ子どもだったなんて想像できなかったのと同じくらい不思議なことだったのですもの。


今なら
今だから?
キリストの誕生を祝う東方の三賢人、父ヨセフ、母マリア、そして羊飼いの少年が、小さい馬小屋に集うこのシーンは
子どもの誕生を祝うものとして、素直に感情移入できます。
それが救世主と言う大それたものでなくでも、命あるものが生まれるのは本当に尊い事だと思えるのです。


みなさん、メリークリスマス!!


___

さて、そんなぼんやりした子どもは、今年の会社の忘年会で友人ふたりとキャンデーズ(キャンディーズではありません)を結成。
「年下の男の子」を熱演??『かんとりー賞』という賞をいただきました♪