横浜焼売(シウマイ)物語2025

ハマっ子のソウルフードは崎陽軒のシウマイ。漫画書き柴犬溺愛落語らぶ晴れ時々ランニング、更新随時

花言葉は『返礼』、ハナミズキの季節

2013-04-14 | 横浜ラブ
ワシントンのポトマック河畔の桜は日本から送られたもの、という話はわりとよく知られています。
では、その返礼にアメリカから日本に送られて来たものがある、という話は意外に知られていません。

それは、ハナミズキ。

花言葉は『返礼』だそうです。

当時から100年。この時寄贈された桜の子孫が苗木として里帰り。
そのうちの一本が、野毛山公園のサンクガーデンの側に、ハナミズキの苗木と一緒に植樹されています。



こうして書くと簡単ですが、
日本の桜がアメリカ合衆国に根づき、返礼のハナミズキの苗が日本各地に接ぎ木され増えていくには、
大勢の善意の人たちの尽力と、時間が必要だったのですぞ。

彼らの代表が日本人の高峰博士とアメリカ人シドモア女史
高峰博士はあのタカジアスターゼの抽出に成功した科学者で実業家。アメリカ人と結婚して、活動拠点をアメリカに移し医学の発展に貢献しました。
シドモア女史(エリザ・ルアマー・シドモア)は、ジャーナリスト、写真家、地理学者で、実兄は合衆国の外交官でした。
彼女は親日家として知られ、生涯を日米交流に力を尽くされました。スイスで亡くなったあと、横浜山手の外国人墓地に埋葬されたそうです。

ハナミズキ(左)、シドモア桜(右)


うまく根づいてくれると良いなあ。

「シドモア桜100周年;里帰りを喜ぶ市民の会」公式ウェブサイトはこちら。http://nogehanahana.org/project/sidmore/about

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