@未来に残せる人類の足跡、聖書。やはり人間が生きる上で最も尊いものは人々が互いを敬い生きる為の道徳なのかも知れない。どの時代にも必ず貪欲な独裁者が生まれ、多くの犠牲者を葬り世界を、国家を滅ぼした史実がある。現代、最強兵器「核」を持った狂人が再びその世界を再現しようとしているのかもしれない。人間の醜い争いは「たった一人の貪欲な狂人」から始まるのだ。
「ザ・ウオーカー」
戦争によって文明が滅び人々が彷徨う近未来の予言映画。イーライ(デンゼル・ワシントン)は一冊の本を大切に毎日毎日読み、西に進めと天の声の導きに従って旅(Walker)を続ける。 そこにはこの本を永遠に残せると、だがその本を持ったものは世界を制覇できると信じ込んだ独裁者が現れ、イーライを狙う。そして拳銃で打たれ、その本も奪われる。だが、奪われその聖書はすべて点字で書かれており誰も読めずただのクズと化す。 重症のイーライは本が盗まれても西に歩き続け目的地に着くとそこで暗唱していた内容を書き取らせ、文章として世に残すことが完成すると、命絶える。
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