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国民への生活インパクトは政治家にとっては痒くもない『家日和』

2022-06-27 07:42:11 | 人生を「生かす」には
日々の生活そのものを描いた短編小説でも「夫の会社が倒産で失業」は家族世帯にとって危機だ。だが妻は元の会社に復帰、自然と夫は主夫となり、妻の家事仕事を理解するようになる。今後世の中は「専業主婦」という職業は諸外国と同じ様に無くなるかもしれない。その理由はここ10年ほど物価上昇はあれどサラリーが上がっていないことが起因する。日本はこの先更なる経済停滞から右肩下がり、少子高齢化で年金減、介護保険高騰など、一向に無能な政策ばかりで10年後も不安ばかり抱える国になることが恐ろしい。 経済低成長、賃金減、物価高、国民は生活の知恵を絞り出すが、政治家にとっては生活インパクトは痒くも無い 忙しいいのは如何に予算を使い切るかに悩む。
『家日和』奥田英郎
「概要」会社が突然倒産し、いきなり主夫になってしまったサラリーマン。内職先の若い担当を意識し始めた途端、変な夢を見るようになった主婦。急にロハスに凝り始めた妻と隣人たちに困惑する作家などなど。日々の暮らしの中、ちょっとした瞬間に、少しだけ心を揺るがす「明るい隙間」を感じた人たちは……。
ーサニーデイ
妻がオークションサイトを始めると周りからの賞賛を得る。買主からのお礼と、周りの主婦からの若返ったからのような讃美。ちょっとエスカレートして夫の骨董品をアップすると瞬く間に高値、だがそれは夫の持ち物で・・・
ーここが青山
倒産で失業、主夫となり妻と交代。妻は元の会社に復帰、主夫は料理から園児の世話、弁当作りなど忙しくなると周りからの応援もちらほら。「苦しい時こそ種をまけ」「人間至る所に青山あり」(ジンカン・セイザンと読む)
ー家においでよ
妻が引っ越して一人暮らしとなる夫。部屋はがらんともの寂しくなる。やがて独身の時の一人暮らしを満喫しようと部屋の家具、家電類を自分好みにオーディオも昔のCD, DVDを持ち込み思う存分男の城に変身。すると同僚が屯する様になりその一人の同僚夫婦に一悶着。
ーグレープフルーツモンスター
内職をし始めた妻が人が川田ようになる。それはそのパソコンで住所を入力する内職だが、持ってくる年下の筋肉男に魅力を感じ始めたのだ。夢にまで出てくるその男は品のない単純な青年だが、40近くになる妻は外出もしないことで、その男に色気を感じるようになったのだ。
ー夫とカーテン
営業マンの夫がまたしても起業したいと、今度はタワーマンションの近くにカーテン屋を開業したいと。既に3回の起業は失敗しており、妻はイラストレーターの仕事を請け負っている。妻の仕事が快調な時に限って起業する時期とぶつかっており、今回もすこぶる調子が良かった。だがカーテン事業が日の目を見出すと妻の作品は没になった。
ー妻と玄米ご飯
妻が「ロハス」にハマり、健康食を家庭にも持ち込み始める。2人の子供と夫はもっと肉類が食べたいと言っても鶏肉になり、お米も玄米ご飯に、食に対する不満が出始める。だが妻はヨガも始める健康体であると主張し家族に奨励していく。



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