私が死んだあとであなたが読む物語

基本的には「過食症患者の闘病記」、と言っていいでしょう。

私の過去、学生時代

2011年11月23日 23時02分46秒 | Weblog
朝、自転車に乗って職場へと向かう。

その通勤途中で、学校に登校する学生らの姿を目にする。

道が彼らの通学路と同じなため、毎日確実に彼らと一緒になる。

大きな交差点の信号待ちなんか、待っているのはほとんどが制服を着た高校生らです。


私にはこういった時代がなかった。

まともに学校に行ってなかった。

私は不登校でした。

ちゃんと登校していたのは中一の一学期くらいでした。

不登校でしたが、別に学校でいじめにあっていたわけではありません。

友達がいなかった。

地元の公立の中学ではなく、受験をして通うことになった学校です。

だから、小学校からの友達は一人もいない。

一から友達を作らないといけない。

最初はそんな状況を喜んだものでした。

みんな俺のことを知らないから、今までの自分じゃなく好きな自分で行ける、なんて。

当時、小学校における自分のキャラが気に食わなかったんですね。

でも、結局友達を作ることができず、何ひとつ思い通りにはいかず。

義務教育である中学を不登校したため、学力的にも大きく抜け落ちているわけですが、それ以上に、普通の人が普通に味わうことをスルーした自分はとても欠落した人間だろうと思います。

「あんたは失敗作や、あんたが死んでも誰も悲しまない」と怒鳴りながら箒でヒステリックに、布団から出てこない私をぶっていた母親。

あの光景、たぶん一生忘れないんだろうな。

学力が無いので、とうてい高校受験なんてまともにできません。

結局、通信制の高校に入学して、なんとか高卒の資格だけは取った次第です。


朝、登校中の彼らを見て嫉妬する私をお許しください。