私が死んだあとであなたが読む物語

基本的には「過食症患者の闘病記」、と言っていいでしょう。

柄にもなく不眠症

2012年04月08日 20時15分12秒 | 過食症
過食状態から通常状態に戻って今日で4日目。

過食状態のときは赴くままの生活です。

時間にはとらわれない不規則な生活になります。

強いていえば、スーパーの閉店時間だけを気にかける。

これを逃せば次の開店まで過食買いができないって思うから。

いざとなれば24時間営業のコンビニがあるのですが、スーパーの方が何かと安いです。

とくに閉店間際はお弁当関係が値引きされていたりします。

でも、うちの近所のスーパーはケチでせいぜい30%offくらいです。


このあいだの過食状態の2週間は、風呂にすら入っていません。

部屋も散らかりっぱなし。

いつものことです。

起きれるだけ起きて睡魔に襲われたら寝ます。

時間に不規則な過食状態から規則的な通常状態に戻すのは、そういった意味でも難しい。

過食意欲は弱くても、睡眠が本来の生活リズムに戻らないと、過食状態の方も元に戻す気にはならない。

今回、通常状態に戻った直後は上手く眠りに就けませんでした。

それはきっと、そういった生活スタイルのズレの修正のために、眠たくなくても無理に寝ようとしたからだと思います。

しかし、それだけともいえません。

床に付いて、なかなか寝付けない頭でいろいろと不安を感じていました。

いまのこの生活環境をおもうとどうも心が落ち着かず、明日が嫌になる。

そのまた明日も嫌になる。

もし別の静かな場所で生活を送れたらな、とそんな夢を描いてみると、なおさら今の生活環境に吐き気がする。

なまじっか脳があるから考えてしまうんだ。

ただ生きるってだけでも、つらいときはつらい。

結婚式の日に過食

2012年04月08日 17時59分54秒 | 過食症
兄の結婚式の日、家に帰って一人になって過食しました。

45日振りの過食です。

式に出席しているあいだは別に大丈夫でした。

出された食事を食べても、別に過食に走ることなく冷静でいれました。

少し食べすぎたかなとやんわり後悔している部分もありましたが、家に帰ったら少し運動でもしようと考えたりしていました。

家族と別れて一人になり家にあがるまで、過食をするつもりなんて微塵もありませんでした。

しかし、家には弟が置いていった食べさしのチョコ菓子がありました。

弟は結婚式に行く前、私の家へとやって来ました。

そのときコンビニで買ったお菓子を持参していました。

一人で食べていたのですが、全部食べずにそれを私の家に置いていきました。

私は「要らない」と言ったのですが、強くは拒めませんでした。

善意なわけですから。

そのときは「あとで捨てよう」と考えました。

とにかく、置いていかれたとしても、無理やり口に押し込まれでもしない限り、食べるか食べないかの決定権は私にあるわけですから、なんら問題はないと思いました。

でも間違っていました。

式を終えて家族と別れ一人になり、家の中にお菓子があることを思い出した私は、なぜかすぐにそれを捨てることができませんでした。

家に入るまでこれっぽっちも過食衝動なんて無かったのに。

この先の将来にうまく自分を馴染ませることができなかった、とでもいいましょうか。