本来なら明日発売日なんですが、1月5日にフラゲしてきました
これってあの「カメラを止めるな」に挑戦したんでしょうか?
アクションそれも殺陣だけでの
ワンシーンワンカットで撮ったらどうなる
って言う挑戦だったんですかね、ワンシーンの最後でドローンに乗っけて俯瞰の画で77分のワンシーンを終わらせてるところで
そんなことを思わされました。
ただ、どうなのでしょうか?
殺陣だけでワンシーンのワンカットって、実はチャンバラ好きではあるんですが
正直個人的には飽きてくるのですよ、そこに単純な斬り合いだけにそこには
ヤる側やられる側とのドラマがないんですよね
たしかに同軸で77分の殺陣って役者さんはしんどいし
多分にそれ以上にしんどいのはTAK∴さんを追いかけ後ろから前から撮影してるカメラマンさんがいっちゃんしんどかったのかもしれませんし
ワンカットで撮れるっていうのは、撮影機材がデジタルになって可能になったんでしょうけども
カメラ自体手振れしてないから、どうやってドローンに乗せたり、TAK∴三と一緒に走ったり
このカメラマンさんに拍手ですね
武蔵と吉岡一門の”一乗寺の決闘“って、萬屋錦之介さんの武蔵映画でも走って斬りまくっていましたが
武蔵VS400人という決闘ですけど、斬られる側もそんなにいないから
斬られたアクション俳優さんは画面から自ら掃けて行って、また復活してくるわけで
斬られ役農業人は捌けたりするのに周りの役者さんに助けて起きさせてもらったりと
映り混んでるのはご愛敬ですが
そのためというのと、連続シーンでの邪魔ということで、最初の方ではまるっきり斬られた死体が転がってない
そして先ほどはカメラマンが大変って書きましたが剣戟と斬体のSEさんも大変な作業だったようね
さらに血飛沫のCG入れた人の作業とか
そうだよね、一部鎖鎌のシーンだけ血糊吹き出していたようで
その血糊TAK∴さんも浴びてましたが
77分のノンストップアクションですからねぇ
芝居の一環として武蔵は刃こぼれで新しい刀を隠したとこでインターバルとして給水もしてる設定にして
竹筒農業水筒まで用意してたんですね
これが遺作となってしまった斉藤洋介さん、ワンシーンだけの出演だけど
貫禄のお芝居でしたが
先に書いたように芝居部分がほとんどありゃしませんさらにゲストなんでしょうか
山崎賢人クンも吉岡一派として出演してますが、決着せずに映画は終わるんですね
まぁ長丁場の殺陣シーンは相当リハーサルして、一発勝負で臨まれたようですが
面白いと見るより、ワンシーンでの殺陣ではなんだか脚斬り、頭叩き臨まれた剣法が武蔵ではないだろうって思ってましたし
いくらチャンバラ好きでも
こんだけ剣戟見せられると飽きる桃事実だった
しかし、TAK∴さんのこういった挑戦には敬意を表します
2020年製作、日本映画、CRAZY SAMURAI MUSASHI Film Partners作品
下村勇二監督作品
出演:TAK∴、山﨑賢人、仁科貴、斎藤洋介、樋浦勉、山中アラタ、原風佳、西明彦、笈田ヨシ、木村皐誠
