現在東映チャンネルのプライムタイムで1日一本、全6作がOAされています
一応東映Vシネマってことと、竹内力さん主演ということで
録画して残していこうと、毎日せっせと録画してまして
リアルタイムでは報道ステーション見てるんで、録画視聴です
ってことっで、今日の「平成残俠伝 狼が斬る!」は第三弾です
若手は前二作の山口祥行さんから、水橋研二さんが勤められていましたが
なんだろう、見てて実に退屈な作品だった
っていうのも第一作は澤田幸弘監督の日活映画「斬り込み」のセルフリメイクだったし、その流れから第二作目も澤田さんが監督されていたので
ドラマとしてのメリハリ、さらにそのシノップスの中で動くそれぞれのキャラクターの生き方というか、死に方でさえにもメリハリが描かれており
そんな死を見据えた男たちを悲哀で支える女心のやるせなさまでもきっかりと描かれていて
見てるこっちはしっかりとドラマの主人公に感情移入がしやすかったってのもあったんですが
この作品一体何が言いたかったのか、したかったのか
全く意味不明な感じで、作品的にも山場もなければ、前二作に見られたドラマツルギーのメリハリさえも見られず
主人公の力さん演じる榊英男は一体何をしたかったのか全く見えてこないもんだから
映画としても主要キャラクターにしても、全くのっぺらぼうな作品でして
ま、監督も変わってしまったってのも影響してるんかなぁ
北原佐和子さんにはヤクザのスケとしての情感も悲哀も感じられないし
水橋研二の相手役を務めてる愛禾みささんにも同じことが言えて
ただオッパイ要員として出演されたとしか思えんし
最悪なのは、敵役である沢向要士さんに悪党としての魅力もなかったし
ラスボスであるはずの寺田農さんの立ち位置でさえ全く要領を得ないって・・・
ま、劇中、水橋研二が最後に行動を起こすっていうオチまで見えてくるわけで
ま、劇中、水橋研二が最後に行動を起こすっていうオチまで見えてくるわけで
ここを完全に引き絵で撮ってるから
水橋に刺されて死んでいく力さんの満足感と言ったような情感もかも全く伝わってこなかったのが
ちょっと残念でした
第四作に期待したいなぁ
1998年製作、日本Vシネマ、東映ビデオ作品
福岡芳穂監督作品
出演:竹内力、愛禾みさ、平泉成、寺田農、北原佐和子、水橋研二、沢向要士