いよいよ佳境に入った「制覇」シリーズ
前作「制覇17」では、関東の事件に首を突っ込んできた九州玄海一家の若頭鹿内を空手形で九州に追い返したところで終わっていましたが
今回はその鹿内の九州での内紛からお話が始まります
玄海一家総長の嫁に当たる役所でピンク映画界の大姐御であり、ピンクからエロチックOVまで出演するものの、今では監督業の方が専門職と言ってもも過言ではない吉行由美さんが登場してきます。
もう一人で九州の極道たちを背負って立ってるような怪物ぶりを発揮して
薬師寺保栄演じる玄海一家早朝でさえ、文句の一つもう言えないくらいに存在感を示す役所
こう言った作品ですから、逆に過剰で浮いているような演技プランで臨まれてきてる吉行さん、確かにだいぶ浮いちゃっていまして
見方によってはかなり異質な存在感というか、演技プランで臨まれてきておりまして
監督の港雄二さんもほとんどNG無しに演じてもらったようですが・・・
ってことで鹿内の兄弟分である、博多の仲本組が、融資を受けてる銀行員の課長が何者かに射殺されて
これは玄海一家の姐さんが独断で命じたことだったため
っていうのも中本組のシマをこの吉行の弟にあてがうためのものだったんですが
中本は明日をも知れぬ病身で、兄弟の鹿内を証人として、高杉亘演じる小田に跡目を託すが
そんなことをこのゴッドマザーが許すわけもなく
同じ中本で内紛し、小田は刑務所に入所してしまい
ここを先途とゴッドマザーは玄海で中本吸収を図るが
鹿内がそれを容認するわけもなく、危うい緊張が続いていく中で
刑務所に小田は暗殺の指令が飛ぶものの、同じ刑務所に伊予組組長がいて
何かと小田を助けていく
また時代は1993年に設定されてるので、福岡ドーム竣工の話題とか入れたてて
伊予組を任されてるSHUさんとか久しぶりの出演でしたが
ここでも鉄砲玉とか間違われて伊予組と玄海一家がもめて
難波が出てくると言う寸法になっていくんですが
そんな中で小田が仮釈で出所してくる・・・
まだ90年代には仮釈で反社の人間も出所できた時代だったんですね
まだ90年代には仮釈で反社の人間も出所できた時代だったんですね
にしても、前作ではあれほど活躍した小沢仁志兄貴ですが、今回がは九州での内部抗争から難波の九州制圧への序章ですから
ほとんど出番ありません
にもかかわらず、このジャケットってどこの作品からとってきたんですかねぇ
こんなシーンは今回全くありません、ジャケット詐欺です
ま、この作品は全20話で終了しますので九州抗争終結でこのシリーズは終了するのかな
2018年製作、日本Vシネマ、スターコーポレーション21作品
港雄二監督作品
出演:小沢仁志、松田一三、薬師寺保栄、大沢樹生、中山峻、千葉誠樹、江原シュウ、SHU、高原秀和、吉行由実、高杉亘、湯江タケユキ、吉田佑健、渡辺裕之
港雄二監督作品
出演:小沢仁志、松田一三、薬師寺保栄、大沢樹生、中山峻、千葉誠樹、江原シュウ、SHU、高原秀和、吉行由実、高杉亘、湯江タケユキ、吉田佑健、渡辺裕之
