東映チャンネルで昨年10月から月一作品OAされるようになって
これからこのシリーズもブログアップしていこうかと思っています
でこの作品は第四作目です
なんですかねぇ、この作品のみ邦題と内容が合わんような気がするんだけど
って言うのも夜の丸の内、真夜中の高級ホテル前で高級車の自動車窃盗犯が、消音拳銃で持ち主の貿易商を射殺して高級車を乗って逃げるものの
通り合わせたパトカーに追われて犯人は丸の内で車捨ててにげきる
警視庁の捜査本部は、追われた犯人が乗り捨てた車の検証と車から8mmカメラが盗まれたことを知るが、遺留品は血痰のみで指紋なし
全作で活躍した銃器班が消音拳銃と被害者の体内からの銃弾からちゃんと検出するんですね
っていうか、この昭和二十年代後半には拳銃犯罪が多いんですかねぇ
戦後10年だけど、米軍支配下から、さらに戦地帰りから銃は巷に多かったかもしれませんね
犯人は大阪訛りの結核患者であることもタクシー運転手の証言からわかるけど
未だTVないんですねぇ、捜査員もラジオニュースで捜査状況聞くんですな
不思議な感じです
後、捜査一課長から部長刑事その他刑事役が同じってことから「警視庁物語 追跡七十三時間 」と二本撮りだったんでしょうかね
山麟さんの口髭もコート姿もおんなじですよね
監督も関川秀雄ということでしたし
今回は高級会社窃盗団のみお話、で、東京で盗んで大阪で振り捌くってことで
大阪にロケ二本行ってtしょうで
大阪の町中でパトロールカーが同じナンバーの車を発見し
どこから窃盗団の全容が判明し・・・
窃盗団は急襲の末に全員逮捕ですが、この時も銃撃戦になってる
日比谷にドライブインがあったり、ジュークボックスが導入されたりしてて
刑事でもジュークボックス知らなかったようで・・・
しかし前作のやきとりキャバレーとか、いろんな風俗に関して勉強になるよね
ソープランドの前身トルコ風呂では箱型のスチームだったとかねぇ
そう刑事はタクシーで日比谷から江ノ島まで犯人追跡していくんですが
タクシー初乗り80円だったよう
江ノ島で犯人と銃撃するものの神奈川県警に挨拶なしって
まぁ携帯みたいな通信手段がないからねぇ
ちょうど映画も外国からシネスコが導入されてきてた時代だったんですかね8mmカメラにシネスコレンズが付いてるなんていう台詞がありましたが
現像された映像はシネスコサイズではなかったけど・・・
1957年製作、日本映画、東映作品
関川秀雄監督作品、長谷川公之原作・脚本
出演:永田靖、神田隆、堀雄二、南原宏治、須藤健、山本麟一、片山滉、潮健児、小宮光枝、月丘千秋、木村功