トム・ベレンジャーの代表作として「山猫は眠らない」という、スナイパーの過酷な狙撃を扱ったシリーズ作品が8本も作られていることから
この作品も一応主人公が鹿狩りで狩猟用の狙撃銃を扱ってるところから
こう言った邦題を付けたのでしょうが、原題は「BLOOD AND MONEY」
米国のメイン州の雪深いバックカントリー自然公園
そこへ鹿狩りに訪れていた海兵隊退役軍人のジム・リードは老骨に鞭打って牡鹿を執拗に狙っていた
生活はキャンピングカーで一人で生活してる
過去に娘を自分の事故で死なせてから、家族と離れて鹿狩りを行っているようです
いや”ディア“ってついてるけど、明かに主人公は“ディアハンター”
この邦題だと同名の名作がありますし、トム・ベレンジャーですからハンターを山猫に近づけたのですね
この邦題だと同名の名作がありますし、トム・ベレンジャーですからハンターを山猫に近づけたのですね
でも見る前から思っていたようなアクション満載の作品と思っていましたが
まるっきり静かに始まり、内容的にはカジノ強盗犯とベレンジャーとの戦いを描いてる割には淡々と盛り上がりもなく終わってしまう地味な作品だった
前半は狩猟免許って細分化されてるようで、主人公は牡鹿限定の狩猟免許だけのようで
オープニングで牝鹿を狙撃するものの違反という事で
知人のハンターで牝鹿免許の知人に獲物を渡したりと
そして町に降りるとダイナーのウエイトレスと交流したり
退役軍人会のカウンセラーに出席したりしており、そこで知り合って家族にDVを与えてしまい反省してる男と知り合う
園田男の奥さんが実はダイナーのウエイトレスだったことを知るのだった
酒場でカジノ強盗のことを知るが、ショットを二杯目前に置いてはいるが娘を助けてやれなかった事で酒は飲まないんですね
再び山に入ると立派なツノを持った牡鹿を見つけ狙撃するものの外してしまう
っていうか、狙撃後の薬莢はきちんと拾っていくんですね
木陰に鹿を見て1発、手応えを感じてそこに行くとなんと撃たれて倒れていたのは裏若き女性だった
誤射殺してしまったようです、
警察に届ければ問題なかったものの、薬莢は拾って現場から逃げちゃうものだから
町で酒を煽る、その時にカジノ強盗犯の顔写真がTVに・・・
自分が誤射した女性は犯人の一人だった、そして現場にタバコの吸殻を捨てたのを思い出し、再び現場に行くと黒い鞄が死体の脇に・・・
いわゆるネコババしちゃうから
いわゆるネコババしちゃうから
残りの連中におわれことに、そして運悪くあのウエイトレスのDV旦那と出会すが追われていたため二人で逃げるが撃たれて彼だけ捕まりあっけなく殺されてしまう
ここからベレンジャーと強盗犯との攻防が始まるわけですが
地味に一人一人倒していくベレンジャーですが、銃を無くしたり奪われたり
敵のアサルトライフル奪うものの弾がなかったりで
実に地味な強盗犯掃討対決がつづきますが
派手ではないですがベレンジャーがなんとかお金を隠した地図をウエイトレスに宛てて
最後の一人をたおしたものの・・・
ベレンジャーももうお年ですかねぇ、全く派手さはないんですが最後まで一応見せてくれる
ある意味地味な作品でした
派手な橙色のハンターベストを捨てて毛糸キャップは橙色と黒のリバーシブルなんですね
よくまぁプロットとはいえ拳銃も弾がなくなりもうナイフ一本だけでよくまぁ
あそこまで戦ったもんですね
2019年製作、アメリカ映画
ジョン・バー製作・脚本・撮影・監督作品
出演:トム・ベレンジャー、クリステン・ヘイガー、ポール・ベン=ヴィクター、ジミー・レブランク、マーク・シヴァートセン