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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

平成残侠伝 獅子が哭(な)く!

2021-01-20 23:06:16 | Vシネマ
東映チャンネルでプライムタイムで連日OAされてる竹内力さんの東映Vシネマ“平成残俠伝シリーズ”の第四弾。
昨日の「平成残侠伝 狼が斬る!」では、ドラマ自体にメリハリがなくて、なんかのっぺらぼうな作品でおもろうなかった
っで書きましたが、ベテラン福岡芳穂監督ですから、今作ではきっかりとドラマのメリハリドラマ共に
作品的にキャラクターとしてもそれぞれの人物像にもメリハリをシッカリと描いてくれてはいるのですが
 
前作は主人公の行動自体画像よくわからないまま
最期を迎えるって言う力さんでしたが
今作では、その生き方に一貫性がある人物像で
男は黙って・・・っていう生き方がじつによかった気がするけど
我々の求めるVシネでの力さんのキャラクターは強い信念を持って獣の如く生きて信念を貫く姿なんですが
 
第三弾では、全くその日面影もかもなく、かつどこか世捨て人のような影を抱いてる力さんを見たくないっでいう
私個人的な私見もうあったのかもしれません
 
今作の力さんは、血肉を分けた実弟と実妹を堅気として生きていかせるために
組のナンバー2の甘言に乗っかって、会長を殺(と)ってしまう役
親を殺ったら極道では無く外道となるっていうセリフはいいよねぇ
外道に落ちても実弟と実妹をこの世界から外レたとこで暮らさせたかったからの行動原理には肉親への情愛に溢れた生き方で、ヤクザの世界観では外道であるが
弟妹を堅気にさせて生きさせるっていう行動原理は人間として当然の情愛であるわけで
 
8年の務めを終えて出てくれば、実弟はヤクザでいい顔をしており、妹だけは堅気の仕事にはついていたものの
仕事仲間からはヤクザ之妹と蔑まされてる人生を送っていた
そう約束が違っていたのである
そう力さんをはめたのは渡邊哲さん、まさにハマり役だったなぁ
そのバシタに故深浦加奈子さん、惜しい女優さんを早くになくしちゃったなぁっで思わされる演技だった
 
力さんに狙われた会長になんとまだ髪の毛フサフサのお若い成瀬正(正孝)さん、全く台詞もないチョイ訳でしかなかったけども
雰囲気だけはやっぱ貫禄の演技ですねぇ
力さんの弟というか今作での若手は実弟役の岸本祐二さん
兄の思いとは裏原に生きてヤクザになって、自分と同じ道を亜吐かせられていく若者を演じていたし
なんと力さんを斬ってしまい、挙句裏切られて射殺されてしまう
 
そんな現場に居合わせ全体像を草薙幸二郎にカラクリの全てを知らされた妹役の馬渕英里何さん、兄の長ドスを拾って悪の張本人に向かっていく姿に銃声が被る
こんな素敵なエンドシーンを撮ってくれるなんて
強い力さんを見たい人には物足りない作品血いうことになるけども
こう言った竹内力って、十分に力さんは自分に付き纏うワンパターンのキャラクターの転換期を自身で狙って作ってきてるシリーズなんでしょうね
 
1998年製作、日本Vシネマ、東映ビデオ作品
福岡芳穂監督作品
出演竹内力、岸本祐二、馬渕英里何、渡辺哲、成瀬正孝、城明男、草薙幸二郎、深浦加奈子
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アイドルスナイパーNEO

2021-01-20 19:45:09 | 邦画
ここんとこ噛み合わせが悪くて、さらに被せた奥歯に菌が入って
行きつけの歯医者さんがなくて、知人に紹介してもらった歯医者さんがなんと都心でして
一応抜歯まで化膿を鎮めたり一ケ月もかかってようやく矯正治療にかかってきたんですが健康保険外治療になるんですって、結構歯科医っで儲かるようになってるんですね
こんな緊急事態宣言で医者通いは不要不急に抵触せんから大手を振って都心に出てますが
前回より都心の人間が実に増えてるのよね
お店は完全に開いてるし・・・
 
こちらも行ったついでにDVD屋さんを回ったりでして、なんとなく購入したのが「アイドルスナイパー THE MOVIE」って言うDVDをフラゲしてきたんですが
なんとなく聞き覚えあるタイトルだって電車の中で気になって
帰宅したら未見の山から出てきました未開封のこの作品
監督もいっしょってことでこっちから先に見ることにしましたが
この作品脚本監督の稲葉司さんの“アイドルスナイパーシリーズ”の第三弾になるようですね
インディーズ作品のでも、前作第二弾はパッケージ化されていますが
この第二弾に出演された吉水祥子さんが二代目アイドルスナイパーに昇格されたようですが
 
ごらんのように巨乳さんではありますが、全く魅力に欠けるっちゃ失礼なんですが
個人的には全く魅力的ではないお方でした
ポン刀で活躍してる”TARGET ZERO“っていう映像が特典として付いてきてまして
ポン刀より銃をっていう作品で銃をあつけるということっでスナイパーに採用されるっていうお話でしたが
全く日舞をやっておられた方にしてはポン刀の扱いが腕での振り回しだけで
全く腰が入ってなかったし
どっから見ても“表の顔は人気アイドル”に全く見えないし
 
本編っても20分弱のエピソードが4本集められたアンソロジー作品でして
ライバルスナイパーというか女殺し屋連中との戦いですが
これが全くアクション映画の体をなしてないし
主人公に、雇い主にも、もう全く華もミもなくて
ぎゃくに第一エピソードの敵役の範田紗々さんが経験値からして華がありすぎるんですよね
第三エピソードの若林美保さんにしても監督さんが使い切れてなかったような
 
ってことで、最新作品の“THE MOVIE”では主役が交代されてるようで
アイドルっぽいといいのですが・・・
 
2018年製作、日本映画、CINEMA PERO作品
稲葉司原作・脚本・撮影・監督作品
出演:吉水翔子, 範田紗々, 若林美保, 沙倉ゆうの, 滝川拳
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