MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

リーサル・ウイルス:全人類厳戒態勢

2022-01-21 23:05:02 | 洋画未公開
コロナ禍で混乱を極める地球規模でのパンデミックに乗っかったスペイン映画。
だってねぇ原題が「COVID-21: Lethal Virus」ですからねぇ
現在地球規模でパンデミックを起こしてるウィルスは”COVID-19”ですから完全に時宜に乗っかった作品ですが、こちらのウィルスは完全なるゾンビウィルスです

ってことでゾンビ・アクション!映画でしたが、コロナ禍ですからあっという間に死体がゾンビ西田なるんですが、我々の見慣れたいかにもゾンビですっていう造形のゾンビではありません
感染即死即ゾンビっていうことで走るゾンビですか
一応ゾンビですから人肉くらいますが、死亡即ゾンビですから死体顔だけだし着衣はそのままでいいから
ここいらて抜きですからねぇ
時代の潮流に乗っかってるだけでゾンビ自体が人間を追ってくるから、生きてる方は走って逃げる
ゾンビたちも大量に走って追っかける
その映像でリアル感を出す方法として手持ちカメラでカメラマンも走るから実に画面が揺れる揺れる
臨場感の演出なんでしょうが、わざと揺らしてるとしか・・・

本作の原因がなぜに起きたか何の説明もなく
スペインもアフガンに参戦していたようで、その戦地でランチャーを構えていた少年を射殺したことで、その傷心を抱いて世捨て人として一人生き抜く覚悟を決めた男と
ウィルスの特効薬を研究するために研究所に赴く女性科学者、その科学者の護衛を任されたもののはぐれてしまいゾンビに部下を殺されてもたった1人で任務任務遂行する特殊部隊大尉の三者三様の思惑が映画を動かしていく作品

ゾンビに襲われたった1人で逃げた女性科学者がもと軍人乗っかってる男に助けられ
彼と一緒に研究所まで行こうっていうプロットがメインなんですが
ゾンビの危機もあったり、自分本意な悪業の人間とかとしか遭遇しつつ
この女性が向かったのは何と研究所ではなく、自分の家だったって
そう母親としてこのゾンビパンデミック乗っかった中で子供の命大事っていうのはわかる
十分にわかるけど、そのために特殊部隊は大尉1人になっちゃうし
ネタバレになりますが元兵士の男もゾンビ乗っかってる餌食になってしまいます

大体洋画のお姉ちゃんって自分の意志を通すのに何でも利用するんですね
しかし、まぁそのために無実の男がいつも犠牲になるんですね
まぁ普通のゾンビ映画みたいに下手に人間ドラマを本筋にせずに
ある意味ゾンビから逃げ惑う姿をメインにして、無数に襲ってくるゾンビの恐怖と緊迫感を強く表現してるのが良かった
だからゾンビメイクせずにいてもゾンビの怖さが伝わってきたのかなぁ
予算とか時流に乗っかったキワモノ作品ではあるんでしょうが
そこいらが逆に成功してるだろうな

ただ何日かかっただか結構何回か日が暮れて日が明けていましたが
全く飲み食いしない映画でもありました

ただ、コロナに関連付ける必要はあまり無かったようにも思える作品

2021年製作、スペイン映画
ダニエル・H・トラード監督作品
出演:クリスチャン・スタム、ロレッタ・ホープ、トマス・パレデス、カナム・アルバレス

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日本統一46

2022-01-21 16:59:56 | Vシネマ
前作からの広島というか尾道でのごたごたと西日本睦会の後継者問題の解決編です
前作のジャケットは氷室さんと田村さんのお二人でしたが
今作では一応川谷一門の斎藤さんとの再会と広島での活躍もあるので
小沢仁志さんに勝矢さんと舘昌美さんが・・・

斎藤さんと岡本組の南田は務所仲間、仲間の大切さと
孤児の親への愛の渇望をかたる田村だが、結局それも信頼感の強い仲間との絆の強さにって
もう任侠ドラマで教科書では教えてくれないことを教えてくれるのがこのシリーズのいいところ

比べて大場組のシンジの非道とそれによる末路の哀れさ
組織の中で画策してトップに立とうとする邪な男竹山の末路
これまた教科書では教えてくれんし
任侠ドラマからしっかり学ばせて貰えるトコがいい

さらに斎藤さんと新旧の川谷一門との再会シーンが泣かせてくれる
まぁ前作で書きたいことを全て書いちゃったんで
このくらいか、書くことないなぁと思いますが
劇終で氷室さんは新宿への進出を決めます。
斎藤さんが参戦してきてと新宿での東友会との戦いの新章が楽しみなんですが・・・

2021年製作、日本Vシネマ、スターコーポレーション21作品
辻裕之監督作品
出演:本宮泰風、山口祥行、舘昌美、大山大介、北代高士、中澤達也、本田広登、川﨑健太、小手山雅、勝矢、石垣佑磨、伊崎右典、五刀剛、伊崎央登、飛鳥凛、宮地真緒、神原明果、伊藤勝利、芳野史明、城明男、山本圭壱、大門正明、石橋保、川野太郎、小沢仁志
 
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日本統一45

2022-01-20 22:59:31 | Vシネマ
前作で茨城との横浜での丸神会の迫田と対立し、
その中で迫田を関東一の親分に・・・
っていう迫田組代貸岩尾の野望HDD打ち砕いて、川上の藤代組四代目継承を無事に終えたために
新章に入る日本統一、
今作では、あの懐かしい人が帰ってきます。大分長いお勤めでしたねぇ
だって大宮との問題で氷室の代わりに務所に入ってたわけだし
龍征会を実質動かしていた人、そう勝矢さん演じる斎藤です。
 
今作は”46“との二本撮りで広島での西日本睦会、謙太を死なせたあの抗争でようやっと手に入れた中国地方
そう斎藤は広島刑務所から放免されたんですね
門前に誰も迎えにきてないことに首をうなだれる斎藤ですが
そんなうなだれた彼に背中から声をかける氷室と田村
まさに感動の再会ですが、彼が務所に入った時は氷室と田村は大宮を巡ってさらに対立何激化して反発しあっていた時なんですが
今や俠和会の若頭と本部長、健太と渋谷の懐かしい最期の回想シーンが流されます。
 
まあ、今必死こいてこのはシリーズをブログアップしてるのは
なんと今月リリースされる”49“にブログアップを間に合わせようっていう作戦でして
一応二度目の鑑賞になり、
現在このシリーズがどの位置にいるかは知っていたんですが
 
まさかこの広島編第二シーズンの冒頭で、東京は戦後の混乱期に東京で台頭し
東京を纏めた東友会野会長が藤代の継承杯に参列してて
“俠和会が東京に進出するには東友会からシマを借りなければいけない、丸神も東友会からシマを借りてる存在”って東京進出に釘を刺すシーンが含まれていたんですね
丸神が弱体化し、迫田にもミソが着いたら新たな敵が現れるという
いったいどこからこんな引き伸ばしアイディアが浮かんでくるんだろう
 
それはさておいて、今回は広島支部長の中川が明日をも知れぬ病気で西日本睦会の後継問題に絡んでの尾道での懐かしいあの人の登場と
にも絡まって
西日本睦会に入っていなかった尾道の一本独鈷の岡本組の若者で伊崎佑典演じる南田
とテキ屋の大場組の実子で伊崎央登演じるシンジとの対立がメインとなります
このはお二人双子の俳優さんのようですね
 
一方西日本睦回想の次期会長に必然的に副会長になるのが筋だが
そんな器で無いと俠和会の川谷に直訴してくる城昭男さん、
この人芝居が上手いから絶対裏があるって先読みできてしまうんですが
それは”.46“のお話

山本圭壱、川野太郎、石橋保、大門正明そして石垣佑磨と女優さんでは宮地真緒さんと
まだまだこんなに役者が残っていたんだっていうくらいの大量投入
広島で大野野息子がもうバリバリの武闘派で
彼が暴れる度にあの有名広島ヤクザ戦争の映画の劇伴が流れたり、その風貌てどこか千葉ちゃんが演じてた大友にクリソツな伊崎央登さん
もぉこんだけパクっちゃあかんやろって思いつつ見てましたが


一応氷室田村の泣かせるセリフもありましたし
勝矢さんの現場復帰辺野古焦りとか実に見応えのアル再広島編前編でした

そういや最近の川谷会長は家にいる方が多いのね
 
2021年製作、日本Vシネマ、スターコーポレーション21作品
辻裕之監督作品
出演:本宮泰風、山口祥行、舘昌美、大山大介、北代高士、中澤達也、本田広登、川﨑健太、小手山雅、勝矢、石垣佑磨、伊崎右典、五刀剛、伊崎央登、飛鳥凛、宮地真緒、神原明果、伊藤勝利、芳野史明、城明男、山本圭壱、大門正明、石橋保、川野太郎、寺田農、小沢仁志
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真・三国志 蜀への道

2022-01-20 17:18:04 | アジア映画
<のむコレ2021>で上映された一本ですね
いやこれは完全にジャケット詐欺でしょ
っていうか邦題自体も詐欺というか、全く内容にあってない
 
後漢末期、袁紹軍に対峙する公孫瓚軍の劉備の下に仕えた趙雲。局地戦には辛勝したものの、主君を失った趙雲は故郷常山に戻り七年過ごしていた
原題が「趙子龍」ということで、それはそれでいいのですが
ジャケットに書かれている劉備は出てきます、でないとお話になりません
そう趙雲が劉備の妻子を助けに行き、たった1人で曹操軍50万でしたっけ
中国ですから大袈裟に・・・
そうあの長坂の戦いを描いた作品ですから、内容的には先に見た中国映画「三国志 趙雲 無双伝 」と同じお話
 
それだから関羽、張飛の活躍はオープニングだけで後は劉備だけです
全くなんで、劉備、関羽、張飛がジャケ写にデカク描かれて主人公の趙雲がこんなに小さいんだ
責任者出て来いや
この映画の主人公はあくまでも趙雲、何故この3人がデカいのが全く訳若布

長坂の戦いでの趙雲はたった1人で戦ったようですが
この映画では彼がオープニングで戦った公孫瓚の精鋭部隊である白馬義従の生き残りという設定のオリジナルキャラたち5人が登場してきます
ある意味戦闘要員兼死亡要員でもあります
いわゆる架空の人物が増えて趙雲を助けて赤ん坊を劉備に生きて帰すだけの役割
それじゃかわいそうということでメインは長坂の戦いですが彼らとの絆に重きが置かれたストーリーとなっているんですね
趙雲もこの映画では単騎で登場しませんしねぇ

我々がなんとなく知ってる趙雲の物語とは少し異なっていましたが
赤ん坊を助ける基本プロットは確実に守っていて
戦闘アクションはワイアーを駆使して斬られる輩、刺される輩がいやみんな吹っ飛ぶ
CGで血しぶき入れ込んでの
戦闘シーンは悪くはないのだが、ここんとこ『三国志』の中国映画を沢山見てる関係で
頭の中がある意味ごちゃごちゃになってるのも事実
 
2020年製作、中国映画(日本公開作品)
ルオ・リー監督作品
出演:マイク・ハー、シューフェン・ヤン、ビャオ・ツー、リー・ティンイェン、ナン・スーカイ
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シンプルな情熱

2022-01-19 23:27:43 | 洋画
久々の洋物官能作品でしたねぇ
っていうか官能というよりかは、ある意味文芸ロマン作品ですか
フランスの女流作家アニー・エルノーによる自伝的ベストセラー恋愛小説の映画化作品で、かなり著名なバレエ男(ダン)サーであるセルゲイ・ポルーニンが二度ほど劇中で彼の息子さんを露出していますが
この作品では男女優とも股間は完全無修正でしたねぇ
でもってベッドシーンも多いので作品としてはR−18ですが
決してエロチックな作品ではありませんでした。

フランスの年増女でシングルマザー(離婚)がマッチングアプリで知り合った、妻子ある年下イケメンロシア男に入れ込んで、息子のこともほったらかして愛欲道を突き進む話っていう、みも蓋もないけどただそれだけの映画
で三日と会えなくなると自分を肉体的に自分を見失ってしまうていたらく
肉体が飢えているのか、精神的な支柱が欲しかったのか
会えないと彼の姿をもとめて街を彷徨うわけで
 
なんと何週間も会えないと彼が住んでると思しき、モスクワまで出かけて彼が住んでるという事実かどうかもわからない市内の通りを彷徨うわけでして
年増女の肉体に火を付けちゃった男もあかんけど
大学の先生で作家さんなんだからねぇ、もうちょっと自重しようよ
講義中に彼から電話かかって授業もボロボロなんてねぇ気持ちはわかるけども
 
この女エレーヌは男と会えなくなって、恋の病に落ち入り
子供の面倒も見なくなるほど溺れたものの
結局は行きずりであるし、時間が解決してくれる作品でしたが
年増女が年下男の入れあげちゃうと
こんな状態になるんかって言う女の性を見せつけてくれますが・・・
 
でも男はある意味自分勝手な生き物で、彼女の肉体が欲しい時にやってきて
貪ったらさっさと帰って行っちゃうっていう男だし
そんな男なのに恋は盲目、それともこころウキウキってたというのが女の性でしょうか
彼がこれから行くって電話もらったら自宅ですのに”何着よう?”っていうとこは実に見事に女性の心を表現していた
っていうか着てるもん関係ないよね、すぐ脱いじゃうんだから
 
まぁ、彼に会えない日々、彼を求めて彷徨い続けたおかげで、彼女自身自分を再発見し、人生をさらに自由に羽ばたくための時間だった
って気付いて映画は終わるわけですが・・・
 
そういえば劇中、彼と会えないときに見る映画は「二十四時間の情事」なんですね
フランスでは常時こういった過去の名作を上映する映画館があることが羨ましい
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2020年製作、フランス・ベルギー合作映画
ダニエル・アルビド脚本・監督作品
出演:セルゲイ・ポルーニン、レティシア・ドッシュ、キャロリーヌ・デュセイ、グレゴワール・コラン、スリマヌ・ダジ
 
 
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日本統一44

2022-01-19 17:00:00 | Vシネマ
横浜と茨城とのシマを巡って、迫田を丸神の次期会長にさせようとする岩尾の企み三部作の3本撮り最終章は
横浜に舞台を移し中森と広野と俠和会との三つ巴抗争に発展していき、
前作「日本統一43 」でついに迫田に盃を貰おうとする広野が藤代組に帰ってきた氷室を狙ってカチコミかけたとこで終わってましたが
 
危機一発のとこで難を逃れた氷室たちは、川上が事前に用意してあった寂れた人知れない旅館に身を隠す
一方氷室から中森に襲撃の尻をフケとハッパをかけられた中森は、広野の後ろに迫田がいると
丸神の沖田に泣きついていくのであり
丸神自体にも内部抗争の体をなして行く

一方、藤代組組員の若者竜次はカチコミの1人が広野組の仁であることを知り、
中森組の茂男といつもの溜まり場に仁を呼びだす
仁の口から3人の争わないっていう約束の裏切りを知った、竜次たちは仁に銃向けて引き金を引こうとした時、そこに現れたのは氷室、田村、川上の三人だった。
こんな溜まり場どこで知ったんだっていうのは突っ込まないお約束ですよね
 
そこで氷室は自分と田村との大宮を巡っての抗争を振り返り
彼らに同じ思いをさせたくないと、仁に心臓病の母親のために足を洗うことを勧める。
そして中森の茂男も二股膏薬みたいな中森に愛想を尽かしていて彼自身も足を洗うことに
仁が邪魔になった広野は、仁の家で母親を犯して仁の隠れ場所を聞いたとこに
仁の母親を迎えにやってきた茂男はこの広野の連中とぶつかり、彼らは仁たちの溜まり場に行き
なんと仁と母親、そして茂男の3人を射殺してしまう
それを知った氷室は迫田日本堅気の母子を殺したことを詰るのであった
丸神も流石に堅気を殺したことで広野の破門状を出した
 
そんな時にまたまた氷室の潜伏先をどう知ったのか、迫田が氷室に会いに来ての謝罪
そして藤代の川上継承盃に参列することを約束する
岩尾が描いた絵図が尽く崩れ去った瞬間でしたが
破門に納得しない広野は継承盃会場にカチコムことを岩尾に連絡してきたもんだから
岩尾は田村に会場での道具用意を促す
ここで再び「仁義」コンビのツーショットがありましたねぇ
 
祝事での拳銃使用は音とかあったらってことなんでしょうね
田村の九寸五分によって広野は始末される
ここで田村は虫の息の広野たちを竜次に九寸五分と一緒に託すのであった・・・
 
めでたく川上の藤代組継承盃は無事に終わる
 
迫田と岩尾の野望はこれからどうなる?
 
2021年製作、日本Vシネマ、スターコーポレーション21作品
辻裕之監督作品
出演:本宮泰風、山口祥行、舘昌美、大山大介、北代高士、中澤達也、本田広登、川﨑健太、小手山雅、友和、塩谷昂大、岸田タツヤ、梶原颯、武田一馬、飛鳥凛、かとうあつき、福澤重文、白川悟実、大賀太郎、松田賢二、根岸大介、吉沢眞人、軍司眞人、中野英雄、菅田俊、小沢仁志
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高レート裏麻雀列伝むこうぶち6 ~女衒打ち~

2022-01-18 23:51:00 | Vシネマ
チャンネルNECOで5〜8の4エピソードが一気OAされ、無理して録画して見ました
任侠ドラマは好きですが、こういった作品は・・・っていうことで
実はリアルタイムでリリースされたときには敬遠していたのですが
一応エロを加味しての「牝牌」シリーズとかはエロ目的で見てはきてますが
こういった麻雀ドラマでの雀闘シーンでの緊張感にハマってしまいまして
今では片岡修二マジックを堪能させてもらってます。
って漫画読まない私ですが、原作も面白いんでしょうね
 
今作は2009年製作作品ですから、当時の時代を反映してトップホストからタレントに転身してきた城咲仁を迎えての作品になっていたんですね
時代の徒花でしたから多少メディアではチヤホヤされていましたが
今は城咲仁さんはどこで何をされてるのだろうか?
レギュラー及川奈央さんとナンバーワンを争い、城咲仁を傀と戦わせる役目での出演での街田シオンさんとWゲストの作品だったんですね
 
キャバクラのホステススカウトマン城咲仁演じる深見は、その雀力で世渡りしている。
安中の常雀荘東紅空でホステスさん3人と接待で麻雀を回しているのを見破られるが、その雀力でこのキャバクラ世界での成り上がりを狙っている
ある日、傀とマンション麻雀で完膚なきまでに打ち負かされた及川奈央さんとナンバーワンを争ってるキャバ嬢麗華は傀に復讐を誓う
 
そこで代打ちを依頼された深見は、己の出世をかけて傀に挑むんですね
ってことでいわゆるホステススカウトマンってことで副題は城咲仁の役柄から“女衒打ち”ってついたようですが
相変わらずプロ雀士として傀と深見との対決に参加してる一人に下元史郎さん
今作ではセリフもいくつかありましたねぇ
 
我々にわかりやすいように各雀士たちの手牌はちゃんと理牌なんですね
 
2009年製作、日本Vシネマ、GPミュージアム作品
片岡修二脚本・監督作品
出演:袴田吉彦、城咲仁、ガダルカナル・タカ、及川奈央、街田しおん、下元史朗、三上 剛、宮内こずえ、成瀬朱美、折原みか、高田延彦
 
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パンデミック・エクスプレス:感染無限列車

2022-01-18 17:46:27 | アジア映画
ジャケットの惹句には“「新感染 ファイナルエクスプレス」を彷彿とさせる
ノンストップ・サバイバル・アクション!!“と謳っており、
邦題はさらに「鬼滅の刃 無限列車編」のタイトルを掛け合わせての便乗中国映画でしたが
今さら言うのもですが、日本未公開作品ですからねぇ
でも見終わったらそれなり見てる間はオチずに見られた作品
 
個人的には予告編見てなかったんで中国版ゾンビ映画だとばっか思っていたんですが騙された
中身は大量のネズミに襲撃された列車というか機関車の乗客たちのサバイバルを描いたパニック映画でしたねぇ
ってことで原題は「狂鼠列车」。
それだけでなくネズミに噛まれるとエルシニア感染症という伝染病に感染するので今時仕様なパンデミック要素も加味されてます。
 
そのために列車内で天井のネズミをステッキで追い立てていたら天井破ってネズミが大量に落ちてきて乗客がパニックに・・・
1920年代の中国は格差社会ですからねぇ上客は自己中で自分たちと下層民とを区別してしまうんですね
そんなネズミに噛まれて伝染病に罹患しちゃうパンデミック映画
で主演はなんと地味な衛生局勤めのがのお父さん
軍人親子に医大に行ってるはずの次女まで上流階級の一員だって言うような態度をとられたりするものの
息子がネズミに噛まれたための伝染病に罹患してしまい
隣町にその治療薬があると言うことで
ヤクザの子分や長女と有志たちで薬を取りに行く
 
更にその町はネズミたちに壊滅させられてて、全員死滅している危険な町だった
利己的な上流階級の人間達が自分達だけで脱出しようとする中、下層民のおばちゃんによって倒されるのは快感
ようやっと薬を手に入れネズミの大群が津波のように襲ってくるのえお、ジープで逃げる
何日か前に日本でも海底火山噴火での津波が実際に起きたようですが、大したことなくてよかったですね
 
主人公であるお父さん、実に正義感の人で自分を犠牲にしてというのも、こういったパニック映画の定番主人公ですね
辿る運命などは「新感染・・・」からパクってますね。
このお父さんのキャラだけで、あと「新感染・・・」みたいなマ・ドンソクみたいなキャラがもう1人いたら良かったんですが
利己的な上流階級も下層民もこのお父さん以外のキャラが薄かったのが
作品自体を底の浅いものにしていたんでしょうかね
 
したがって感動的な展開もイマイチでして、未公開作品で終わったんでしょうか
ネズミの津波とか、VFXの威力もさほど感じられないのも残念だったかなぁ
全然ネズミが怖くなくて気持ちが映画に入り込めなかったんだよね
次女も最初は父親を袖にしてるのに、急に目覚めたりするのはなんだったんだ
 
2021年製作、中国映画(日本未公開作品)
リン・ツェンハオ監督作品
出演:イン・チャオドー、グレイス・シア、チュウ・イア


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レッドアーミー・パルチザン 戦場の英雄

2022-01-17 22:57:10 | 洋画未公開
ナチスドイツ軍の< V2ロケット>計画を阻止した実在の人物の現在のインタビュー映像をもとにして
その語られたエピソードを映像化して作られた作品
ロシア軍配下のユダヤ人部隊の兵士レオニド・ベレンシュテインの送られたキエフ戦地で一人生き残った彼は
スターリンから“レッドアーミー・パルチザン”と言う部隊を任されて
情報活動と“パルチザン”とあるようにゲリラ的な戦闘部隊としてソ連軍を支援していた。
 
ある時、食い物もなく飢餓で苦しんでいるところソ連兵士が地元の村で食料を略奪、そして女たちをレイプしたとこに出くわし
ソ連部隊の隊長にねじ込み、彼らソ連兵士の処刑を申し込むほどの正義感の強い意志の男だった。
 
そんな彼の部隊にドイツ軍の輸送施設の破壊工作の命令が下り、ウクライナに降下するはずだったものがナチの高射砲攻撃で降下地点をポーランドと見当違いのとこに降下したことから、
なんとナチスがロケット開発してることを知り、
その工場を特定するために探索する様子を、現代のレオニド・ベレンシュテインの思い出話と
映画という俳優が演じる映像とを巧みに組み合わせて作っていくのですが
 
実はロシア製作による戦争映画だと思ってましたが、イスラエル映画だったのね
ソ連軍に参戦したユダヤ人と言うことで、彼がロケット研究施設を探す中で
ナチスがある町で100人のユダヤ人を銃殺しようとしてる情報を掴み、
彼等の銃殺を阻止し、彼らにできれば戦争にゲリラとして加わらないかと檄をもとばすとこで映画は終わる。
 
確かにナチスから100人のユダヤ人の命を救った功績はイスラエルでは完全なる英雄ですよねぇ
映画的にはオープニングで彼が一人生き残ると言うドイツ軍による空爆と戦闘機の射撃シーンの戦闘シーンしかなく
後は彼のゲリラ活動を77年後の彼自身のが思い出話の映像化だけで107分
地味な映画でしたから途中何回か寝落ちしそうになった作品でした。
 
2021年製作、イスラエル映画
ローマン・シュムノフ脚本・監督作品
出演:レオニド・ベレンシュテイン、ヤロスラフ・クシュレンコ、アントン・カーリンスキ、リリア・オスタポヴィッチ、パーヴェル・アルドシン
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警視庁物語 十五才の女

2022-01-17 17:25:25 | 邦画
東映チャンネルで連続OAされてるB級シスタームービーの金字塔「警視庁物語」の第十六作目
島津昇一監督ということで、前作「警視庁物語 不在証明 」と多分二本撮りで製作された作品
っていうことで前作同様千葉真一さんが刑事役で出演しています。
 
1961年製作の作品ですが、日本は未だ貧しい国って言うことを知らしめてくれてる作品
っていうのも表題は15才のパンパンがガイ者
そうなんですよね一応検視から判明するんですが、未だ中学生が、
米軍相手のパンパンしてて、脳梅移されて精神病の母親を抱え生活保護を受けていても
生活できないから身体を売って生計を支えてる15歳の女子が今回のガイ者。
こんなガイ者の死体を発見するのが当時のJKって言ういう皮肉な滑り出し
これ自体長谷川さんが描きたかったオープニングであり
ラストシーンのある意味やるせない重っ苦しい雰囲気へのプレリュードっていうか
こういう芸当ができるっていうのは、シスタームービーでありながらも16作と続いている人気シリーズだからできる技でしょうかねぇ
 
今作は島津監督やスタッフメインキャストが同じ人間での二本撮りではあるんですが
前作のほとんど警視庁での室内でのお話と
これまた対照的にほとんどロケ、それも現場の多摩川沿岸でのロケが主体で、帳場はしたがって調布警察署っていうことで、今作は警視庁の外観さえ一切出てきません。
 
刑事たちの地道な聞き込みから、さきに書いたようなガイ者の悲惨さが浮き彫りにされて行き、
さらに有力容疑者として福祉担当者が浮かび上がってくる
世間では真面目で通っているが裏では補助金をネタに被害者少女を肉体的に食い物にしているという人物
相変わらずの今井健二さん実に上手い。
こんな人物いつの時代っていうか、現代の日本でも権力で女性をものにしている奴なんてどこにでもいると言っても不思議じゃない
しかし、彼は実行犯ではなかったんだけど、彼を実質裁くことはできない
本当に悪い奴が法的には捕まえられないんですが
 
淡々と刑事たちが地道な聞き込みで犯人を絞っていくだけで特段の義憤に駆られるわけでもないけど、一応山麟刑事はちょいいたぶってる
しかし、今作ではラストシーンに重さの全てを描出してきているんですね
 
今作は昭和30年代後半の多摩川沿いの住民たちのバラックなど、社会の底辺を映し出しているのが強烈ですね
それに比して今井健二の幸せそうな家庭っていうのもある意味社会構造の矛盾を見せてくれていたのかな
 
62分の尺でこんだけ入れ込める作品って・・・
さらにガイ者はソバパンって云われてて、ラーメン一杯で肉体を鬻いいてそう呼ばれているのですが
現在と貨幣価値はかなり違うとは思うけど、昭和30年代後半のラーメン一杯って50円くらいですよね
あんな川沿いの大衆食堂だと40円くらいかも・・・
日本の貧しさって・・・

1961年製作、日本映画、東映作品
長谷川公之原案・脚本、島津昇一監督作品
出演:神田隆、堀雄二、花沢徳衛、須藤健、山本麟一、佐原廣二、千葉眞一、松本克平、片山滉、新井茂子、小泉静夫、菅井きん、増田順司、殿山泰司、岡部正純、関山耕司、清村耕次、潮健児、今井健二

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