これは珍しいポーランドのお子様映画っていうか、いわゆるジュブナイルな作品
ただテンポが実に悪いのと内容がジュブナイルにしては国民性なのかこの映画だけなのかはわからないんだけど
実に暗いのが難点って言うどころか、もっと酷い難点もっていうことは最後に語って終わろうと思います。
母一人子一人で楽しい生活を送っていた主人公のルーカスは
バカンスに母と出かけるもののなんと自動車事故に遭い、足を負傷したどころか
大好きな母親は昏睡状態になり、
最初はアパートの下の階の老婦人に引き取られたものの
突然現れた全く母親から聞いてない存在の肉親である母の姉であるという叔母のアガタに引き取られる。
新しい住まいは田舎の古びたホテルとしての営業されてる屋敷
ルーカスは母親から離れるのがいやだし、この屋敷も大嫌いだし
村の三人の悪ガキには虐められるはで叔母を恨む様になっていくが
ある日、屋敷の青いドアを叩き続けると、あら不思議、ドアの向こうに異世界が広がっていた
そこは不思議な鳥が飛び、村には建物があるものの誰もいない世界であった
現実で嫌なことがあるとその異世界に逃げ込むようになったルーカスであったが
実はこの異世界は悪の空間だったのだが
突然叔母が蜘蛛の化身となってルーカスを襲ってきたため
村の悪ガキ三人とこの異世界に逃げ込み・・・
村の子供らとの関係性や異世界の描写が薄いから蜘蛛の化身が突然現れても話が全く盛り上がらない
そうどうしていじめられてた悪ガキ三人と仲良くなったのかもわからないし
叔母の蜘蛛の突然の化身もわからんし、変身クモ姿も全く怖くもない
彼ら子供たちが右往左往するだけだったし
この子供たちの冒険譚自体が浮いているんですよね
この子供たちの冒険譚自体が浮いているんですよね
実はこの冒険譚自体が件の交通事故で昏睡状態だったルーカスが昏睡状態の中で見ていたて夢の話だったというオチだった、なんだ夢オチかよ
って、三人の子供たちもこの時病院に入院していて、これまた昏睡状態の子供でなんとルーカスと同時に昏睡から意識が戻ったいうご都合主義に
母親は事故では無事で昏睡していたのがルーカスだったっていうのは・・・
もうこの難点のオチだけでどうでも良くなった作品なのに
もうこの難点のオチだけでどうでも良くなった作品なのに
オチだったってとこで終わればいいのにさらに蛇足的な説明映像がダラダラと・・・・
2016年製作、ポーランド映画
マリウシュ・パレジ監督作品
出演:ドミニク・コヴァルチック、エヴァ・ブラシュチック、マグダレーナ・ニエク、ミハウ・ジェブロフスキー、テレサ・リポフスカ
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