山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

幼児虐待はこれでちょっとは防げるかも、、、

2006-09-14 23:38:09 | 独り言
幼児虐待のニュ-スを見て衝撃を受けた。
母親の虐待によって週に一人の幼児が死んでいるのだという。子供にとっても母親にとっても、痛ましい事件である。
自分の子を虐待をする母親は、自分が子供の頃に母親から受けた虐待がトラウマとなっているのだという。それだけではない。一日中、一人で子供と向き合うことのストレスが大きな理由だとも言う。

我が家はどうだったのだろうか?
思い返すと、とても幸せな環境に居たように思う。息子が生まれたときから小学校に入学するまでの7年間、フジテレビや女子医大にほど近い新宿のマンションに住んでいた。180戸の大世帯の中で、同じ年頃の子供を持つ母親達8人がなんとなく集まるようになった。

午前中は一緒にベビ-カ-を押して公園に行き、子供達を遊ばせながら井戸端会議、休日には父親達も輪の中に入ってしゃべってた。昼寝のあとは輪番でどこかの部屋に集まって、子供達を遊ばせながらお茶やお酒でダベリング。皆、ダンナの帰りが遅かったので夕飯や入浴まで済ませて各自の部屋へ帰る。これが毎日毎日繰り返された。まるで私設の保育園状態である。

子供達もものすごく楽しかったろうが、妻達はもっと楽しんでいたようである。
子育てのストレスを殆ど知らずに子育てができた。本当に恵まれた環境の中で息子は幼児期を過ごすことができたと思う。だって、毎日なんだもの。

この妻達のつきあいは今でも続いている。毎年、定期的に食事会を開き一緒に旅行もする。先週も子供とダンナ達を置いて箱根の宿で飲み明かしたようである。

小さな子供をお持ちの皆さん、そして子育てに悩んでいる皆さん。どうか、一人で悩んでいないで、同じ環境にいる人たちが集まって心おきなくしゃべり合える友達づくりをしてみませんか。心穏やかな母親は、きっと穏やかな心で子供を愛することができると思います。子供達にとっても、母親達にとっても、こんなに幸せなことはないですよね。


コメント (2)
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