山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

渓流ナイフが届いた

2006-09-28 00:07:19 | 山歩き.散歩
夕方、事務所に帰ると待ちこがれていたものが届いていた。
土佐の鍛冶屋に注文していた渓流ナイフである。
梱包を開けて手に取り、眺め、感触を確かめる。いゃぁ、うれしい。
いつもそうだが、新しい道具を、しかも気に入った道具を手に入れるとうれしくてワクワクする。特にナイフは山や川では最も良く使う道具である。大切にしよう。



私のデスクの足下にはアウトドアで使う遊び道具が所狭しと置いてある。
仕事に疲れたとき、道具を眺めてはニヤニヤ、道具に触ってはニヤニヤ。
好きな道具に囲まれて仕事していると何故か幸せ気分に浸れるのだ。

以前使っていた東北マタギのナイフは、石の上で料理をしていたために刃がボロボロになって使い物にならなくなった。えらく高価な道具を台無しにしてしまった。研ぎ屋に出して研ぎ直し、もう一度生き返らせて今度こそ大切に使ってあげよう。

刃物には不思議なチカラがある。
これで人を殺めることもできる。山菜やキノコを採ったり、魚をさばいたり、料理を造ったりすることもできる。マタギのように生活の道具として使う者もいる。

私の場合は、事務所の中では眺めたり触ったりして幸福感に浸れる。
山や渓流に出るときには携行しているだけで安心できる。山飯や川飯はこれで造る。今度の溪泊まりでは何を造ろうか?宝物がまたひとつ増えた。
遠足前夜の小学生のように今からワクワクである。


コメント (6)
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