山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

学び続けること

2006-10-18 23:09:22 | 独り言
先週金曜日、酔って財布を紛失した。よくよく数えてみたらイオカ-ドやパスネットなどをあわせると総額11万円の損失である。交番に届けて6日目、財布は出てこない。世知辛い世の中になった。財布の中には、大切にしていた母の形見のしわくちゃの一万円札が一枚と千円札が2枚入っていた。これを使った不届き者め、お前は必ず呪われてまともな死に方はしない。亡き母の呪いを思い知るがよい!

さすがに寝込みはしなかったが、ショックと金欠で遊びにも出られず週末は休まず仕事と研究に充てた。50才を過ぎると中一日の休養は絶対に必要なのであるが、仕事と研究が興に乗ってくるとランナ-ズハイのごとき快感が生まれ、ハ-ドワ-クを楽しんでいる自分に気づく。困ったものである。

先日、10月2回目のセミナ-を受講した。
極めて法律論の色濃いセミナ-で受講者はたったの25人であった。
セミナ-も様々で、自己啓発セミナ-や顧問先拡大ノウハウのセミナ-、スタッフの意識改革セミナ-などには200人以上の受講者が集まっていつも満杯になるのに、職業会計人にとって最も大切にすべき法律講座の受講者は極めて少ない。




これでいいのだろうか?
我々職業会計人は元来が法律家である。企業の成長に資するコンサルティングと、税務署と法律論で真剣勝負する法律家としての側面があるはずである。
会計人のレベルの低さがいつも話題に上る。帳簿屋に成り下がってはいないか?
お客様を訪問して世間話でお茶を濁してはいないか?真剣勝負をしているか?

上に揚げたセミナ-はどれもみな大事なものである。どれもみなバランス良く聞いて、バランス良く身につけて成長していく必要がある。
いつも成長し続けたいという向上心を持ち続ける、変化の波を感じ取って変化の波に乗る、スタッフの好奇心をかき立てる、会計人本来のスキルアップ、おしなべて大事なものである。

私のお客様の医療人の方々は皆、勉強家である。時間とお金を惜しまず自分とスタッフに教育投資する姿勢に敬意を表したいし、誇りにさえ感じる。
時代は日々進化し続けている。自分が立ち止まることは後退することに等しい。
日々進化、専門職に携わる者は立ち止まってはならない。お互いに励まし合いながら日々進化してゆきたい。その意欲とパワ-が消え失せたときは潔く退場するときである。


コメント (5)
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