山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

Vフォ-メ-ション

2006-10-20 00:56:58 | 書籍
先週から始まりましたねぇ、Drコト-の続編が。
うれしいですねぇ、また私の涙腺はゆるみっぱなしになっちゃいますですヨ。

人間は皆、ホントは寂しい生き物なんだと思います。
弱い生き物なんだと思います。
皆さんも、ふっと寂しさがこみあげてくること、ありますよね?
理解しあえる人がいない、信じあえる人がいない、将来がたまらなく不安、ひとりぼっちで過ごす夜、一人旅の旅先で、そんなとき、ひとりぼっちの孤独感が重くのしかかってくるものです。



私などは、その孤独感を味わいたくて、わざわざ一人で山奥の渓流に出かけます。
寂しいですよ。でもその寂しさがたまらなく好きなんですねぇ。
時々、圧倒的な孤独感を味わってしまうと人恋しさもひとしおで、温もりが欲しくなるのです。

人は皆、決してひとりぼっちではありません。
誰にでも必ず、信じあえる人がいるはずです。
語り合い、理解しあえる人がいます。
支え合い、心配しあえる人がいます。
自分は一人じゃないんだと実感できるとき、前に進む勇気が湧いてくるものです。
そんな友や家族、大切にしましょうね。

私の心に残る一節をご紹介します。
『目的の地を目指す渡り鳥はVフォ-メ-ションの隊形を作る。
リ-ダ-の渡り鳥が疲れた時、その鳥は風が直接当たらないポジションにさがり、他の渡り鳥が代ってトップに立って飛び続ける。後ろに続く鳥達は鳴き声を上げることでトップの鳥を励まし続ける。そして、とても重要なこと、、、。
一羽の渡り鳥が病気になったり傷ついたりしてフォ-メ-ションから脱落したとき、二羽の渡り鳥がフォ-メ-ションから外れ弱った渡り鳥を保護します。その二羽の鳥は、弱った鳥が回復するまで、あるいは死ぬまで一緒にそばに付き添います。
そして、他のグル-プのフォ-メ-ションに合流するか、もしくはもとのグル-プに追いついて再び一緒に旅を続けます』

私たち人間の関わりも、同じだと信じたいものです。


コメント
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