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海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

路面のQRコードで駐車料金支払(上海一部地域)

2025-04-04 | 写真日記

側道の駐車エリアのQRコード

 

QRコードで駐車料金を支払い

 

上海の最新デジタル進化を、浦東のビザセンター付近で見つけた。この付近の側道のパーキングエリアの支払いは、路面のQRコード決済に。上海も日本と同じように側道に車を駐車出来るパーキングエリアがあるが、今までは人が管理していて駐車料金の請求に来るのが常。で、今回見たのが上の画像。つまり、路面のQRコードをスマホでスキャンし、スマホ決済で支払いは完了する。当然支払いを無視する車があるだろうが、それをやると次回に他の場所で駐車して駐車料金を支払う時に、罰金として通常の数倍請求されると管理のオッチャンが教えてくれた。では、どうやって違反した車のナンバーを見分けるのかと聞くと、すべて道路上にある監視カメラで判別出来るのだと笑いながら教えてくれた。ふーむ、上海はデジタル社会進み過ぎと感心した日だった。

☆このシステムが普及すると、管理のオッチャンもクビになる日は近いかもね。で、将来は人件費のかからない人型ロボットがウヨウヨする時代も近いかも。変化の早過ぎる上海の一年は、変化の遅過ぎる日本の数年に等しいと久々に思ってしまった。ただね、ここまでカメラで監視されていると思うと、人間にとっては息苦しく感じると思うけどね。そういえば、日本の側道にあるパーキングメーターって、設置代金も含め一台どのくらいの値段なのかなと、ふと思う。

☆今の上海の子供の中には現金を使った事がないという子も多く、現金をどう使えば良いのか分からない子もいるそうだ。ちょっと分かるような気がする。

 

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上海小学校の下校風景

2025-04-02 | 写真日記

上海小学校の送り迎え風景

 

20年来の上海の友人(カメラ屋)と星光で会い、昼に孔乙己酒家で飯を。この親父の子もすでに高校生で、親より身長は高いそうだ。その後、小学校下校時間に遭遇したら迎えの親とその車で大渋滞。そう、この国では当たり前の風景だが、日本の生活に慣れると今でも異常に見えてしまうのだ。

「さす九」の記事→コレ この記事は私も博多に3年住んでいたのでよくわかる。知り合いも盛大過ぎる結婚式後に短期離婚。まぁ、この件は青森x福岡だったので、結納時に両家の親の言葉が通じなかった。これが初期不良の始まりかもね。

今、地方の女性が大都市を目指し生まれた地から出て行く問題は、私には痛いほど良く分かる。この記事に、「賃金格差と風土の問題を改めなければ、女性はどんどん出ていく」とあるが、その通り。私が生まれた岡山も同じで、「故郷を捨てた奴」と今だに言う人もいるし、他府県から来た人をよそ物と言う風土は今も残り過ぎているのだ。自分の許容範囲を超えて、その場が嫌になったらなるべく早くその場から逃げるのが一番。逃げる行き先は、海外でもイイと思うよ。まず、行動を起こさなければチャンスも巡ってこないからね。エッ、金が無い?無いなら無いで自分の頭で考える事だね。大事なのは、ホンネで話してくれる人脈も大事。

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春なのに秋のような上海

2025-03-31 | 写真日記

 

欧米人の旗持ちツアーに遭遇

 

ビザ申請に浦東のビザセンターへ向かい、地下鉄2号線の「上海科技館」で降りると欧米人旗持ちツアーに遭遇。本来は「迎春路」で降りればビザセンターに近いのだが、あえて遠回りするのは新しく出来た「上海図書館東館」周辺の風景が好きだから。この日は朝に豪雨で、その後は小雨のち曇りの天気だが、時々風が激しくちょっと寒い一日。前日が32度もあったので気温差あり過ぎの上海。

斬新過ぎる上海図書館東館→一年前のブログ

 

3月27日の浦東

 

今の上海は、桜と梅と桃の花が咲いているシーズンだが、雨と突風の影響で秋のような雰囲気に。この落葉と濡れた路面の影響で路面は滑りやすく、スピード出し過ぎ宅配二輪車がコーナーでスリップし、私が歩く後ろで横転事故。コロナ前から電子警察網で四輪車の違反は激減したが、スクータータイプの二輪車を見たら気をつけた方がイイね。逆走なんて、よくある事。昨年と同様に予約制という事もあるが、外国人のビザ手続きはガラ空き状態で待ち時間ゼロ。

☆カナダがトランプに反旗、イイね。日本だけ自動車関税を引き下げろとトランプに言ったそうだが、そんな事が通用する訳がない。日本は、駆け引きが二流で政治も二流。首相が野党であれ保守であれ、きっと誰がなっても変わらない国なのかも知れないね。

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羽田国際線ターミナル3は外国人で激混み

2025-03-29 | 写真日記

ほとんどが外国人観光客

 

上海行き搭乗ゲート前

 

3月26日の羽田国際線ターミナル3は、外国人激混み状態で日本語が聞こえてこない日本の空港になっていた。つまり、乗客の中で日本人を探す方が難しいって事ね。過去の記憶を辿っても、こんな事は初めて。ここから帰国するYouたちは、桜の満開時期を逃した人達とも言える。

 

モバイル搭乗券

 

この日、私はオンラインチェックインを済ませていたので、スマホのモバイル搭乗券だけでANAのカウンターもスムーズに並ばなくて済んだ。そして、このQRコードのおかげで保安検査もエクスプレスゲートを使えたので、長蛇の列に並ぶ事も無くとてもスムーズに。最近の保安検査は、PCやモバイルバッテリーをバックから出さなくても良いので超ラクチンで、これは日本の検査システムの凄いところ。この日の上海行きも乗客は少なめで、ほとんどが中国人客だが、爆買い客は少ないようだ。

 

機内で観た映画は 君の名は 

 

機内では、以前見逃した映画「君の名は」を観たが、これが結構面白く見入ってしまった。地方独特の変化の無い日常と大都市東京の日常とのギャップや、口噛み酒という神社の古い風習が出てくるのもイイね。この映画、アニメだから良かったのかも知れないが脚本も素晴らしい。

この日の夕方便は定時に羽田を離陸し定時に上海に到着したが、上海浦東空港のイミグレには外国人が激少な過ぎて、これまた初めての経験。元アシスタントがJeepで迎えてくれて宿へ。この日の上海は気温32度もあったので、油断の始まり。

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成都で見た木彫製造現場

2025-03-27 | 写真日記

仕上げ中 なぜかモバイルバッテリーがLED照明の電源

 

四川省の成都市は周囲を山に囲まれた盆地の中にある都市。という事で、成都周辺には木材が豊富にあるし、天府の都市と言われるくらい食にも恵まれた都市。これは、土産物になるのかどうか知らないが、手作業で木彫を仕上げている真っ最中。10年以上前の事だが、日本の春画根付が上海の骨董屋に並んでいた頃に、4個ほど買った事がある。日本の根付のコピーなので、男はちょんまげで女は日本髪だったのが笑える。春画根付を知らない若い人には、お土産として喜ばれたけどね。

以前、大阪のだんじり祭りで見た地車の装飾彫物は、すべて中国で彫られているそうで、それでも億単位の金がかかるそうだ。もう、今の日本では出来ない事はないが、資金面で日本では彫れないと地元の人に聞いた。また、2011年頃だったと思うが、上海の自宅の家具のほとんどを特注した事がある。家具のデザインとサイズや塗色を指定すれば、数ヶ月で出来上がる。この家具は釘を一本も使わない昔ながらの組み立て方法で作ってくれるが、当時は市販の既製品より少し高いくらい。そんな古民家具屋が上海の郊外に数ヶ所あったが、今は家賃の高騰ですべて杭州など他都市に移転してしまった。すでに上海で製造業は成り立たないほど、上海は大都会になってしまったのかも知れないね。

 

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