海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

スマートグラスケースの中仕切りには幼児用ソックスを

2024-09-29 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

 

幼児用ソックスを中仕切りに

 

このブログ内の「スマートグラスケースをレンズケースに」を見た人からメールで質問が来たので追記。

このケースには中仕切りが無いので、メガネの鼻当て部分の凸部分のみで仕切れるが、完全に仕切れる訳ではない。それが気になるのであれば、幼児用ソックスを使えば問題は解決出来る。幼児用ソックスは、レンズを包み込む事も出来るので便利。

カメラ用のバックやレンズケースに欲しい物がないので、他用途の物を選んだ方が良いと思っているのは私だけではない思うよ。

 

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ステップアップリングを使い49mmフィルターを共通径に

2024-09-27 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

非球面レンズを使っているレンズには39-49ステップアップリングを使いブラックミスト0.5を

 

ミノルタMD Zoom 75-150mm f4+ブラックミスト0.5

 

GF35-70mm++ブラックミスト0.5

 

MD Zoom 75-150mm f4+GFX50SII(44x33)+ブラックミスト0.5

 

レンズのフィルター径をなるべく49mmに統一にするために、小口径レンズにはステップアップリングを常用。そして、非球面レンズが使われているレンズには、ブラックミスト0.5を常用しているが、古いレンズには未使用。このブラックミスト0.5を使って一年になるが、明るい部分(特に光源)が画面に入ると光が滲み私の肉眼で見るのと近い描写に。

また、NDフィルターも常用していて、絞りとシャッタースピードの調整に使っている。風景を撮る場合の空など無限大は、少しボケた方が私には自然に見えるからね。レンズの焦点距離にもよるが、絞りの選択は私にとってはけっこう重要なのだ。

☆Minolta MD Zoom 75-150mm f4は、GFXの44x33センサーをカバーする素晴らしいレンズ。ただ、最短撮影距離付近は若干ケラレが発生するが、風景には最適。

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旧前田家本邸へ

2024-09-25 | GFX+オールドレンズ

GFX50SII+Nokton Classic 40mm f1.4

 

GFX50SII+Nokton Classic 40mm f1.4

 

GFX50SII+Nokton Classic 40mm f1.4

 

駒場にある加賀藩旧前田家本邸へ。ここは、目黒区が管理していて休日でも訪れる人が少なく撮影も自由。訪問者の年齢層は高く団体客の中にはカメラを持って訪れる人も多いが、ほとんどがAPS-Cサイズのミラーレスに標準ズームレンズ付き。女性はフジのミラーレス使用者が多かったのは、ある意味納得。後ろで見ていると、一人が撮影した場所からほぼ全員が同じ場所で一枚撮影しているのが面白い。先導するガイドの話を聞きながら、集団でガイドの説明にフムフムしながら次の部屋へ移動する様は、前世紀のジャルパックヨーロッパ5カ国一週間の旅のよう。

この旧前田家本邸に置いてある縦長の手のひらサイズのパンフを見たら、あれもこれも入れたい見せたいで、切手のようなサイズの写真が沢山並んでいる。これは、役人がクライアントの場合によくある特徴。

 

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東京ジャーミーで

2024-09-23 | GFX+オールドレンズ

 

GFX50SII+MC Rokkor58mm-PF f1.4 f4で撮影

 

 

GFX50SII+Ultron28mm f2 f4で撮影

 

 

GFX50SII+Nokton Classic 40mm f1.4

 

 

GFX50SII+Nokton Classic 40mm f1.4

 

 

代々木上原駅で降り、数分歩くと閑静な住宅街の中に東京ジャーミーが。この日は、GFX50SII+Rokkor58mm f1.4とNokton Classic 40mm f1.4、そしてUltron28mm f2を持ち歩いた。モスク内に入ると、ついカメラを天井に向けたくなるのはキリスト教の教会も同じ。イスラム教は世界で二番目に信者が多い宗教だが、日本では馴染みがない。世界を知るためにも、東京ジャーミーは誰でも行けるので一度は行った方が良い。一階はトルコ文化センターで売店もある。  

教会内の写真は、昔のカメラカタログの作例のようになってしまった。フィルム時代の広角レンズのカタログやカメラのムック本によく使われたのが、教会内部の天井だ。ワイドレンズをf8以上に絞り、このレンズは四隅まで解像しますよという分かりやすい作例ね。でもね、私は一番見たいところから少し外れた部分は、形が判別出来る程度にボケた方が良いと勝手に思っている。

トップの画像は、MC Rokkor58mm-PF f1.4とGFX50SIIの組み合わせだが、絞りはf4とさほど絞ってない。このレンズ、GFXで使ってもケラレがギリギリ発生しなのと、軟らかい描写はとても好き。Nokton Classic 40mm f1.4と併用しても違和感がない描写がイイね。二番目の画像は、現行品のUltron 28mm f2をf4に絞り、ブラックミスト0.5を付けているので少し軟らかい描写に。

 

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Hektor135mm f4.5とGFX50SII

2024-09-21 | GFX+オールドレンズ

Hektor135mm f4.5(ビゾ変換)

 

曇りの日

 

階下の樹を

 

毛並みの描写

 

世間では広角思考になり望遠レンズを使った写真が減っているようだが、私も前世紀からずっと50mm以下思考。上海の路地に立つと、どうしてもワイドレンズを使いたくなるのは引きが取れないのも理由のひとつ。自分の撮影立ち位置から十分に引きが取れる場所であれば、75mmクラスのレンズを使うと遠近感が人間の視覚に近くGFXの44x33や65x24フォーマットを選んでも使いやすい焦点距離といえる。

Hektor135mm f4.5は、ほど良いシャープネスとほど良いコントラスト描写で、ピントが合った位置からのボケ足がなだらかでとてもバランスが良いレンズだと思っているが、f値の暗さと焦点距離の長さで最も人気がないライカのレンズ。私のHektor135mm f4.5の使い方は、ビゾ変換しているのでGFXの44x33センサーを十分カバーし近接撮影も可能。

☆最近の料理写真を見ると、突き刺さるような野菜の葉やとんかつの衣が尖った岩肌のように見える写真や、サイコロステーキが地震で崩れた城の石垣のように見える画像が多すぎる。また、ソースのとろみ表現もドヘタ。まぁ、これらはライティングの問題とコントラスト調整の問題もあるが、最新のデジタル用レンズとデジカメが高解像度すぎるのも理由だろうな。アー、食いたいなと思える料理写真が最近は減った。仮に私が料理などを撮るなら使うレンズは3本のみ。そのレンズは、すべてライカビゾで使えるElmar 65mm f3.5(ビゾ専用)とElmar 90mm f2.8(初期タイプビゾ変換)、そしてHektor135mm f4.5(ビゾ変換)だ。135mmに関しては、ライカM用のElmar 135mm f4やTele-Elmar 135mm f4も同様にビゾ変換で使える銘玉。

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