海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

成都の四川料理

2024-12-31 | 写真日記

 

 

 

 

 

 

成都市内の市場は食の宝庫。そして、価格が安いのと上海で禁止されている露天も問題ない。つまり、成都は寛容な街だと言える。二番目はウサギの丸焼き。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成都で食った料理をすべて撮影した訳ではない。

成都滞在時は、当然四川料理のみを毎日食った。辛い料理もあればそうでない料理もあり何を食ってもとても美味いのは、四川省という土地柄は食材の宝庫でもあるからだろう。

私が好きな中国料理は、広東料理と潮州料理と四川料理だが、今回地元の成都に行きさらに四川料理が好きになった。それは、辛い四川料理ではなく辛くない成都料理のレベルの高さだ。当たり前のことだが、やっぱり実際に自分で行って何事も経験するしかない。ただ、麻婆豆腐を二日続けて食ったのは、一緒に行った上海人と私のみ。地元の人たちは誰も麻婆豆腐を食わなかったのは、少し分かるような気がする。成都市内を車で移動中に目に付いたのは、胃腸内科や胃腸肛門科などの消化器系専門病院が他都市より異常に多いのはある意味分かるな

当たり前の事だが、何事も自分で見て経験しないと本当の事は分からないし、何事も決定権を持っている人と実際に直接会わないと何事も先へ進めないのだが、その当たり前の事を理解している人が減っているよね、最近の日本は特に。古い情報があまり役に立たないのは、常に世界は変化し続けているのと、その進化が早過ぎるのが今の時代。

☆昨日私が好きなNHKの「ドキュメント72時間」総集編を観た。その中の「中国 がん専門病院 路地裏の貸し台所」が、今年のベストスリーに。この番組の中で「食べる事は生きる事」と言った中国人の言葉は、生きる事のすべてを言い当てている。来年のドキュメント72時間にも期待。

☆年明けの3日に岡山で同窓会があるのだが、一人がインフルエンザ感染で欠席に。他都市に住んでいる彼は当日の会に出席予定でチケットも取っていたようだ。でも、杓子定規にその会の会費キャンセル料のやり取りがLINEで来た。そんなの一人数百円をみんなで共有するとか、他にも色々選択肢があるはず。何だか世知辛いというか寛容の無さというか、そんな会の集まりに出席する私の気持ちは相当萎えた。年末年始に他都市から移動するのは結構大変なんだけどねぇ。激混みの年末年始に生まれた場所に戻るのは、これを最後にしたいな。

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成都市内の飲食街

2024-12-29 | 写真日記

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成都市内の若い人達が集まる飲食街を数ヶ所歩いたが、とても良い雰囲気。上海と比べると成都は規制がほとんどなく寛容な時間が流れていて、露天も問題ないし室内での喫煙も問題ない店が多い。何だか2010年上海万博前の上海を思い出す。そんな事を思うと、すでに上海は大都会になり過ぎて息苦しい都市に。そして、日本の東京はもっと息苦しい都市になってしまった。

現在の成都旧市街は、高層ビルを建ててはダメよ地区なので息苦しさがないのがとても良い。成都市は過去戦火とほとんど無縁だった事もあり、紀元前から栄えていた都市で遺跡も多いが、日本ではパンダの聖地として知られている以外は馴染みがない都市かも知れない。現地の人達に聞くと、夏は蒸し暑い日が続き雨も多いようだが、四季もあり食の宝庫でもあり物価も安いので住みやすいそうだ。

私が成都と関わるきっかけは、アニメや漫画などの文化系のイベントに誘われたのだが、私の体調不良など様々な問題で一年が過ぎてしまった経緯がある。数日滞在しただけなので成都の全容を全て見た訳ではないが、成都は文化に寛容で人も包容力があり食の宝庫である事は間違いない。残念だったのは、時間の都合で三星遺跡と目的の茶館に行けず。今回の成都行きは、現地の複数の責任者に会うのがメインなので次回に期待。

☆12月27日から、上海浦東空港ー上海虹橋空港への鉄道移動が開通。地下鉄2号線は両方の空港を結ぶ線で時間がかかるが、今回の鉄道は最高時速160kmなので約40分で両空港を移動が可能に。中間駅は7駅あるので、乗り換えも含め移動の選択肢が増えるのはとても良い。過去私は浦東空港の早朝便を使う事が多かったが、毎回空港近くに前泊していた。理由は、早朝のタクシーは乗務員交代時間帯(確か7時)とかぶるので、居眠り運転や事故渋滞を何度も経験しているからだ。

 

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成都の玉林西路にある壁画

2024-12-27 | 写真日記

 

 

 

 

 

 

 

上海でも老西門付近で最近描かれた壁画見たが、成都市の玉林西路の路地で50mほど描かれている壁画を発見。絵の雰囲気が上海と似ているが、同じ作者ではない。共通点は、前世紀の世相を反映したものばかり。

私が街を撮る時に引きのスタンダードフォーマットは、前世紀は65x24のパノラマが基本だった。一時期35mmフルサイズに戻ったが、GFXが発売されてパノラマフォーマットが復活。パノラマフォーマットについて、余計な物が入るから嫌だという人もいるが、私は余計な物もあえて入れている。そして、寄りは1x1が基本。そんな事もありGFXは、私にとっては手放せないカメラ。でもね、35mmフルサイズセンサーで65x24フォーマットが使えれば、あっさりと変えるかもね。

 

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四川省の成都は竹文化

2024-12-25 | 写真日記

竹の公園

 

 

公園内のカフェ(閉店前)

 

 

すべて竹製

 

 

営業終了時は竹アート

 

 

四川大学内を散策した後に、歩いて竹の公園へ。この公園は様々な種類の竹を植えた竹林で、奥にはカフェがある。私には同じ竹にしか見えないが、ブロック毎に違う種類の様々な竹が植えられていた。このカフェに行ったのは夕方だったので店じまいの最中。ここで中国茶を飲みながら、耳掃除や散髪のサービスもある。慌ただしい上海と違い成都中心部では、ゆったりとした時間が流れている。なんだか、前世紀の上海もそうだったよなと思い出した。

☆成都は戦乱に巻き込まれてない都市。中国都市の序列は上海・北京・深圳・広州だが、その次ぎに注目されているのが成都市。日本も中国も世界中何処も同じで、今後は若者が集まる都市でないと都市として成り立たなくなるかもね。

☆成都の仏教寺院には入れたが、チベット寺院へは外国人は入れないのが残念。

 

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上海の公衆電話が新しくなっていた

2024-12-23 | 写真日記

新しい公衆電話ボックス

 

 

USB充電も出来タクシーも呼べる

 

 

3分無料なので私のスマホに電話してみた

 

 

局門路の一部がプラタナスに代わり一部が銀杏並樹に

 

 

国営のカフェを覗くと中は薄暗く見えない

 

 

成都から上海へ戻り星光カメラ城へ行き古い友人と三人で、孔乙己酒家へ行きランチで生紹興酒を一杯。この店の近くの局門路の一部は、プラタナスの並樹から一部銀杏の樹に変わっていた。それと、新しい公衆電話が設置されていたのでびっくり。この公衆電話は、3分間無料で通話出来てスマホの充電も可能でタクシーも呼べる。試しに私のスマホに電話をかけてみたが当然通話可能。どのくらいの人がこれを利用するのか知らないが、とても良い取り組みだと思う。

この公衆電話の後ろに、国営のカフェを発見したが中は薄暗く人影はなし。で、このカフェの路を挟んだ対面にはスターバックスがあり、客で賑わっていたのが笑える。

☆上海日本村の上海金虹橋商場地下の”DAISO”は私も相当お世話になったが、今月閉店という張り紙を入口で見た。上海高島屋内の店も含め、これで上海でDAISOは完全撤退という事になる。もうすでにネットニュースに出ているが、撤退の本当の理由は書かれてない。上海の日系デパートが突然撤退表明後に、なぜ突然復活したのか本当の理由だって公にしてないからね。

 

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