海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

新幹線キティ号で岡山から大阪へ

2024-08-31 | 写真日記

 

岡山駅ホームで

 

たこ焼きキティ

 

車両ドアもキティ

 

兵庫の相生駅で停車中に

 

新幹線"こだま"で岡山から大阪へ。私が新幹線を選ぶ時に最速の"のぞみ"を選ばない理由は、急がない旅と遠回りの旅が私のテーマで、その方が視覚的発見が多いからだ。それと、のぞみ以外は席がいつも空いているのと停車駅が多いので車窓から駅のホームの写真が撮れるからだ。この日たまたま乗った新幹線は見ての通りキティ号で、外国人観光客も大喜び。

新幹線の車窓から外を撮る時は、65x24フォーマットがピッタリ。この日はGF35-70mmを使ったが、通常はライカMマウント系のワイドレンズが常用レンズ。このワイド系レンズのフードを外し新幹線の窓側サイドテーブルに置くとピッタリとおさまる。

☆テレビの番組で観たのだが、新幹線の通ってない地域に住む小学生の中には新幹線に乗った事がない子供もいるそうだ。で、修学旅行に行く前に生徒全員集まり校庭で新幹線に素早く乗る練習をするのを観た。新幹線の"のぞみ"は駅の停車時間が短いからね。

思い出せば、私が新幹線に初めて乗ったのは山陽新幹線の岡山→博多間が開通した年の1975年の3月末で博多の大学へ向かう時。その時は、同級生数人が駅のホームで見送ってくれた事を思い出す。当時は、新幹線で新婚旅行へ行くカップルが新幹線ホームで盛大な見送りをして新郎の胴上げをやっていたのを何度も眺めていた。今思えば撮っておけばよかったと思うけど一度もカメラを向けなかったのは、あまりにも日常過ぎたからだろうね。日常の記録は時代の記録でもあり、後になって貴重な記録になる良い例で、それが可能なのが写真だ。眺めると見るは、まったく違う行為なんだよね。

☆1970年代の新婚旅行は、なぜか熱海と宮崎の日南が定番だったが徐々に消滅。その後、日本も豊かになりジャルパックでハワイへ行く人も増えた時代が到来。日本が右肩上がりの懐かしい時代の話。

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台風10号が来る前に西日本へ

2024-08-29 | 写真日記

 

 

 

 

 

 

はりまや橋交差点(西鉄インの部屋から窓ガラス越しに70mm)

 

 

西鉄インの部屋から

 

台風9号と10号の合間を縫って西日本へ。成田からLCCで高知空港へ向かい高知駅まで空港バスに乗り、わざわざ高知駅から路面電車に乗り換えてはりまや橋まで戻り西鉄インへ。西鉄インは、はりまや橋交差点を俯瞰で見る事が出来る唯一のホテル。と言っても、今回は路面電車の線路を撮るという目的はないが、何処へ行くにも便利な立地の宿。相変わらず高知市内は観光客が少ない。

今回は台風の影響をまったく受けず、高知-岡山-大阪-京都-川崎に戻れたのはとてもラッキーで、まだ自分の運が落ちてないと確信。今現在日本に向かっている台風10号は、もしかしたら歴史に残るほど被害が出る台風かも知れない。そして、地震など自然災害を含め今の日本国は運が落ちて行く序曲かも知れないな。

☆今回の旅はGFX50SIIとGF35-70mm f4.5-5.6がメインで、Pancolor50mm f2とUltron28mm f2も同伴。GF35-70mm f4.5-5.6は、私が使うフォーマット65x24も1x1も常用焦点距離なのでとても便利だが、オールドレンズがメインの私には優秀過ぎる描写。このレンズはf値が暗いという人がいるが、そんな時はISO感度を上げれば良いだけの話。ただ、普段使いはオールドレンズに慣れているので、最新デジタル用レンズはシャープ過ぎて目が醒める。

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Elmarit 90mm f2.8とGFX50SII

2024-08-28 | GFX+オールドレンズ

Elmarit90mm f2.8+16464K+MRリング+R-GFX

 

台風接近中

 

台風翌日

 

世間では人気がないライカM用のElmarit 90mm f2.8(初期型)は、前玉が外れるのでビゾ用ヘリコイドを使いGFX専用として使っている。この90mmはGFXの44x33センサーで使うと約72mm(35mm換算)になるのでとても使いやすい焦点距離になる。フィルム時代にはSummicron 90mm f2の前玉をビゾアダプターを経由いてライカM6で使っていたが、総重量があまりにも重過ぎるのでやめてしまった経緯がある。

このM用Elmarit 90mm f2.8(初期型)より、その後のTele-Elmaritの方が良いと言われているのはピントが合った面の解像度が若干よくなったのと、全長が短くなったからだろう。M型ライカ以外で90mmを使うなら、私はこの初期型Elmarit 90mm f2.8の方をお勧めする。あっ、それと同じ90mmならElmar90mm f4もお勧め。

 

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Elmar50mm f2.8とGFX50SII

2024-08-26 | GFX+オールドレンズ

Elmar 50mm f2.8

 

 

Elmar 50mm f2.8+GFX50SII 開放画像

 

 

f2.8 GFX50SII 44x33

 

 

f4 GFX50SII 44x33

 

 

f5.6 GFX50SII 44x33

 

 

f8 GFX50SII 44x33

 

Elmar 50mm f2.8をGFXの44x33センサーで使うと周辺光量落ちがあるが、f4半くらいまでなら補正可能。それ以上絞ると完全にケラレている事がわかる。これは、このレンズの絞りの位置と鏡胴の細さが影響している。ただ、私はGFXを使う時は1x1と65x24がスタンダードフォーマットなので問題ない。このレンズは旧型のf3.5より半絞り明るくなったが、当時はズミクロンの人気が高すぎて影に隠れてしまった存在。現在もエルマー50mm f2.8は、ライカレンズの中でもイマイチ人気がないのは線の描写がやや太めだからかも知れないな。ただ、中間調からシャドウ部にかけての描写は素晴らしいものがある。同じ焦点距離のシャープ過ぎるズミクロン50mmより、私はこのエルマー50mmの描写の方が好き。

☆LeicaのM型を使っているならMマウントしか選択肢がないが、他社製のボディを使っている人はLeicaのR用ズミクロン50mmを使った方が性能は良いと思う。そして、R用のズミクロン50mm(後期型)はGFXで使ってもケラレが発生しないのだが、R用のズミクロンって意外と人気がない。私もこのレンズを一本持っているが、あまりにもシャープで優秀過ぎるので出番がほとんどない状態。

 

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突然の集中豪雨

2024-08-24 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

私の好きな天気接近中

 

あっという間に豪雨中

 

晴れと雨の境目

 

豪雨中なので避難中

 

立ち飲屋で豪雨を避けるのが一番の得策

 

8月21日に歯の治療に行き地下鉄で戻ってみると、私の好きな怪しい雲。バスを待つ間にスマホアプリを見ると、しばらく豪雨が続くようなので駅前で珍しい風景を撮影。西の方向は太陽が見えているが、私たちがいる場所は豪雨中。過去、亜熱帯の東南アジアやハワイでは何度も経験しているが日本では初めてかも知れない。こんな時は無理をして移動するより一杯やって雨をやり過ごすのが一番という事で、立ち飲み屋に駆け込むと同じような客で人多過ぎ。で、雨も上がりバスで10分ほど乗り家に戻ってみると路面は雨の痕跡なし。

前世紀にパノラマカメラで上海を撮っていた時に、歌川広重の雨が降る橋を描いた浮世絵のような写真が撮りたくて、上海の蘇州河にかかる橋で待っていた事があるが豪雨のような天気と遭遇ぜず失敗。

☆現在西日本滞在中

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