海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

2019年の春節前は物悲しい雰囲気

2019-01-29 | 写真日記

宋園路x古羊路で

 

上海に15年以上住んでいるが、今年の春節前ほど物悲しい雰囲気は経験がない。本来なら街は春節の飾り付けで赤一色になるのだが、今年はほとんどその赤が目に飛び込んでこないし人々に活気がない。とある人に聞くと今の中国経済は底だと言っていたが、この分だとさらに底があるかも知れないね。

画像は宋園路x古羊路で、確か昨年の今頃までは古羊路沿いには飲食店が並び人が集まり活気があったが、大規模立ち退き後の今はほとんど人通りもなく閑散としている。マッサージエステのビラを配る着ぐるみネーチャン二人もビラを配る相手が無く何だか物悲しい雰囲気。この日、私とアシスタントと二人寂しく忘年会。その忘年会をやった日本料理屋も来月末に閉店になるので、気軽に行ける日本料理屋が消滅。

★中国には様々な会社があり優秀な人もすごく多いが、そうでない人達も相当多い。業種にもよるがダメと言われる人の年代は、50歳以上の決定権を持った会社の中国人で、今の時代の流れに追従できない文革経験者。海外に住んで仕事経験がある中国人は、まず問題ない事が多いが、そうでない人達はもう最悪に近い。帰国前の数日は、毎回それらのトラブル処理でたいてい2日ほど嫌な思いをするのが定番となっている。本日は、明日30日の朝一便で日本に向かうので空港近くのホテルに前泊。本来なら当日の早朝5時に家を出れば十分間に合うのだが、ほぼ100%近い確率でタクシードライバーが居眠り運転をするので、早朝便に乗る時は必ず前泊するのだ。

GFX50R+ULTRON 28mm f2

 

 

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