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すべてがキラキラ
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トイレの中
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カツラと鏡が無数にある
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店のオーナーとスタッフ
ここは日本の新宿ではない。先月の26日の話だが、私の帰国前に元アシスタントと上海のお好み焼き屋「花月」で一杯やった後、呑み直しで映像制作会社の日本人社長達と合流しホテルの中のバーで一杯。その後にもう一件という事になり、一年半ぶりにオカマの館「Rice Bar」へ3人で。この日は金曜日という事もあり、店は男で満員状態。この店のオーナーも元気いっぱいで、大きな目をクリクリさせながら迎えてくれた。しばらくすると、女物の服を着た太めの男が私たちの席に。聞くとRice Barの下で、1週間前にオープンした上海初の女装オカマバーのオーナーだと言う。という事で、しばらくしてRice Barを出て一階の女装オカマバーで飲みなおしする事に。
店内は狭いが、ヒカリモノと鏡でキラキラ状態。店内では、うっとりとした表情の短髪白人男と若い色白の中国人ニーチャンが寄り添って座っていた。階上のRice Barのオーナーもこの女装バーも日本語が普通に話せるし日本人も手伝っているので、何だか新宿で呑んでいるような錯覚におちいる。
撮影関係の仕事をしているヘアメイクやスタイリストは、ゲイ系が多く美的センスも良い人が多い。また、レズ系の人達も私は数人知っているが、不思議と日本語を話せる人が多いのは、日本の LGBTの影響を受けている人が多いと聞く。という事は、新宿二丁目はLGBTの聖地とも言えるな。
これら2つの店は、当たり前の事だが、客全員がそっち系ではなく私達のようなノンケの客も気軽に行ける店なので、興味がある人は行ってみるとよい。場所は、定西路から法華鎮路に入って50mほど歩いて右側だ。
そういえば、9年前に私が在籍した組織に、沙也加という名前のモンゴル系ゲイニーチャンがいたのを思い出したが、今でもクネクネと上海の街を歩いているのだろうかなぁ。