海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

楽清市の三鮮麺

2019-08-06 | 写真日記

 

 

米粉の天日干し

 

店の名前もズバリ三鮮面

 

三鮮麺23元(約370円)

 

車の中から時々見える黄色い物体が気になっていたので聞いてみると、米粉を天日干ししているのだという答えが返ってきた。道路沿いでホコリも多く車の排気ガスが蔓延している場所に麺を干すなんて、我々からすれば信じられない事だが、そんな事まで考えないのが中国の地方都市流儀。という事で、ここの名物の三鮮麺を食う羽目になってしまった。前日にタクシードライバーから聞いていた麺のうまい店の名刺をたよりに向かったが、すでに営業時間外。すると、道端でタバコを吸っていたオッサンが、開いている店を教えてくれたので車で直行。店の名前もズバリ「清江三鮮面」だ。

三鮮面とは、干しエビやマテ貝にアサリや小魚が入っていてスープは海鮮の出汁で、麺は米粉麺。車の中から見た風景が頭を一瞬よぎったが、スープを口に運ぶと驚くほど美味い。他の同行者を見ていると全員がスープを飲み干したようで、全員が納得する味だった。この楽清市で食った料理の中で一番美味しかったのが、この三鮮面だ。これは、ぜひもう一度食いたい麺の一品に入れてよい。

コメント
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