柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

フューネラルビジネスフェアに出展した理由

2010年07月14日 | 葬儀の世界
一年に1回行われるフューネラルビジネスフェアには去年と今年出展をしています。
大きな展示場に100社ほどの葬儀関連業者が展示を行います。

以前は葬儀式にかかわる用品が主だったのですが、それも年月とともに様変わりしています。
遺体の処置剤や冷却用品
遺骨をダイヤモンドに加工したりペンダントに収めたりする
手元供養の用品
ドレスなどの死装束や死化粧用品
湯灌、納棺の専門業者紹介
ユニフォーム
筆耕ソフト、管理ソフト
健康器具、遺品処理
そして
相続手続きサポートなどの展示が最近では目立ちます。

私は「オフィス・シバタの提案」という題で展示をしています。
自分自身が葬儀の現場にいた時に
使う商品やシステムにとてもこだわっていました。
一言でいえば
「絶対にお客様が徳をする商品」へのこだわりです。

私がお客になり買う立場に立った時、お金を払うのに納得できるだろうか?
と考えての事です。

まず、気になるのが葬儀の返礼品です。
なぜ葬儀社は同じような物だけを売るのか、それと価格に見合わない物を売るのか
理解に苦しみます。
お客様はお金を払って、金額に見合わない品を「会葬」や「香典」のお礼として買います。
納得するも、しないもそれしか売っていないのですから選びようがありません。

会葬に来られる方は、どこの葬儀に行っても同じような物ばかりもらうので
「こんな物が普通でしょう」と思い込み、使わずにいる品も多々あります。


商品に限らすシステムも同様です。

例えば、葬儀の資金準備は葬儀社を立ち上げた時から手掛けてました。

葬儀資金といえば互助会を思い浮かべますが、普通の小さな葬儀社だって
保険などで十分葬儀資金が作る手助けができます。

ソニー生命の保険は十分に充当でき、更に利殖にもなるので
お客さんの状態に合わせて何種類もの保険をお勧めしました。

死後の手続きも葬儀後のご遺族に少しアドバイスをするだけで
多くの方が手続きを依頼されています。

葬儀社が使ってくれたらいいなー。と思う商品を紹介していこう!
という考えで昨年から展示をしています。

今年は
国産で高品質の今治タオルをオーガンジー(透けた張りのある生地)の袋に入れた商品を紹介しています。
包装紙や箱は使いません。
これは女性に見せると、ほぼ100%に近い人が絶賛します。
「わー、欲しい」と。これ本当の話しです。

でも葬儀社がこれを受け入れるのに数年かかっています。
信じられません!!!

でも、どうやら時期が来たみたいです。
今年はヒットしそうです。

それと生前契約のシステムと
葬儀資金の準備委ができるNP短期少額保険を紹介しました。
この保険なソニー生命の保険とまた違った利点がたくさんあります。
どちらでも知識さえあれば、お客様の役に立つ商品をお勧めできます。

吟味して、その良さを十分理解していれば
胸を張って商品を売ることができ、お客さんの満足もえることができます。
葬儀社の人には、そんな胸を張った仕事をして欲しいのです。