柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

丹波の新斎場にはタンゴエクスプローラーに乗って

2010年07月17日 | お仕事
新大阪からタンゴエクスプローラーという列車に乗って
丹波の柏原(かいばら)という駅に向かいます。

この列車は聞くところによるとディーゼル機関車らしく?
床が少し上がっています。
2階建て列車と言うほどではないけれど、乗り込むと
3段の階段があり、その上が座席になっています。

その階段を登るときに両脇に棚が作られているのです。
何だ?これは?
と不思議でしたが、後から乗ってくる人を見て納得しました。
大きな荷物を持ち込む人は、ここに置くのです。
各自の座席からは離れていますが、誰も心配している様子はありません。


なんともレトロな列車で、私は気に入ってます。
匂いも独特で少し、油臭いような気がするのですが・・・

これに乗って1時間半で柏原駅に着きます。
そこから車でどんどん山の中に入って行き
その先にある山南町というところに葬儀社があり
昨日、そこの新斎場がオープンをしました。

やったー!

ここに通い始めて5か月がたちます。
やっとオギャー、と産声を上げてくれました。
産婆としては一安心です。

人口のそう多くない街なのに
10時のオープン以前から人が集まり始め
4時の閉館時まで、途切れることなく来館者がありました。
たぶん200名をはるかに超えたと思います。

やったー!

ここの商圏内にはすでに数社が斎場を建てています。
オープン状況だけを見て楽観はできませんが
素人同然のスタッフにとっては、さい先の良いスタートが切れました。

この日を目がけて進めてきたので、ゴールしたと勘違いしそうですが
きっと精進してくれると思います。

がんばれー!

タンゴエクスプローラーの階段を登りながら、そうエールを送って
3日ぶりに帰ってきました。