柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

やっぱり「わがままじいさん」でした

2010年07月29日 | 私の半径100メートル
今日はどんな具合なのかな?
と気になり、お昼頃実家へ電話をしました。

昨夜から妹が泊り込んでくれてます。
「今日は、電話もないし夕方にでも病院に行ってみる」とのことでした。
やれやれ、なんとか落ち着いたか・・と安心しました。

3時ころに妹から電話があり
「病院から連絡があって、今日退院になりそうだ」というのです。

えー!

父はドクターに帰る、帰りたい、帰るんだ!と言い続けたようです。

困り果てた病院側から「退院して、家でホームドクターに見てもらってください」
と言われました。

母と妹で「退院したらお医者様の言うことをちゃんと聞いて、薬も飲んでよ」
と父にきつく言ったそうですが、聞こえぬふりをしてすぐに話題を変えるそうです。

明後日の隅田川花火に多くの人が実家にも来るのですが(実家は隅田川に近くです)
「私が采配を振るわないといけない」と言い張っているそうです。
毎年、父の采配で弟夫婦は、嫌というほど迷惑を被っているのですが・・・


今は妹がいてくれますが
来週には母と父の二人暮らしに戻ります。
母のほうが心配です。

と言って、今の家を離れて私か弟のところへ?
というのはどちらかが倒れない限りあり得ない、と
両親揃って思っています。

どちらの家庭も中を覗けば似たり寄ったり、でしょうか?
この老夫婦の姿は私の30年先なんでしょうか?

高齢になると、判断ができなくなるものだと、覚えておかないと、ネ!

わがままじいさん、熱中症になる

2010年07月29日 | 私の半径100メートル
今、話題の熱中症ですが
父も先日入院をしました。

80半ばになると、余り暑さを感じないようで
クーラーはしているものの
部屋は思った以上に温度が上がっています。

おまけに水分をとらない。

父は、良く言う「わがままじいさん」なので
母の言うことはまず、聞きません。


薬は飲まない。
好き嫌いは多いし食事もムラ
足取りはおぼつかないのに杖は嫌い
水より、缶コーヒーが好き
便秘といては下剤を飲み
出すぎたと言っては下痢止めを飲み
おまけに紙おむつはつけない


という具合で、
わがまま三昧の人でです。

それを看ている母はもうクタクタ。
ヘルパーさんから
「天下一品のわがままな人」とお墨付きを頂きました。

10日ほど前から食欲が落ち
寝込みがちになりました。

往診に来てくださる先生が点滴を打ってくれましたが
一回で拒否
結局、数日前に歩けなくなり
病院へ運ばれました。

2日目に少し体力を回復したら
もう「帰る、帰る」と大騒ぎです。

今日は見舞いに行って
余りのわがままさに、鬼娘になって怒ってきました。

「お母さん、こいつはもう家へ来させないでくれ」と
ベットの上で憤慨してましたが、いつも事です。

時々、私か妹が父を叱り、大ゲンカになります。



そんなわけで、老人はすぐに熱中症になります。

気をつけましょう!