初対面の方から「ブログ読んでます」と言われる事がありますが
実はその度に、冷や汗をかいてます。
私自身、とても器用とは言えないし、最近では自分の考えを表現するのが難しいくなるばかりです。
今回はあえて、どう説明したら理解されるか?と考えていた事を書いてみます
葬儀社が求めている事に「質の高い葬儀」とか「葬儀スタッフのスキルアップ」があります。
ところが、小手先の技法しか得ていない気がします。
事前相談の研修をしていると、どこの葬儀社でも同じ問題にぶつかります。
一例です。
「私は遠方に住んでいます。親の葬儀を準備しなくてはならないのですが
そちらの葬儀の手順が解らないので、教えてください」
「はい、もしも親御さんが亡くなられた時には、まず病院から当社へ電話でご連絡ください。
すぐにお迎えにあがります。安置される場所だけ決めておいてください。
解らない事は、その都度お教えしますからご心配には及びません」
ここでの問題は、相談者の質問は
「私の住んでいるところと、実家では習慣が違い、葬儀のやり方も違うのではないか?」との疑問ですが
どちらの葬儀社でも一様に、搬送の話をし始めます。
「葬儀が解らない」=「葬儀のキッカケになる病院搬送を教える事」と、思っているようです。
地方の習慣の違いを説明した人は、ごく稀です。
事前相談は葬儀形式、規模、宗教、費用、手順を主に話す葬儀社ばかりです。
ちょうど見積もりの項目を埋めていくように説明をします。
相談者は多分、葬儀経験が無いから
問われるままに、答えて、葬儀の事は解ったと、思い込んで帰って行くでしょう。
初めてだから、自分の聞き出したい事が何なのかも気がつかないはずです。
「相談者が満足しているならいいだろう!」
と思いますか?
初めて葬儀を行う人は、家族を亡くす意味すら知りません。
葬儀が、終わった後に不本意だったと気がついても
もう、やり直しは出来ません。
事前相談をしていくうちに
何故、葬儀をしなくてはいけないのか?
自分達はどの様に家族を送りたいのか?
その手段は、選択肢は何か?
そのヒントを持ち帰り、家族と話し合いをして
自分達が納得した葬儀を準備する。
事前相談とはそういう場であってほしいと考えてます。
その上についてくるのが見積書であり、企画書、提案書です
事前相談だけでなく葬儀全般から葬儀後に及ぶまで
遺族の悲嘆をサポートする対応が必要です。
今や葬儀社のスタッフはこのスキルを持たなければ
葬儀は要らない、ちゃっちゃとやればいい!という世の中になってしまいます。
葬儀は不要な葬儀用具を高く売って代金を取るべきではなく
故人と遺族とそこにかかわった人たちの心の対処をして
その仕事に対して、きちんと費用を計上すべきです。
高いスキルには高い報酬があって当然です。
高い人件費を請求する内容が必要なんです。
葬儀社の売り物は目に見えないものではないでしょうか?
ここまで書くのにすごく時間がかかってますが
今回は私の考えがうまく伝わったでしょうか?
実はその度に、冷や汗をかいてます。
私自身、とても器用とは言えないし、最近では自分の考えを表現するのが難しいくなるばかりです。
今回はあえて、どう説明したら理解されるか?と考えていた事を書いてみます
葬儀社が求めている事に「質の高い葬儀」とか「葬儀スタッフのスキルアップ」があります。
ところが、小手先の技法しか得ていない気がします。
事前相談の研修をしていると、どこの葬儀社でも同じ問題にぶつかります。
一例です。
「私は遠方に住んでいます。親の葬儀を準備しなくてはならないのですが
そちらの葬儀の手順が解らないので、教えてください」
「はい、もしも親御さんが亡くなられた時には、まず病院から当社へ電話でご連絡ください。
すぐにお迎えにあがります。安置される場所だけ決めておいてください。
解らない事は、その都度お教えしますからご心配には及びません」
ここでの問題は、相談者の質問は
「私の住んでいるところと、実家では習慣が違い、葬儀のやり方も違うのではないか?」との疑問ですが
どちらの葬儀社でも一様に、搬送の話をし始めます。
「葬儀が解らない」=「葬儀のキッカケになる病院搬送を教える事」と、思っているようです。
地方の習慣の違いを説明した人は、ごく稀です。
事前相談は葬儀形式、規模、宗教、費用、手順を主に話す葬儀社ばかりです。
ちょうど見積もりの項目を埋めていくように説明をします。
相談者は多分、葬儀経験が無いから
問われるままに、答えて、葬儀の事は解ったと、思い込んで帰って行くでしょう。
初めてだから、自分の聞き出したい事が何なのかも気がつかないはずです。
「相談者が満足しているならいいだろう!」
と思いますか?
初めて葬儀を行う人は、家族を亡くす意味すら知りません。
葬儀が、終わった後に不本意だったと気がついても
もう、やり直しは出来ません。
事前相談をしていくうちに
何故、葬儀をしなくてはいけないのか?
自分達はどの様に家族を送りたいのか?
その手段は、選択肢は何か?
そのヒントを持ち帰り、家族と話し合いをして
自分達が納得した葬儀を準備する。
事前相談とはそういう場であってほしいと考えてます。
その上についてくるのが見積書であり、企画書、提案書です
事前相談だけでなく葬儀全般から葬儀後に及ぶまで
遺族の悲嘆をサポートする対応が必要です。
今や葬儀社のスタッフはこのスキルを持たなければ
葬儀は要らない、ちゃっちゃとやればいい!という世の中になってしまいます。
葬儀は不要な葬儀用具を高く売って代金を取るべきではなく
故人と遺族とそこにかかわった人たちの心の対処をして
その仕事に対して、きちんと費用を計上すべきです。
高いスキルには高い報酬があって当然です。
高い人件費を請求する内容が必要なんです。
葬儀社の売り物は目に見えないものではないでしょうか?
ここまで書くのにすごく時間がかかってますが
今回は私の考えがうまく伝わったでしょうか?