柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

娘を紹介します

2011年04月13日 | 私の半径100メートル
私には娘が1人います。
ある会社に勤務していましたが、先月退社して私の手助けをしてくれる事になりました。

実は数ヶ月前に、この事を知らされ私も驚いています。

数年前に独居の伯母が亡くなり、その時に母親と同じ仕事をしよう、と思ったそうです。
ちょうどその時に私が突然リウマチになり、今までと違う体になったのも一因だと言っています。

私は葬儀にかかわって「きっと神様が与えてくれた仕事」と感じ
少しでも葬儀社の方に私なりに気付いた事を伝えたい、
皆さんに人の別れの大事さを伝えたい、と思ったのがコンサルタントになるキッカケでした。

でもね、私の持っている能力はたかが知れてるし
ご縁が持てた所で、お役にたてればいいじゃない!と思ってました。

ですから、娘の申し出は思いもよらない事です。

娘は子供の頃は、存在感がない!と言われ
目立たないおとなしい子で「頼りない子」でしたが
6歳から18歳まで新体操をずっとしてました。
全然上手にならないのに、呆れるくらい小さな子の面倒を見て
高校では下手なのに新体操部の部長になり
とうとう下手なまま体育大学に進学し、
さすがに新体操では通用せず、舞踊科を専攻してました。

なんの伝手もなく就職した会社で見渡せば同期は一流大学卒ばかりで
なんで入社できたの?と本人も不思議がり
でもそのまま9年間お世話になり
いろいろ、学ばせて頂き、手を掛けて育ててくださった会社に感謝しております。
退職するときは30名近くいた同期がたった2人になり
貴重な1人を残して辞めてきたそうです。

成長するとともにユニークな娘となり
体力だけはあったので仕事も勉強も遊びも、目いっぱいしてきました。

娘の意思を尊重して助けてもらう事になり
今、娘は葬儀の基礎知識を得る為に葬儀の専門学校に通い始めました。

とてもあなたを雇える状態ではない、と話しましたが
娘が私を養ってくれるつもりのようです。

私も、義母と実家の母とまだ元気ですが主人を看ている状態なので
「宜しくお願いします」と正式に挨拶をしたところです。