柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

母の引っ越しtぐ

2011年04月26日 | 私の半径100メートル
今まで義母がお世話になっていた老健から、特養と言う施設に引っ越しをしました。

脳梗塞から半身まひを起こし、右手が使えず、歩行は困難になり、言語が出ず会話もできない状態でした。
医師の薦めで、施設に入りましたが10ヶ月間に右手はずいぶんと動くようになり
時々車椅子から立ちあがろうとします。
会話も言葉が出るようになり、会話にはなっていませんが
お互いに雰囲気で感じ取ることができるようになりました。

施設でのプロの対応に感心するばかりです。
何よりオムツが昼間は取れているのも驚きです。

食事のコントロールも私たちには難しい事でしたが
血圧、体重、水分量などを気にする毎日で
義母にとっても楽しくなかったと思います。
今では入所時より体調も良くなっています。

退所の日は、職員のみなさんが玄関まで送ってくださり
私まで胸が詰まる思いでお別れをしてきました。

向かった先はそこからく車で10分くらいの所にあります。
今度はグループごとの生活が始まります

1フロアーに6つに区切られていて各グループのドアを開けると
玄関、居間があり、テレビとソファーが置かれています
その後ろには台所と食卓があり
ご飯と、お味噌汁はここで職員の方が作ります。
その他のおかずは厨房から届くそうです。

居間の周りに個室が10室あり、8畳にベットと小さな箪笥と洗面台が設置されています。
荷物は各自が持ち込めます。
義母の部屋にはもう1つ小さな箪笥と、ソファーベッドを置きました。
この部屋は泊まれる、と聞いたので毛布と枕も置きました。

ここで昨日から義母は暮らしています。
引っ越しの意味も伝わってはいませんが、急に違う場所に来て不安そうな顔をしてました。

こちらの施設にも足しげく通います。