西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

「財政構造改善!」なら、目標は「経常収支比率や人件費率の低減!」であるべきでは???

2024-11-11 18:53:42 | 市政全般に関連すること

お陰様で本日、今タームの駅立ち完了しました。
最終日は、また暖かさが戻ってきて、先週末の寒さがうそのよう。
11月も半ばとは思えんな、この陽気…

さて本題、今回で一応ラストの財政構造改善の取組についての話です。
財政危機克服からの脱出のためとして、いろいろ示されたメニューですが、これだと進捗管理できないんですよね。
だって、各項目の各年度ごとの目標額が示されていないんですもの。
 ↓


西宮市役所には「公共施設の総床面積を20年後には10%削減する!」と言っていたのに、「10年経ったら増えていた。なので目標を下方修正した…」という、信じられないような話さえあります。
そうした前歴を考えるなら、こんなザクっとした目標を提示されてもねぇ…という感じにならざるを得ません。
 ↓
市政報告76号×表面@2024年1月発行


そもそも「財政の構造を改善する!」と言っておきながら、「とりあえず収支を40億円改善して、赤字が出続けないようにする!」と言ってるあたりからして、話の方向が間違っていると思うんですよね。
市は「計画」において
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●財政が硬直化していることが財政運営上の大きな課題
→人件費の割合が中核市平均と比べて大きいのが、その大きな要因
-----
と明記しています。
こうした状況があっての上で「財政構造改善」を掲げるなら、目標とすべきは「財政の硬直度を示す経常収支比率や、その大きな割合を占める人件費率の低減!」であり、その具体的な数値をこそ示すべきだと思うんですよね。
実際、そうした目標値を設定している自治体もありますし。
 ↓


それにしても、ここまで財政が悪化してしまったことに対して、つくづくと忸怩たる思いを抑えられません。
石井市長の就任後もずっと、私は、財政の厳しさを訴えてきました。
その間、市長は行政経営改革だの体質改善だのボトムアップだのトップダウンだの、きれいな言葉を並べてきたものの結果はこれ。
私自身の力不足も痛感しつつ、厳しい言葉を向けずにはいられません。
 ↓
【ご参照】
「コロナ禍のせいで、財政状況が把握しづらかった...」というのは、言い訳でしかありません。市長としての責任を、よくよく認識するべきです!@2024年3月のブログ

引き続き、厳しい姿勢で、対峙してまいります。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。


支出削減は、年間100万円の効果しか見込めないものまで列挙。ところが毎年億単位で収入に影響するふるさと納税のことは見込まないとはこれ如何に???

2024-11-08 10:45:13 | 市政全般に関連すること

先週月曜日からスタートした恒例の駅立ちも、残すはあと1箇所のみ。
しかしスタート時点では「こんなんクールビズでも余裕なくらいやな...」と思う暖かさだったのが、昨日今日と寒い寒い。
昨日は「さむー...」と独り言を言ってたのを聞かれてしまったり、今日は温かいお茶を頂いたりと、寒い時期の駅立ちならではのことが色々ありました。
身体は冷え切ってしまいましたが、心はホッコリ。
さあ、あと一日、頑張るぞ~。

さて本題、昨日の続きで「財政構造改善実施計画」についての話です。
「先にやるべき事があるでしょうよ...」という話は昨日書いたとおりですが、他にもいろいろ問題があると思っているんですよね。
その一つが、「そもそも見込むべきものが、ちゃんと見込まれてないやん...」という話。

その筆頭が、ふるさと納税。
西宮市民がふるさと納税を利用して、他の自治体に寄付した場合、西宮市にとっては市民税が減収になります。
ここ数年の、ふるさと納税による市税流出額は
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令和2年度:16億6900万円
令和3年度:20億3300万円
令和4年度:27億3300万円
令和5年度:31億900万円
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と年3~7億円ペースで増えています。
なお、この減収分のうち75%は交付税で国が面倒を見てくれますが、残り25%は直接市が負担することになります。
  ↓


要は、過去のペースでふるさと納税の流出が続けば、毎年1~2億円程度、収支が悪化するし、しかもそれは積み重なっていくということ。
「年間40億円の収支改善が目標!」という中での、毎年,積み重なっていく1~2億の悪化要因って、むちゃくちゃ大きいと思うんですよね。
ところが昨日確認したところだと、「ふるさと納税による流出拡大は、収支見込には加味していません」だそうな。
理由は
-----
●今後の数字がどのように推移していくか、確実な内容が見込めない
●交付税の額は非常に大きく、1~2億円程度のぶれは問題にならない
-----
だそうな。
・・・そんなこと言いながら、「ふるさと納税の取組強化」による収入拡大だけはちゃっかり見込むって、どういう感覚なんですかね。
ていうか、そんなこと言うんやったら、歳出減の取組なんか、どれ一つとして確定しているものなんかないと思うんですけどね。
 ↓


それ以外にも
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●今後も大幅な上昇が続く可能性が高い、人事院勧告に基づく人件費の増加
●今後、急激に上昇する可能性が高い社会保障関係費用
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が十分(もしくはほぼ)見込まれていないという問題があります。
 ↓
市政報告79号@現在、絶賛配布中の裏面

 ↑

「中央病院の閉院に伴って発生する費用が十分見込まれていない!」という問題は、さすがに見直されました。
この点については、当たり前ではあるものの、一定評価できるかな...と思っています。
厳しく指摘してきてよかった。。。

ただ、こうした経緯を見るにつけても、市が掲げた「40億円改善すれば...」という前提自体が怪しいと私は思ってしまうんですよね。
そもそも「財政構造改善!」と言ってるのに、目標が40億の収支改善ということ自体、甚だ強い違和感がありますし。
というわけで、この項、も少し続けます。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。


財政構造改善、最優先で取り組むべきは「人件費の抑制」一択、他はありえない!!

2024-11-07 18:07:57 | 市政全般に関連すること

本日、総務常任委員会が開催。
市長も出席した上で『「西宮市財政構造改善実施計画(素案)に対する意見提出手続(パブリックコメント)の実施について』について、報告と質疑が行われました。
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●本市の財政状況は、きわめて厳しい
→平成30年度以降は赤字基調
→今後も社会保障関係経費の大幅な伸びが見込まれる一方、歳入の伸びは見込めない
●ふるさと納税による市税の流出拡大が進んでいる
●財政の硬直化も著しい
-----
等の現状を述べた上で、財政構造改善の必要性を訴えると共に、そのための具体的な内容を示すものでした。
具体的な内容について知りたい旨、ご要望を頂いている事もあり、細かくなって恐縮ですがメニューを全部、示しておきますね。
 ↓
【P.1】

【P.2】

【P.3】

【P.4】

【P.5】

【P.6】


と言うものの、「こんな細かいメニューを示されても...」という方が多数派ですよね。
というわけで、その中でも特に重要と考える話について、かいつまんで。

委員会多数派の雰囲気として、「こんなん削減したらアカンやろ...」となっているのが
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①P.1→(2)施設使用料等受益者負担の適正化→2市有地貸付料等減免の見直し→水道料金、下水道使用料福祉減免制度の見直し---R6~10の効果額 2億5200万円---R11 以降の効果額1億5100万円/年
②P.4→(6)事務事業の見直し→医療費助成制度の見直し(障害者)(母子家庭等)---R6~10の効果額 5億1500万円---R11 以降の効果額1億8400万円/年
-----
の2項目。
各事業のより具体的な内容はこんな感じです。
 ↓





これらは身体・精神障害者や母子家庭のうち所得水準が低い方を対象としている、きわめて弱者保護的な面が強い施策。
市は、この内容を「財政が厳しいし、他市に比べて手厚い内容やから、この際、ズバッと切る!」みたいなことを言っています。
が、そら、反対の声が上がるのは当然ですよ!

そもそもの話として「財政が厳しいし、他市に比べて手厚い内容やから、この際、ズバッと切る!」てなことを言うんなら、職員の待遇を見直す方が先でしょ...と。
西宮市の手当制度には
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●他市には存在しない手当、他市より著しく手厚い手当が多く存在する
●退職手当が独自の計算方法で算出されており、他市より多い金額を受け取れるようになっている
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等、多くの問題があります。
 ↓
市政報告78号@2024年7月発行×裏面】


また、特に高齢層において国や近隣自治体と比べても給料水準が高い、という問題もあります。
 ↓
【ご参照】
年功序列過ぎるし、係長が多すぎる上、手当が手厚すぎる。これらも西宮市の人件費が高くなる大きな要因であり、是正するべきです!@2023年12月のブログ

が、残念ながら資料上、こうした問題について是正する考えは示されていません。
今回、見直しの意思が明確に示されているのは、これまでに既に見直しが進められている内容だけであり、上に書いたような内容は含まれていません。
本日の委員会での私からの質疑に対して、他の問題にも取り組んでいきたい旨、意思表明はされましたが...
 ↓


市は、こうした現状にも関わらず、生活弱者を対象としたサービスのカットには邁進すると言っているわけで、そんなもん同意できるわけがない。
どう考えたって、手厚すぎる待遇見直しの方が先に決まっていますよ!

なお、ブログタイトルは先週末に更新され、X上でバズっていた市長ブログから拝借しました。
 ↓
兵庫県知事選挙告示、「いなむら和美」一択、他はありえない!! | 石井としろう 西宮市長
 ↑
兵庫県知事選挙について、こんだけアツい思いを述べられるなら、市の財政問題についてこそアツく語って欲しいもんだと思うんですけどね。
事の軽重が、間違っている気がして仕方ない。
しかし、ほんま自分のこととオヤジさんのことが大好きなんやな、と。

この件、これだけでは全然書き足りないので、も少し、続けていきたいと思います。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。


施設の新設等の際には、ネーミングライツが使えないか検討し、政策局と協議することを義務付ける文書が発出されました。ちょい遅いけど、一定評価します!

2024-11-06 14:42:55 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

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●「西宮市財政構造改善基本方針に基づく取組の大枠について」では「公共施設のネーミングライツ」を積極的に推進する考えが述べられていた
→ところが、東部総合処理センターについて、ネーミングライツではなく愛称募集が行われた
→これについて盛大にツッコんだ結果、市側からは遺憾の意(?)が表明された
-----
という話がありました。
あの話は酷かった...
 ↓
【ご参照】
なんで、愛称募集になるんですかね?こんなのネーミングライツ以外ないでしょうよ...@2024年8月のブログ

こうした経緯を踏まえ、今般、
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●施設の新設、改築、統合などを予定している場合は、開設又は再開設の機会に合わせてネーミングライツの導入を必ず検討することとし、政策局と協議すること
●既存施設についても、ネーミングライツの導入や施設内での公告物掲載の余地について積極的に検討し、導入を図ること
-----
等を求める文書が「財政構造改善推進課」から発出されました。
内容は以下の通り。
 ↓


財政危機のおりがら、市は市民に対して、様々な形で負担を求めようとしています。
そんな中、数少ない収入確保策であるネーミングライツについて、
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●メニューには挙げる
→実際には背を向ける...
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といった姿勢は許されないと思うんですよね。
それだけに、財政構造改善課がこうした文書を発出したことは前向きに評価したいと思います。
各部署においては、改めて、この内容を徹底すると共に「ネーミングライツ以外の広告事業の導入についても、積極的に検討」してもらわねばなりません!

さて明日は、総務常任委員会。
「財政構造改善」のためということで、市民に負担を求める具体的なメニューが示されることになります。
で、こちらに急遽、市長が出席することになったということで昨日、担当局長から報告を受けました。
市長が、こういう場に出てくるのは珍しい。

私は、議会の厳しい雰囲気を直接、味わうためにも、市長が出席するのはよいことだと思っています。
てゆうか、これまでは「なんで出てこーへんねやろか???」と思っていました。
一方で、当局にとっては大きな負担でもあるんでしょうね。
あまり深い考えなしにテキトーなことを言われたら、後で大変な目に遭うのは当局職員ですし、そら大変やわな...と。
 ↓
【ご参照】
職員を200人削減するためには、辞めていく人数の半数しか雇えない。それって各職場に与える影響が、かなり大きいと思うのですが... - 西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記
200人削減を実現できたとしても、削減できる費用は10億円以下。20億円の目標には到底、届かないことが判明したわけですが... - 西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

なにはともあれ、明日は大事な総務常任委員会。
しっかり準備進めて臨みたいと思います。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。


「こども防犯サバイバル」によると、「できるだけ公園のトイレは使わないようにしよう」なのだそうです。いまや公園のトイレって、そういう位置づけなんですね...

2024-11-05 15:46:37 | 安心して暮らせる安全なまちを実現するため

隙間時間を見つけては、コツコツ進めている市政報告79号の駅立ち&ポスティング。
この中で取り上げた話の一つが、トイレの話。
ものすごくザックリ言うと、
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①必要性の低いトイレはなくしましょう!
②清掃費用を削減しましょう
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という話ですね。
 ↓

しぶやの市政報告79号×表面・左側

一方で①については、ほんとにそう主張していいものなのか???という迷いも、自分の中にありました。
というのも最近は、コンビニなんかでもトイレの貸出を断っているところが増えてきているから。
いちばん最初に問題視した時点では、そこまでそういうのも多くなかったし、「公園のトイレがなくてもトイレが借りれるところは一杯あるしな...」的なことも思っていたんですよね。

そんなことを思っている中、最近たまたま読んだのが「こども防犯サバイバル」という本。
 ↓

 
読んでいてビックリしたのが、表紙にも載っている「トイレにいくときは ドのトイレを使うのがいい?」という話。
本文を見ていくと
-----
問題5 遊んでいたら、トイレにいきたくなった。どうしよう?
 ↓
答え
近くのコンビニのトイレにいく 公園のトイレはできるだけさけよう
-----
となっていたんですよね。
曰く
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●公園のなかでも、トイレはとくに犯罪にあいやすい場所だといわれているよ。トイレの個室にかくれていた悪い人が、トイレにやってきたこどもをおそう犯罪がおこっているんだ。だから、できるだけ公園のトイレは使わないようにしよう。
●近くにコンビニがなくて、公園のトイレを使わなければならないときは、友だちにもついてきてもらおう。こどもの数が多ければ、悪い人も近づきにくくなるからね。
-----
とのこと。
今や、公園のトイレって、そういう位置づけなんですね...

議員という仕事をやっていると、いろんな場面で、自分の考えや主張は本当に正しいのか、悩む場面が多々あります。
そもそも世の中に100%正しい考えも、間違っている考えも、そうありません。
100%肯定できる人も、100%否定しかない人もいないでしょう。
そして、そのそれぞれに対する考えも大事にする力点も、きっと人それぞれ異なるものなのでしょう。
それでも自分なりの考えを見つけ、それを信じて、前に進んでいくしかないんですけどね。
今回のトイレの話については、自分の中でも迷いがあった中、勇気づけられる方向の話が出てきたのでほっとしました。
これで、ますます自信を持って進めていけますね

というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


警察官の不在時間短縮等、機能強化のため交番の再編が進められるとのこと。これに伴い、市内6カ所の交番が廃止されるそうです。

2024-11-01 15:54:12 | 安心して暮らせる安全なまちを実現するため

標題の件、最初に聞いたのは今年の6月頃だったと思います。
が実施する兵庫県・県警側から緘口令が敷かれており、「OKが出るまで言ってはダメ!」ということなので黙っていました。
関係する地域には資料も配ってるわけで、別にええんちゃうの…とも思ったんですけどね。

趣旨としては、
-----
「パトロールはしてほしいが、用事で交番に行ったときは警察官にいてほしい」「凶悪犯罪や特殊詐欺をはじめとする通報・相談にしっかり対応してほしい」といった住民の声がある
 ↓
こうした声に対処するため、警察官を集中的に配置して、交番の機能を強化する必要がある
 ↓
一人勤務の交番はなくすなど、交番を再編整備する
-----
という話のようですね。
機能強化によるメリットや、基本的な方針は以下の通り。
 ↓


なお令和5年度から令和6年度で重点的に取り組み、県下の72ヵ所の交番・駐在所を廃止する予定とのこと。
そのうち西宮市で廃止予定の交番は、以下の通り。
 ↓

また再編後の交番配置図は以下の通りです。



限られた人員で求められる役割を果たすためには、こうした機能統合や効率化は欠かせないということなんでしょうね。
なお北口西交番については、ガールズバー×客引き対策の巡回指導員の休憩場所として活用予定だそうです。

というわけせ、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


話題の兵庫県知事選挙が始まりました。というわけでHPが確認できた3人の候補について、ご紹介します。

2024-10-31 09:48:01 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

本日から兵庫県知事選挙スタート。
ちなみに「大量の候補者が出るかも...」ということで、急遽、衆院選で利用された選挙看板に紙を貼って、番号を書いて...という対応がなされました。
これによって発生した追加費用が約270万円ということで、なんだかなあ...
 ↓


さて本題。
というわけで話題の県知事選挙について「立候補者全員のHPくらいは広報するか!」と思っていましたが、
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●HPさえ見当たらない候補者
●HPはあるけど「東京都知事選挙」と表示されている候補者
●自分は当選するつもりはないと明言している候補者
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まで紹介するのも違うよな...と。
というわけで立候補者のうち、
-----
●昨日までに出馬の意思が示されていた
→候補者本人のHPが見つかった
-----
という2つの条件を満たす3候補だけ紹介させて頂きますね。
なお敬称略で、50音順。
貼り付けてある画像はHPのトップ画像です。

■■■■■

●稲村和美(前尼崎市長)
 HP:いなむら和美 – Kazumi Inamura Official Website


●斎藤元彦(前兵庫県知事)
 HP:さいとう元彦公式ウェブサイト | 兵庫の躍動を止めない!


●清水貴之(前参議院議員)
 HP:清水貴之オフィシャルサイト:兵庫県選出 参議院議員


■■■■■

ちなみに私、現在、自分の市政報告を持って、恒例の駅立ちをボチボチと進めています。
んで一昨日、阪神西宮駅前に着くと、青っぽい服を着た、明らかに選挙モードな集団を遠目に発見。
慌てて場所を阪神香櫨園駅に変更しました。
後から聞いたところによると、こちら斎藤前兵庫県知事が駅立ちしていたそうな。

ほんで昨日、一昨日の雪辱戦として阪神西宮駅で駅立ちしていると、後から稲村元尼崎市長を応援する西宮市議の方々が続々とやってきました。
私が先に始めた分、場所取りにも配慮していただき、続けることが出来たのですが、こういう風に場所がバッティングするのって「ほんま選挙!」って感じやな...と。
先の衆院選に続き、これからの県知事選にも携わる方々は、ホンマに大変...
と色々思いながら、ご紹介とさせて頂きます。

閑話休題。
選挙期間ではありますが、私は粛々と自身の職務に励んでまいります。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。


衆議院議員選挙が終わりました。というわけで私的視点から、西宮市が関係する結果を分析します!

2024-10-28 13:51:18 | 市政全般に関連すること

衆議院議員選挙の結果が出ましたね。
我らが西宮市が関係する結果で言いますと、まず南部地域が含まれる兵庫7区では
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●山田賢司氏(自民)が小選挙区当選
●三木圭恵氏(維新)と岡田悟氏(立民)が比例復活当選
-----
 ↓


北部地域が含まれる兵庫2区においては
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●赤羽一嘉氏(公明)が小選挙区当選
●阿部圭史氏(維新)が比例復活当選
-----
という結果になりました。
 ↓


ただ、それだけだと、このブログで報告する意味もないですよね。
というわけで西宮市だけに限定した内容で、私なりの分析と感想をば。

まず兵庫7区のうち、西宮市南部地域のみでの各候補者の得票数及び得票割合は以下の通り。
 ↓


上位3候補で見ると
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●山田賢司氏(自民):兵庫7区全体での得票率32.6%→西宮市南部地域での得票率31.9%
●三木圭恵氏(維新):兵庫7区全体での得票率29.3%→西宮市南部地域での得票率29.8%
●岡田悟氏(立民)::兵庫7区全体での得票率24.7%→西宮市南部地域での得票率24.8%
-----
と兵庫7区全体に比べて、山田氏の得票率がやや低く、三木氏の得票率がやや高いのは興味深いですね。
一方で、岡田氏の得票率はほぼ同じ、と。

同じく兵庫2区の西宮北部だけを見ると、より一層その傾向は強くなります。
 ↓


上位3候補で見ると
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●赤羽一嘉氏(公明):兵庫2区全体での得票率37.2%→西宮市南部地域での得票率35.7%
●阿部圭史氏(維新):兵庫2区全体での得票率25.6%→西宮市南部地域での得票率29.2%
●舩川治郎氏(立民):兵庫2区全体での得票率21.1%→西宮市南部地域での得票率21.1%
-----
と西宮市北部地域だけで見ると、兵庫7区全体に比べて、赤羽氏の得票率はやや低く、阿部氏の得票率は逆に大きく高い。
舩川氏はピッタリ同じというのも、ある意味すごいですね。

そして、それ以上に興味深いのが、党名を投票する比例代表選挙の結果。
西宮市南部では得票数の多い順に
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①日本維新の会   43,693票
②自由民主党    40,100票
③立憲民主党    36,839.51票
④国民民主党    20,192.49票
⑤公明党      16,471票
⑥日本共産党    12,222票
⑦れいわ新選組   11,944票
⑧参政党        8,441票
⑨日本保守党      7,576票
⑩社会民主党      2,879票
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西宮市北部では
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①日本維新の会   4,257票
②自由民主党    3,731票
③立憲民主党    3,487.82票
④公明党      2,371票
⑤国民民主党    1,400.18票
⑥れいわ新選組   1,196票
⑦日本共産党    1,025票
⑧参政党         956票
⑨日本保守党       760票
⑩社会民主党       242票
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結果、西宮市全体で見ると得票数の多い順に
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①日本維新の会  47,950票
②自由民主党   43,831票
③立憲民主党   40,327.33票
④国民民主党   21,592.67票
⑤公明党     18,842票
⑥日本共産党   13,247票
⑦れいわ新選組  13,140票
⑧参政党       9,397票
⑨日本保守党     8,336票
⑩社会民主党     3,121票
-----
となっており、得票数トップは日本維新の会。
自由民主党・立憲民主党が後に続きますが、4位に国民民主党が入ってくるのも特徴的ですね。
あくまで個人的感覚ですが、西宮市においては「改革的志向が強い」とされる政党が、全国的傾向より強いように感じます。

いつだって、選挙は悲喜こもごも。
当選された方には、日本の未来のために誠心誠意、力を尽くして頂きたいと思います。
関係された全ての皆様に、心からお疲れさまでした!


市政ニュースのリニューアルをはじめとした、市政に関わる広報ツールの見直し。具体的な方向性を示すべきです!

2024-10-25 11:31:03 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

22日(火)から昨日24日(木)まで、所属する総務常任委員会の視察で関西を離れていました。
行財政改革の先進自治体を中心に、色々なお話を伺ってきましたが、改めて痛感したのが、同種の取組における西宮市の鈍さと、危機感とセンスのなさ。
報告書をまとめなきゃならないので、その過程で考えをまとめた上で、改めてブログで取り上げる予定です。
なので今日は別の話ですよ。

-----
●市が広報戦略を策定すること
→その中で、複数の情報媒体について、今後の方向性について考えを示したこと
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は既報の通り。
 ↓
【ご参照】
市が「広報戦略」なるものを策定するそうです。市長の俳句なんかよか、もっと広報するべきことがあるよな…と思いつつ。@2024年9月のブログ

ただ上のブログでは文章量の問題もあり、個別の媒体の方向性については触れることができなかったんですよね。
なので今日は、その中のいくつかについて。

まず重要なのは「市政ニュースのリニューアル」。
 ↓

 ↑
一番最後に「紙面形態や発行頻度の見直しについても検討を行う」とありますが、具体的な内容は示されませんでした。
ただ私は印刷・配布費の増大も踏まえ、本命は
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●現在、月2回の発行頻度を月1回に変更
→あわせて、1号ごとのページ数を増やす
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という方向での見直しであるべきだと思っています。
 ↓
【ご参照】
月2回の発行頻度も含めて、市政ニュースの見直しを検討中とのこと。個人的には、もっと内容を充実させる方向に舵を切るべきだと思っています!@2022年5月のブログ

あと長期的には、コミュニティ情報誌×「宮っ子」との統合も考えるべきだと思うんですよね。
「宮っ子」が、長い歴史を持つ西宮市が誇るべき財産であるのは事実。
一方で現実問題として、記事の作成・配布などに相当な負担がかかっており、多くの地域で問題になっているという話も聞きます。
長期的には
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●市政ニュースにコミュニティコーナーを設置
→掲載を希望する地区には、そちらで対応!
-----
といった方向性なんかも考えるべきだと思うのですが、どないでしょ。

また、さくらFMについては「災害時における必要性や平時における情報発信の費用対効果、また、市の魅力や地域に密着した情報を発信しておるコンテンツ(番組)の有効性などを総合的に勘案しながら、今後の情報発信のあり方について検討していく」という「で、結局どうすんねん…」という内容が書かれていました。
とは言うものの、さくらFMは本来、民間事業者であり、市とは異なる意思決定経路を持つ経営主体。
そういう意味で、市があーする、こーするというのは筋違いなようにも思うんですよね。

いずれにしても、さくらFMさんには
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●災害協定を結んでいる芦屋市への働き掛けを強めること
●提供番組を増やすための営業活動を強化すること
-----
といった、収入を増やすために必要な、いわば当たり前の営業活動を強化することこそが肝要だと思っています。
どうも、そこらへんが弱い気がして仕方ないんですよね。
 ↓
【ご参照】
5/18(土) 15:00~ガールズバー×客引き対策会議が開催されます&さくらFMに出演することになりそうです。@2024年5月のブログ

あと問題提議した結果、大幅に改善された西宮市公式LINE。
 ↓
【ご参照】
西宮市公式LINEが大幅に見直されました。この機会に是非、登録をご検討下さい!@2023年2月のブログ

2022年9月時点では登録者9万人、ブロック1.5万人だったのが、令和6年9月時点では登録者12.2万人、ブロック2.4万人とのこと。
正味の登録者数(?)で言うと、7.5万人だったのが9.8万人まで増えたということで、これは一定評価できると思っています。
引き続き、いろんな角度から見直し進めていかなければなりませんね。

ともすると、費用対効果等を考えることもなく、前例踏襲で漫然と進められがちな市役所の事業。
こういう機会だからこそ、根本的なところから見直し、あるべき姿を考えて、その方向にもっていこうとする努力が必要だと考えています。
引き続き、そうした観点から指摘・提案等、行ってまいります。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。


【10/14or15】市政報告79号が完成しました。大きな選挙があるので、駅立ちは難しいよな...と思いつつ。

2024-10-21 09:54:57 | 主張・広報と活動のお知らせ

衆議院議員選挙も、投開票日まで残すところ、あと1週間。
皆さん、くれぐれも投票に行ってくださいね。
私も当日は北口町のお祭りで忙殺されることが確定しているため、期日前投票を済ませましたよ。

さて本題。
9月議会報告用の恒例・市政報告を作成。
以下の内容で出来上がりました!
 ↓
【表面】


【裏面】


より画質の良いものは、以下のリンク先でご確認いただけます。
 ↓
市政報告79号×表面
市政報告79号×裏面

なのですが、とりわけ駅頭での広報は難しそうですね。
なにせ、今は衆議院議員選挙のまっただ中。
それが終わったら兵庫県知事選挙と、大きな選挙が立て続けにありますし。
なかなかに悩ましい…

とは言え、もはや市政報告も79号。
駅立ち・ポスティングについても、ベテランにも程がある域にたどり着いている私ですから、なんとしてでも進めてまいります!
お見かけの節には、是非是非よろしくお願いします。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。