西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

給食から見直すべきでは?

2010-04-09 20:13:31 | すべての人にやさしいまちを実現するために

昨日は市内・公立小学校、本日は公立中学校の入学式。
ピカピカの新一年生達の新しい門出を、心からお祝いいたします。

というわけで(?)、今日は学校に関連する話など。
西宮市は先月、「西宮市食育推進計画」を策定しました。
(関連・市HPへは、↓こちら↓。)

http://www.nishi.or.jp/contents/00012620000300015.html

「3食きちんと食べましょう」「家族と一緒に食事しましょう」等々、
色々なことが書いてありますが。
実際のところ、こうした内容について市が計画を定めたところで、
具体的に何かが改善されるか?
という一番肝心な点については、正直なところ望み薄だと
個人的には思っています。
ここらへんの話は、結局は各家庭の問題である面が強く、
行政(ましてや、いち市町村レベル)で関与できる部分は、
多くないと考えているので。
でも、そんな中でも、市町村レベルで十分、対応でき、
一定の効果も望める分野があると考えています。
それは学校給食に関する部分です。

例えば、計画が掲げる基本目標の中に、
「伝統的な食文化を知り継承していく」ことや
「栄養バランスの取れた食事」を取ることの重要性が
あげられています。
で、学校給食の中で、こうした点を改善することは可能だと思うのです。

小学校の給食の献立を見ていると、例えば、
 〇くろパン
 〇やきそば
 〇牛乳
 〇ミックスフルーツ(@缶詰のパイン&ミカン)
といった組み合わせが見られます。
私には到底、これを見て「伝統的な食文化に即した」
「栄養バランスのとれた食事である」とは思えません。
あくまで個人的な感想ではありますが、他にも???な献立は多く、
ここらへん、見直すべきではないかと思うのです。

そもそも、「伝統的な食文化」と言うのであれば、
パンではなく、米が献立の中心の方が望ましいと思うんですよね。
食料自給率の向上が国レベルでの大問題とされている中で、
学校給食の中に占める米食の割合を増やすことは、
 ・直接的な米消費量の増加
 ・米食を中心とした食事に馴染んだ子供が増えていくことで、
  長期的に、個人あたりの米消費量の増大
という効果が見込め、結果として、食料自給率の増大にも
つながるのではないかと思いますし。

本市の場合、週5回の給食のうち、3回弱が
お米を中心とした献立になっているとのこと。
で、じっくりと献立も見てみましたが、米中心の献立の日には、
???と思うような献立は、少ないように感じるんですよね。
こちらも、あくまで個人的感想ではありますが。
(そもそも、ご飯と牛乳の組み合わせって、どうなの?
 というツッコミもあろうかと思いますが、
 その点については、敢えて置きます。)

と、色々と感じることがあるので、
この話、も少し詳しく調べていこうと思います。
それでは今日は、このへんで。