本日は前回ブログの続きで、家庭環境調査表&健康調査表の運用に関する話の続きですよ。
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【ご参考】
「資料ください」「分かりました、少々時間ください」⇒3か月後、「いつになったらもらえるんですか?」「・・・今から持っていきます」って、なんや、この展開。。。@2017年9月のブログ
以下の表に記載の「これが毎年、イチから記入して提出してもらっている理由です!」と学校側が主張する内容について順次、具体的なツッコミを入れていきます。
というわけで以下、お付き合い下さいませ。
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「保護者の声を重視しているため」「現状では変更は考えていない」としている学校が多数存在するわけですが。
保護者の声を聞くなら「変更があった場合のみ、赤字で記入!」という運用でも対応可能だと思うんですよね。
また、それ以前の問題として、本当に保護者の声を大事に考えているのか?という点について、甚だ疑問に思うわけですよ。
「毎年、同じ事を書き直すのって苦痛...」というのも立派な保護者の声ですし、そこに思いを馳せてはもらえんもんやろか???と。
実際、用海小・南甲子園小のように「保護者の意見を集めて、来年の様式(=運用)を検討しようと考えている」という学校も出てきているわけですし。
また「修正や追加をするケースが多い」とありますが、それって本当に確認した上で言ってるんやろうか???
これらの学校では、毎年イチから記入して提出してもらうのがデフォルトになっているはず。
そういう運用の学校で、本当に前年提出分と比較して「修正や追加をするケースが」あるかなんて確認しているもんなんやろうか?と思うんですよね。
ここ甚だ疑問に思うし、教育委員会に確認しても、全然、具体的なことを答えてもらえないんですよね。
というわけで、来年度に各校、何件あったかを示してもらうよう依頼しました。
・・・ここ、また「担当が変わったので...」とかで逃げられかねないので気を付けておかないと!
「児童生徒が持ち帰った後に紛失することを防ぐため」については、紛失するかもしれない一部の方のために、全員に「ゼロベースで記入+提出!」してもらうという考え方自体に強い違和感がります。
だったら、紛失した方には、イチから書き直してもらう運用にすればええんちゃうの...と思っちゃいますし。
「回収期間に連絡できなくなることを防ぐため」については、いやいや、これ以外に連絡先を確認するツールってないわけ???と思いますし、「記載内容(学校が保護者に尋ねる内容)を追加や変更するため」というなら過去、どれだけの追加や変更を加えたのか、甚だ興味があります。
というわけで、ここらへん疑問に思う内容については適宜、調査・資料請求等、依頼しました。
そちらも頂けるまで時間がかかるそうですが。
「学校教職員の負担が大きい!」という議論はよく耳にしますし、そうした側面があることを否定するつもりはありません。
一方で、様々な場面において、教育委員会・学校には効果的とか効率的、合理的といった概念自体が著しく弱いよなあ...ということを感じる場面が多々あります。
そして、こうした点が非効率的な業務の進め方を前提とした仕事のあり方につながり、結果として教師の負担増につながっている面もあるのでは???という思いもあるのですよ。
今回、取り上げている話自体は、決して、それほど大きい話ではありません。
一方で、ここに集約して現れている要素は、決して軽視して良いものではないと思っています。
というわけで、この問題、引き続き、追いかけていきますよ~。
この話、結構、大きい反響を頂いていることに加え、私自身がどうにも納得できません。
やし、そう簡単に諦めるわけにはいきませんな!
というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。