今日の話題は、なんと言ってもこれですね。
・・・そのうち、「えー、昭和生まれなんですか!?」みたいな事を言われる日が来るんやろうな。。。
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さて本題、代表質問のご報告の続きをば。
それでは早速どうぞ!
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【質問】
滞納金整理に関連して「市の債権に係る共通コールセンターとしての運用を開始」する考えが示されました。
もちろん、この取組に異論はありません。
しかしながら、この取組をより効果的なものにするためには、市が直接取り立てることのできる強制徴収債権であれば差押え、市が直接取り立てることが出来ない非強制徴収債権であれば訴訟という、法的手続きを全ての滞納金に対して、行うべきです。
そこでお伺いします。
全ての滞納金について、強制力を持った法的手続きで徴収に臨むことが出来る体制を整えるべきと考えますが、市の見解はいかがでしょうか?
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【答弁】
適切な収納対策による安定的な財源確保は、住民サービスの向上を図るとともに、負担の公平性、平等性の観点などからも、市の重要課題の一つでございます。
また滞納金、いわゆる収入未済額の縮減につきましては、これまでも議員から業務の定型化やスケジュール化を積極的に進めるよう一般質問の場などで、ご提案をいただいてきたところです。
~中略~
債権管理の処理手順とスケジュールを明確にした標準的な債権管理事務モデルを作成し、平成31年度から試行的に導入することにより、効率的で効果的な債権管理事務をめざしてまいります。
また、おたずねの強制力のある法的手続きにつきましては、これまで申し上げてきた初期対応等の取組みを行っても解決しない滞納案件を整理する上で、有効な手段であると認識しております。
しかしながら、強制力のある法的手続きの実施に要する調査などの事務量を考慮すると案件の絞り込みが必要であること、また、費用や事務手続きなどの面で、なお整理すべき課題が残っていることから、まずは、2年を予定している試行期間に、これらの課題を整理することで、強制力のある法的手続きの実施に向けた取組みを進めてまいります。
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【再質問】
答弁で述べられた通り、適切な収納対策の推進は「住民サービスの向上を図るとともに、負担の公平性、平等性の観点などからも、市の重要課題の一つで」す。
市が向いている方向は、私と同じだと思いますし、過去継続して訴えてきた取組が進められていることも一定評価します。
その上で一点、再質問します。
「2年を予定している試行期間に、これらの課題を整理することで、強制力のある法的手続きの実施に向けた取組みを進めてまいります」とのことでした。
2年経過後には、全ての滞納金について、強制力のある法的手続きが取れるようになると理解してよいのでしょうか?
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【再質問に対する答弁】
強制力のある法的手続きが、滞納整理における手続き上、有効な手段であることは十分認識しております。
しかしながら、強制力のある法的手続きの実現に向けてなお、整理すべき課題が残っていることもまた事実であり、その実施にあたっては、関係課との意見調整や具体的な事務手法についての判断も必要となってまいります。
市といたしましては、2年の試行期間を単なる猶予期間と捉えているのではなく、不断に進めていく期間と考えており、試行期間後には、これらの諸課題を解決し、強制力のある法的手続きの環境が整うよう、注力してまいります。
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【最終の意見・要望】
了解しました。
それでは今後の経過を見守りつつ、2年後を待つこととし、次の質問に移ります。
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滞納金の整理については2008年に初めて議会で取り上げて以来、ずっと追いかけ続けているのですよ、私。
当時は、市の中でも担当部署を除いて、未収金は大きな問題とはとらえられていなかったんですよね。
が、その後、追及を続ける中で、市の認識も変わり、着実に取組を進めてくれました。
結果、当時、約200億円あった未収金は現在では65億円まで減りました。
こうした経緯も含め、私にとって、この話は、とても誇りに思っている、そして強い思い入れがある問題なんですよね。
そして今回、市が約束した内容が実現すれば、この分野における大きな問題は、ほぼなくなると思っています。
よくぞ、ここまで来たもんだ...
こういう風に、市の政策の方向性に関与できることこそ、議員としての醍醐味ですよね。
そういう役割を、これからも果たすことが出来るよう頑張ります!
それでは今日のブログはこのへんで失礼します。