毎月第三日曜日は恒例の高木公園×清掃。
私の持ち場は東側水路と決まっているのですが、以前はここの落ち葉、ごみとして捨てていた時代もあったんですよね。
が、ここ数年は広場側の木の根元に撒くようにしています。
この時期は落葉が多いので、なかなか大量。
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こうすることでごみの減量と樹木育成につながれば…と思います。
さて本題、一般質問のご報告シリーズですよ。
今日は、環境学習事業のあり方について。
それでは早速始めます。
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環境学習事業のあり方についてです。
本市では市民、事業者、行政の協働による環境学習を通じた持続可能なまちづくりを推進するために、地球ウォッチングクラブいわゆるEWC事業や各種環境学習事業等、多くの取組が行われています。
また山・海・川の学習拠点として、甲山自然環境センターや甲子園浜自然環境センター、環境学習サポートセンターを設置し、環境学習拠点ネットワークづくりにも取り組んでいます。
一方で、これらの事業を通じてどのような効果があったかは検証されていません。
平成30年実施の西宮市まちづくり評価アンケートでは、満足度が50施策中22位、期待度は39位とあまり高いとは言えない結果になっています。
さて、これら環境学習事業や施設管理事業において、本市OBが役員を務めるNPO法人こども環境活動支援協会(通称、LEAF。以下、LEAFと言います。)が大きな役割を果たしています。
資料②に2021年度、西宮市がLEAFに委託した業務をまとめました。
ご覧ください。
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市は同法人に対して、
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●甲山自然環境センター等の指定管理料として4991万円
●環境学習事業・環境学習サポートセンターの管理運営として1660万円
●甲子園浜自然環境センターの管理運営として759万円
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を支払っています。
それ以外にも同法人に複数の業務を発注していますが、公募により複数の事業者が競う形になっているのは甲山自然環境センター等管理運営業務のみ。
それ以外の業務はすべて特命随意契約で委託しており、同法人以外は入札に参加することさえできません。
まずは、この点自体が問題だと指摘したうえで、甲山自然環境センターの運営について五点質問します。
【質問①】
1年半もの間、「甲山自然環境センターだより」が発行されていない。
またブログ等の更新も開閉館情報がほとんどで、閉館中の環境学習に関する情報発信がなされていない。
通常の活動ができない時だからこそ、様々な工夫により、甲山の自然や環境学習の情報を発信すべきと考えるがどうか?
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【答弁①】
「甲山自然環境センターだより」は、指定管理者が年4回発行しているイベント参加募集などを掲載したチラシですが、新型コロナウイルス感染症対策としてイベントを中止していることや、不特定多数の方が接触する紙媒体の配布を避ける観点から、令和2年1月から現在まで配布を中止しております。
また、甲山に人が集まり、密集・密接となることを懸念し、ブログやホームページの更新頻度を減らすなどの対応をしておりました。
一方で、昨年度にはチラシに替えて小学生向けに自然ガイドブック「甲山の昆虫」を8,000部制作し、甲山での環境学習を行う時や理科の自由研究などの教材としても活用できるよう、市内の公立小学校全校に配布いたしました。
また、今年度は、その続編として「甲山の野鳥」を作成しており、従来とは異なる形ではございますが、情報発信について、取り組んでいるところでございます。
しかしながら、議員ご指摘のとおり、緊急事態宣言中や施設の休館中においては、通常の活動ができない時だからこそ、様々な工夫により環境学習に関する情報を、むしろ積極的に発信すべきであったと認識しております。
今後は、ホームページの内容の充実や更新回数を増やすなど、情報発信に積極的に取り組んでまいります。
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【要望①】
「ご指摘のとおり、新型コロナの影響で通常の活動ができない時だからこそ、様々な工夫により、情報を発信すべきであったと認識しております。
今後はホームページの更新回数を増やし、最新情報を発信するなど積極的に取り組んでまいります。」
とのことでした。
ご答弁いただいた方向で話を進めていただきたいと思います。
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ここらへんは思いっきりジャブ的な話ですね。
次回以降、ガチンコ度がかなり高い話となってまいりますので、ご期待ください。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。