西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

重度障害者を対象に、福祉タクシー・リフト付き自動車の利用料を補助する「福祉タクシー派遣事業」。ここで不正請求が行われている可能性があります!

2022-07-19 14:54:08 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

先週金曜日の新規発生患者数「785名」は過去最高のはず。
完全に。第7波が西宮市内にもやってきた感じですね…
皆様くれぐれも基礎的な対応の徹底をお願いします。
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さて本題、今日は少し飛ばしてしまっていた6月議会のご報告シリーズ。
福祉タクシーの不正請求防止についてです。
それでは、どうぞ!

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西宮市は電車・バス等、公共交通機関の利用が困難な重度障害者を対象に、福祉タクシー・リフト付き自動車の利用料を補助する「福祉タクシー派遣事業」を実施しています。
福祉タクシーの利用にあたっては定額制・予約制のどちらかを選択する必要があります。
資料②をご覧ください。
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まず定額制について。
対象は65歳以上で要介護3・4・5の方、または身体障害者手帳1種1級や療育手帳A、精神障害者保健福祉手帳1級など、重度の障害者手帳を所持する方(以下、「重度の障害者手帳を所持する方」と言います)です。
内容はタクシー料金のうち定額を市が補助するもので、1枚500円の利用券を年度につき最大72枚交付します。
利用者は1回の乗車につき最大3枚まで使用可能で利用目的の制限はありません。
次に予約制ですが、対象は65歳以上の要介護4・5の方、または重度の障害者手帳を所持する方。
内容はタクシー料金の9割を市が助成するもので、南部は上限2000円、北部は上限4000円の利用券を年度につき最大48枚交付。
利用者は1回の乗車につき1枚を使用することができ、利用目的は医療機関・公共の建物・銀行への移動等に限るとされています。

さて、この福祉タクシー派遣事業について不正請求が行われている疑いがあります。
資料③をご覧ください。
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福祉タクシー派遣事業の運用は、利用者が運転手にチケットを渡し、事業者は利用券を必要枚数、受け取る。
その後、事業者は受け取った分の利用券を市に提出して料金を請求する。
市は請求された金額を事業者に支払う、というものです。
一方で、当該制度は定額制が要介護3以上、予約制は要介護4以上と一定以上の重度の方が利用されることもあり、利用するタクシー会社・運転手が固定する傾向があります。
そのため利用券自体を運転手に渡したままにし、市への請求は事業者に任せているという事例も存在するようです。
こうした場合、事業者が実際にかかった以上の金額を請求したり、本来利用可能な方以外の支払いにチケットを回したりという不正行為が可能となります。
実際、こうした疑いを抱かざるを得ない事例の情報が私の元にも届いています。


不正行為が存在する可能性がある以上、防止措置が必要です。
それでは以上の内容を踏まえて三点、質問します。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇

というのが前段です。
この内容を踏まえた具体的な質疑の内容については次回以降、お知らせします。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。

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