会派的に今年になって一番盛り上がったのが、十日のえべっさんでの福男選び。
内側から門を支える係で大迫議員(右から三人目)が大写しになっていたのですが、早い早い!
流石は、今でもしっかり鍛えている元甲子園球児!!
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NHK神戸放送局×西宮神社で“福男選び”
てな話はさておき、本題へ。
12月議会での一般質問のご報告として、外郭団体に関わる問題を取り上げたブログ。
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外郭団体について多くの指摘を受けているのに改善せず、高齢・長期在籍のOBも放置。それなのに市民負担だけは求めるって、どう考えてもおかしいでしょ???@2024年12月のブログ
気がつけば、その後、1ヵ月も続きを報告できていませんね。
ものすごくザックリと内容をまとめると
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市民に多くの負担を求める「財政構造改善」とやらを進めるなら、真っ先に取り組むべきは、自分達の待遇に関わる問題。
ところが、その象徴的な存在でもある外郭団体については
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●競争なしで特定団体に施設管理を丸投げ
●高齢かつ長期に亘るOBの在籍を放置
●過去から指摘されている問題にも知らんぷり
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等、多くの課題があるにも関わらず、具体的な改善策が示されていない。
そんなんアカンでしょ...
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ということになろうかと思います。
というわけで、その前談を踏まえての具体的な質疑について、以下ご報告です。
それでは、どうぞ。
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【質問①】
市民に大きな負担を求める財政構造改善を進める以上、自らの身を律することこそが最優先であるべきと考えるが、市の見解は?
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【答弁①】
財政構造改善については、計画期間内に年間40億円の改善額を生み出すことが必要であることから、実施計画素案では、市の事業全体を見たうえで、市民サービスに影響のある項目についても計上しています。
しかし、まずは、内部事務改革による経費削減など市民生活に影響の少ない部分について、重点的に取り組むべきとの考えがございます。
このため、内部経費適正化によるコスト削減の取組や事業レビュー等を進め、内部経費の見直しを検討してきたことに加え、人件費の抑制については、「定員管理計画」に基づき人員の抑制を図るとともに、給与水準については、国や近隣他都市の水準を参考としつつ、本市独自の制度で均衡を失しているものについて早期に適正化を図る予定でございます。
計画期間内に財政構造改善を図るうえで、市民サービスに一定の影響が生じることは避けられませんが、その影響が限定的なものや前述した内部経費に対し、計画にお示しした項目に留まることなく優先的・積極的に取組を進めてまいります。
【質問②】
過去、包括外部監査は勿論、我が会派を含め、議会からも多くの指摘が外郭団体に対して行われてきている。
また非公募での施設管理の受託や、外郭団体全体での効率化など、外郭団体全体に関わる課題もある。
こうした観点も踏まえて、全ての外郭団体について抜本的な見直し策を検討し、示すべきと考えるが、市の見解はどうか?
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【答弁②】
外郭団体は、市が直営で事業を実施するよりも、効果的、効率的にサービスを提供できるとの考えから、市が出資を行うなどして設立に関わるとともに、運営にあたって人的・財政的支援を行っている団体であり、市と連携して公益的な事業を実施することで、市民福祉の向上に対して重要な役割を担っています。
しかし、社会経済情勢の変化により、外郭団体に求められる役割も変化しており、その役割を十分に果たせるよう自律的な経営を進める必要がございます。
包括外部監査の指摘もふまえ、財政構造改善における外郭団体の見直しについては「各団体の役割や個々の業務が時代に見合ったものであるか、市の人的・財政的関与が適切であるかなどの視点から、統廃合や事業縮小を含めた検討を行う」こととしており、財政構造改善実施計画の素案においては、まず都市整備公社、土地開発公社、さくらFMの3団体について見直し内容をお示ししたところです。
そのうち都市整備公社については先月の民生常任委員会において、具体的見直し方針についてもお示ししましたが、他の団体についても、議員ご質問のとおり、これまで包括外部監査や複数の議員から、様々な指摘を受けてきております。
これまでのご指摘を踏まえ、個々の外郭団体について、改めて課題を整理した上で各課題についての対応を検討するとともに、外郭団体全体に関わる課題についても整理し、対応を検討してまいります。
【質問③】
複数のOB職員が在職期間10年を越えて、多額の給与を得ている現実がある。
包括外部監査の内容も踏まえ、元職員の外郭団体への役員就任や65才以上の在籍について、一定の基準とルールを定めるべきと考えるが、市の見解はどうか?
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【答弁③】
市の外郭団体の役員に元職員が就任する際には、外郭団体が求める要件に合致する元職員を推薦するなど、市が一定の関与を行うことが多いものの、統一的な基準や手続きは定めておりませんでした。
また、外郭団体の役員に就任した元職員の任期等につきましても、基本的には外郭団体の判断を尊重し、市として基準を設けているわけではございません。
これらの現状に対し、令和5年度の包括外部監査において、外郭団体役員へ元職員を推薦する際の基準を明確にするとともに、外郭団体役員への就任について慎重な判断を求める意見をいただいたところであり、ご質問にありましたように、役員としての在任期間が長期に及ぶ元職員がいることも事実です。
外郭団体においては、その業務の全部又は一部が市の事務事業と密接に関連しており、市の補完的役割を果たしております。
そのため、市の業務に関して豊富な知識と経験を有する元職員が即戦力として求められていると認識しています。
外郭団体の効率的かつ効果的な運用に資するため、議員からのご指摘も踏まえ、元職員の外郭団体における勤続期間や年齢の上限も含め、外郭団体役員への元職員の就任に関する基準の設定について、他市での運用も参考にしつつ検討してまいります。
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なにせ、まあ、ぬるいな...
このやりとりを経て、私から意見要望を述べると共に再質問を行いましたので、その内容は次回以降。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。