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さて本題。
本日の総務常任委員会で、「西宮市財政構造改善実施計画(素案)」に対する意見提出手続(パブリックコメント)の結果及び同計画の策定について」の報告がありました。
きわめて厳しい状況にある西宮市の財政。
これを受けて、市が財政構造改善の必要性を訴えると共に、そのための具体的な内容を示したのが昨年11月のこと。
今回の報告は、その内容について、パブリックコメントで市民の皆様の意見を求めた結果について!ということになりますね。
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【ご参照】
財政構造改善、最優先で取り組むべきは「人件費の抑制」一択、他はありえない!!@2024年11月のブログ
回答件数が数件~十数件程度というのも珍しくなく、数十件も来れば「結構、多いな...」となりがちな、西宮市のパブリックコメント。
が、今回寄せられた意見数は1510件とのことで、まさに桁違い。
寄せられたご意見のうち、大きな内容で言うと
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●財政状況が厳しい折、大規模投資は控えるべき!
●市民サービスを削減するなら、市職員の給与水準の見直しが先でしょ!?
●ふるさと納税の取組を強化するべき!
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といったところが目につくかな...という印象でした。
より具体的な内容は以下の通り。
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なお、給与水準の適正化を中心に、私のブログや市政報告などを参考にして頂いたのかな???と感じる内容も少なからずありました。
パブコメにご協力頂いた皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。
で、議会審議やパブコメの結果等を経て、元々の計画から見直された取組項目に関する修正は以下の通りですよ。
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具体的な内容はないものの、外郭団体について「全体の課題についても整理して対応を検討」と明記されたことは前向きに受け止めるべきかな...と。
勿論、これで安心できるわけもなく、今後を見守っていかなければならない話ではありますが。
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【ご参照】
外郭団体に多くの問題があることも、役員在任期間が長期に及ぶOBがいることも認めた西宮市。なんで、そういうところを先に改めようとしないんですかね...@2025年1月のブログ
また退職手当と期末勤勉手当についても、ようやく国や他自治体と比較して優遇されていた算定方法が見直されました。
こういった見直しがなされたことも一定評価したいと思います。
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【ご参照】
しぶやの市政報告78号@2024年7月発行
また会派として主張していた
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●進捗管理の頻度向上
●取組内容と効果額の詳細化
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といった内容が反映されたのもポイントと言えるでしょう。
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加えて、
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●ふるさと納税について見込むべきなのに無視されていた減収分が見込まれたこと
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●目標とする数値の設定に言及されたこと
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等、これまで指摘してきた内容が反映されたことも、一定評価できると受け止めています。
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【ご参照】
●支出削減は、年間100万円の効果しか見込めないものまで列挙。ところが毎年億単位で収入に影響するふるさと納税のことは見込まないとはこれ如何に??? @2024年11月のブログ
●「財政構造改善!」なら、目標は「経常収支比率や人件費率の低減!」であるべきでは???@2024年11月のブログ
つうか、ここまで反映されること自体、甚だ珍しいな。
さすがに、市も一定の危機感は持っているということなんでしょうね。
一方で、人件費の抑制に関する取組は、まだまだ弱いと言わざるを得ません。
また、これだけ多くの方に関係する内容である以上、より多くの方に知って頂くための取組を進めるべきですが、そこに対する認識が甚だ乱暴に感じます。
また単に市民サービスを削減するばかりでなく、この取組を終えた暁には(あるいは、こうした取組を経て)、どのような街の姿を目指すのか?実現していくいのか?といった辺りを示すことも必要だと思います。
いずれにしても、今の段階では計画の素案が示された、ということに留まります。
今後は、本日の議会審議の内容も踏まえ、最終的な形が示されることになろうかと。
そして、私共にとっての主戦場は、むしろ2025年度予算への対応ということになると思います。
しっかり腰を据えて挑まなければですね。
という簡単(?)なご報告でした。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。