先日、市議会議員に初当選した2004年以来、20年以上に亘って苦楽をともにした愛車とお別れしました。
カーナビは機能喪失、助手席の窓は運転席から開閉できなくなるなど付加的な機能には一部毀損があったものの、基本的機能は最後まで問題なし。
長年、尽くしてくれた本当にいい子でした。
心から感謝。
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さて本題、今日は、先日の議会運営委員会で進展があった話について。
毎年、阪神市議会議長会と県市議会議長会を通じて、国・県に要望を挙げることができる機会があるのですよ。
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とは言え、市政に直接関わる話以外には、総じて関心薄めな私。
なので、この話も例年はスルーしがちなのですが、今年は挙げたい内容がありました。
タイトルは「自然学校の期間柔軟化と補助金増額について」で、内容をざくっとまとめると
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●公立小学校5年生を対象とし、4泊5日以上での実施が実質的に義務付けられている自然学校について、
→実施日程に関するアンケートを取り、その結果を踏まえて日程の義務づけを緩めてほしい
→インフレ等の状況を踏まえ、補助金増額を検討してほしい
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というもの。
詳しい内容は以下の通りです。
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県下公立小学校に通う小学校5年生の児童を対象に実施されている自然学校には30年以上の歴史があり、目的とされている「生きる力」の育成という観点からも有意義な事業である。
一方で事業開始当時と比較して、児童の実態、保護者の感覚、気象条件・感染症のリスク、学校の負担感等、様々の面で差異が大きくなっている現実がある。
このような状況の中、4泊5日以上での実施を実質的に義務付ける形で事業が継続されていることに対して、保護者は勿論、学校関係者からも疑問の声があがっている。
まずは保護者と学校関係者を対象として、実施日程についてのアンケートを取ることで保護者・学校関係者の感覚を把握することを要望する。
併せて、その結果を踏まえて、実施期間の義務づけを緩めることも含めて検討するよう要望する。
また物価高騰の影響により、活動費(バス代、食費)が大幅値上げとなり、配当される事業費で賄うことが難しくなっている。
加えて、4泊5日の期間中に体調を崩す児童が複数発生した際、タクシー利用が発生する場合もあるが現在の補助金額ではカバーすることが困難な事例もある。
よって補助の算定方法見直し、補助金額の増額等の対策を取るよう要望する。
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とてもよい行事だと思うんですよ、自然学校自体は。
とは言え長年、実施している中で、見直すべき部分がでてきているのもまた事実だと思います。
というわけで先日の議会運営委員会で提案した結果、多数の賛同を得ることができ、上の文面で内容確定しました。
他市からも要望は上がってくるはずなので、この内容が正式に県に挙げられるかは分かりませんが、なんとか前に進むことを願いたいと思います。
続報あれば、お知らせします。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。