西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

議員定数を41から40に1削減する条例案は、反対多数で否決されてしまいました...←元日記2018.10.3

2019-04-13 15:13:23 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

明日から、いよいよ選挙戦スタート。
で改めて考えるに、この時期って市政への注目度が高まる、関心を持って頂きやすい大切な機会だと思うんですよね。
そんな時期に「今日は、ここで駅立ちしました!街頭演説しました!選挙カーで走りました!明日も頑張ります!」的なブログを日々更新するというのも勿体ない話やなあ…と。
というわけで「この機会に是非、より多くの方に私の普段の活動を知っていただきたい!」という思いから、選挙期間中は毎日、過去1年強の間に大きな反響を頂いたブログを順次、再掲載していきます。

10年以上にわたって、欠かさず週2回以上ブログを更新してきた(←年末年始のみ除く)私だからできる、この企画。

初めての方には是非!普段からご覧頂いている方には今一度!!ご覧ください!!!
というわけで本日から、再掲載シリーズ始めます(^^)v

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先日開催された決算特別委員会・建設分科会×土木局の座席表。

               ↓


               ↑
西宮市役所の課数が、他市に比べてむやみと多いことが分かった後に、改めて見てみると、色々と思うところがありますな。
「みどり保全課」と「花と緑の課」とかまとめたらええんちゃうの???と思いますし、「交通安全対策課」と「自転車対策課」もまとめられそうな。
名前に「道路」やら「土木」やらとつく課長級も、やたらと多いですし。
土木局が一番分かりやすいと思ったので出しましたが、同じく建設常任委員会管轄である建設局も上下水道局も、色々と思うところはありますね。
こら課数の見直しについては、改めて、今後の展開をしっかり見ていかねばならんな...と。

てな話はさておき、本日は9月議会の最終日。

いくつかご報告しておきたいことはありますが、その中から今日は議員定数削減案について。

本日、私が所属する会派・ぜんしんの所属議員+維新プラス所属議員(計9人)の連名で、現在41の議員定数を40に1削減する条例案を提出しました。
以下、提案理由説明です。
  ↓
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昨年度、座長、各会派の委員及び無所属議員の代表者により、「議会運営の課題に関する検討会議」が設置されました。
「会派・ぜんしん」は検討会議の議題として「議員定数について」を提案し、(11/10から11/21、12/20、1/19、2/7、2/19まで)計6回、検討会議にて「議員定数について」協議されました。
地方分権一括法により、議員定数の法定定数が廃止されて以降、西宮市議会の議員定数は48人から45人、45人から42人、42人から41人と削減されてきました。
現在の議員定数は41人ですが、平成28年6月定例会以降、決算審査・予算審査も含めて1年以上の期間40人の議員数で議会は運営されてきました。
しかし、40人であっても明確な不都合は生じていません。
これまでも同様に議員数に欠員がでたことから協議により議員定数が削減されてきました。

また、我々「会派・ぜんしん」は本市の厳しい財政状況を踏まえ、自らの身を切る姿勢を議会が率先して示すべきと考えています。
そのため、議員定数を削減して40名にすべきと考えています。
提案に関する説明は以上です。
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  ↑
ちなみに「現在の議員定数は41人ですが」「40人であっても明確な不都合は生じていません」というところを提案理由にしているのは、「これまでも同様に議員数に欠員がでたことから協議により議員定数が削減されてきました」という流れがあるから。
ここらへんを提案理由にすることで、同様の議案に過去賛成してきた会派さんにも賛同していただきやすくなるかな...と思ったんですよね。
ここらへんについては以下のブログなどご覧頂ければ、と。
  ↓
【ご参考】
議員定数の削減について@澁谷祐介の活動日記×2014年6月12日

なのですが、同議案は
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賛成:会派・ぜんしん、維新プラス、無所属議員1名(計10名)
反対:政新会、公明党議員団、日本共産党西宮市会議員団、市民クラブ改革、無所属議員3名(計29名)
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の圧倒的多数で否決されてしまいました。
なんだかなあ...

私共が、こうした主張をする根底にあるのは「本市の厳しい財政状況を踏まえ、自らの身を切る姿勢を議会が率先して示すべきと考えています」という姿勢です。
「多様な意見を拾い、議論を尽くすことこそ、議員にとって、きわめて重要。そうした観点からは、議員はむしろ多ければ多いほど良い!」的な主張を、全面的に否定するつもりはありません。
でも現場を知るものとしての感覚も含めて言うなら、正直、どうにも賛同しかねるわけで。
我々にしてみれば、ごくごく当たり前の主張だと思ってるのですが、この条例案が圧倒的な反対多数で否決されてしまうあたり、つくづく、残念です...

というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


財政に余裕がなければ、新たなサービスの提供は困難。だからこそ、私は行財政改革に執念を燃やしているのです!

2019-04-11 14:07:23 | 主張・広報と活動のお知らせ

小学校→中学校→幼稚園という、市内公立学校園の入学式も本日で一回り。
最後になった幼稚園も、ぎりぎり桜が残っていました。
新しい環境でのスタートを迎える子供たちに、ステキな新生活が待っていることを心から願っています!
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さて本題。
前回のブログでは、主に市議会議員としての取組の姿勢について、述べさせて頂きました。

でも、それ以外にも、訴えておきたい内容は色々あります。
その中でもとりわけ、声を大にして主張したいのが、議員として達成してきた実績の話なんですよ。
というわけで、今日は、その内容について少々アピールさせていただきます。
以下、行財政改革に関わるものの中からこの4年間での実績の一部をピックアップ。


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●給料制度の見直しを一部実現(2018年度)
 ◇長年に亘る追及の結果、単純・定型的な業務に従事する技能労務職の給料を平均10%程度削減!
●市が保有するシステム用コンピューターの適正化(2016年度)
 ◇年間賃借料・3億1,000万円を2億4,500万円へと6,500万円・約20%削減!
●市立中央病院が購入する医療用資機材の購入方法見直しを実現(2016年度)
 ◇年間3億円の購入費を2,000万円・約7%削減!
●他市に比べて、著しく手厚い扶養家族手当の削減を実現(2018年度)
 ◇年間・約800万円の費用を削減!
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2017年度決算における、本市の経常収支比率(=「毎年、必ず出て行く支出」が「毎年入ってくる自由に使える財源」に占める割合を表す指標)は96.3%。
これは家計に例えると「収入の96.3%が食費・ローン返済・学費等の固定的な経費で消費され、ほとんど余裕がない...」という状況にあたります。
人口・規模等が類似する都市(以下、類似都市)の経常収支比率の平均値は91.9%であり、本市の財政は他市と比較しても厳しい状況にあるのです。

行政が質の高いサービスを継続して提供するためには、健全な財政状況を保つことがきわめて重要です。
そして健全な財政状況を保つためには、行政における無駄や不適切な支出をなくしていかなければなりません。
ともすると、議会は「あれがしてほしい!これもやるべき!」という声ばかりを上げがちです。
でも、いくら市民サービスを充実させようとしても、財源がなければ実現は困難...というのが現実です。
こうした観点から、私は行政の無駄・不適切な支出の削減に力を入れて取り組んでおり、上にあげたような成果を上げてくることができました。
これもまた、私がとても誇りに思っていることの一つです。

あ、もちろん実績を残してきたのは、行政改革だけではありませんよ。
子育て支援や学校教育の質の向上、防災対策など、様々な分野について実績を残すことができました!
その主要なところについてHPにまとめておりますので、是非是非ご覧いただければ!と。
 ↓
しぶや祐介HP×活動実績

ぶっちゃけ給料よりはるかに働いている自信と誇りを持っています、私。
そして、これだけの実績を明示できる議員なんて、そうはいないと自負してもいます。
行動を続けることは勿論、更なる実績を積むことが出来るよう、今後も変わらず活動を続けてまいります。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。


4期14年半にわたり「行動する政治」を実践してきたこと。これこそが、私の一番の誇りです!

2019-04-08 09:27:39 | 主張・広報と活動のお知らせ

統一地方選挙×前半戦の結果が出ましたね。
色々と思うところはありますが、私にとって最も興味・関心・関係が強いのは、兵庫県議会議員選挙×西宮。
というわけで以下、結果を貼っておきます。

 ↓
兵庫県議選 西宮市@NHK特集サイト


 ↑
まずは当選した皆様に、おめでとうございますと申し上げると共に、今後の県政発展のために力を尽くして頂くことを心からお願いしたいと思います。
しかし、やっぱり選挙ってのは分からんし、怖いもんやな...と、改めて。
あと、なにせ大阪の維新さんは、すごい。。。

 
さて兵庫県議会議員選挙が終わった以上、私としては完全に西宮市議会議員選挙モード。
というわけで、この機会に、私が一番大切に思っている「行動する政治」というスローガンについて、改めてアップしておきます。
以下ご覧下さいませ。


■■■■■
国政にまつわる様々な課題は、多様なメディアを通じて報道されます。
けれども本来、とても身近で重要なはずの地方政治がメディアに取り上げられる機会は、そう多くありません。

私は、多くの西宮市民にとって身近で重要なことを決定する西宮市政で活動しています。
だからこそ
「市政の何が問題なのか?」
「市政が抱える課題を、どう考え、どのように取り組んでいるのか?」
「どのような市政を目指すのか?」
こういったことを、多くの方々に伝える義務があると信じています。

政治家自身が伝えようとしなければ、誰にも、なにも伝わりません。
その結果、ますます政治への不信は高まり、関心は失われていきます。
だからこそ私達政治家は、もっと広く多くの方に対して、自分の考え・問題意識・取り組みを語らなければなりません。
それと共に、
課題に対する明確な考えを持ち、
課題を解決するための政策を磨き、
政策を実現するために精力的に活動しなければならない。
政治家自身の行動によってしか、政治への不信や無関心を覆すことはできない。
そう信じています。

だからこそ私は、これまでも、そして、これからも「行動する政治」を実践していきます。
議会の中はもちろん、外でも積極的な活動を続けていくこと。
これが政策以前の、私から皆さまへの、大切な約束なのです。
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「で、具体的にはなにしてきたの???」というところについて、その一部を以下ご紹介します。

 
□□□□□
●市議会(年4回開催)の終了毎に市政報告を発行
 ◇駅前での配布や各家庭へのポスティングを実施。
   最新号は57号で、累計発行部数は130万部!
●週2回以上のブログ更新を継続
 ◇最初は少なかった訪問者数も、今では平日の平均閲覧数・約1,000件、訪問者数・約300人。
   更新頻度、訪問者数とも西宮市議会議員ではダントツ!
●是々非々を貫く会派(=政策的な方向性を同じくする議員のグループ)として行動
 ◇行財政改革、観光・産業振興政策を中心に、厳しい姿勢で市政に対峙。
   直近では、市が提示する観光案内所の設置を止めるべく、補正予算の修正案を提出→西宮市政史上初めて、市が提出した補正予算を否決!
●政策実現に向けた議会内での連携を主導
 ◇他会派と連携し、人件費の増大に直結する職員定数の増員を阻止!
   その他にも、土曜日・長期休暇期間中の留守家庭児童育成センターの開所時間前倒し(無料)の実現等、多数の政策を実現すると共に、市政を厳しく監視!
●2017年度には副議長に就任
 ◇議員の仕事を補佐する議会事務局の業務の抜本見直しを実現→職員の残業時間を大幅に削減!

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こういう活動を、地道にコツコツ続けてきたことこそが、なによりも私が誇りに思っていることです。
これからも、こうした活動を続けることが出来るよう、全力で頑張ってまいります。

それでは今日のブログは、このへんで失礼します。

PS.
本日、阪神香櫨園駅での駅立ちを予定していたのですが、他の方とバッティングしたため急遽、場所を阪神西宮駅南側に変更しました。
選挙期間までは、こういうのが多くなるかもですね...
明日は阪急西宮北口駅×北東で駅立ち予定。
頑張ります!


市職員の約半数は市外在住。加えて、地域活動に携わる職員も多くない状況で「地域活動の重要性」を訴えられても、やっぱり違和感があるわけで。

2019-04-05 19:18:13 | にぎわいと活気のあるまちを創造するために

諸般の事情により、今月から空手の練習日が「毎週火・金&第1日曜」から「毎週火&第1日曜」に変更。
むう、なんかポッカリ時間が空いたな...
というわけで、これまではことごとくお断りしていた金曜日のお誘い、対応可能になったことをご報告(?)しておきます。
あと、この機会に、とても好きで大事にしている道場訓もご紹介。
  ↓


さて本題、今日も代表質問のご報告の続きをば。
なお答弁内容は長いのですが、地域活動に従事されている方々にとって重要な内容が多いと感じたので全文掲載しています。
ただし、その内容に、あまり興味がない向きには、最後の「意見・要望」をご覧頂くだけでもよろしいかと。

それでは早速始めます。

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【質問】
『シチズンシップの醸成と地域コミュニティの強化』についてです。
「自治会がない地域もあれば、活動団体の担い手不足や高齢化が顕在化している地域もあるなど、それぞれの地域に様々な課題があることも、市として認識している」としたうえで、「地域コミュニティの強化に向けた支援の検討を進めていきたい」とのことでした。
そこでお伺いします。
どのような方針で、コミュニティの強化を進めていこうと考えているのか?
また「地域活動の拠点」という面からは、学校施設の活用が重要な課題となってくると考えますが、市の見解は如何でしょうか?
 ↓
【答弁】
各地域では様々な団体が活動し、地域コミュニティが形成されています。
しかし、メンバーの高齢化や社会関係の希薄化による活動者不足や後継者不足に悩むのはあらゆる団体の共通の問題であり、地域団体の衰退化にもつながっていきます。
一方で、NPOなどの新たな公共の主体や社会貢献したいが既存団体には属さない個人、社会貢献を目指す企業など、新たなまちづくりの主体も一定数存在します。

地域コミュニティの強化は、社会やまちづくりに主体的にかかわる市民性(シチズンシップ)の醸成と不可分であることから、地域活動に参加する「人材の発掘・育成」が必要であります。
また、団体間の連携や、活動の場を求める個人や団体と地域活動団体を地域資源としてうまく結びつけていく「地域資源の最適化」が今後の基礎自治体に求められる喫緊の課題となっています。

まず、「人材の発掘・育成」に向けましては、 地域団体役員等を対象とした団体活動を担う新たな人材発掘や育成など団体運営のノウハウに関する講座や、市民、市職員を対象としたまちづくり人材の発掘、育成のための講座の開催を検討してまいります。
また、生涯学習活動も、地域人材の育成につながるものと考えております。
例えば、各公民館では、防災・環境・子育てなど地域域課題の解決に向けた講座や、住民どうしのきずなを深める行事・催しなどを、地域から選出された「推進員」が主体的に企画・運営しております。
このような生涯学習活動と、他の地域活動との連携を図ることで、市民として前向きに地域を良くしていこうという意識、いわゆるシチズンシップを育み、地域人材の育成につなげたいと考えております。

次に「地域資源の最適化」に向けましては、自治会等既存の地域団体とNPOや企業、大学・学生などとのマッチングによる連携体制(地域自主組織)の形成が必要であると考えます。
そのためには、まず、地域に関わる様々な主体が集い、話し合う場の実現が必要です。
行政は、その動機付けから、技術的助言、財政的な支援、会場の提供などの支援を積極的に行う必要があります。
これらの実現に向けた行政の組織体制のあり方も見直していきます。
また、高松町にあります市民交流センターにおきましては、現在、主にNPO等公益活動団体の支援が中心となっておりますが、次期指定管理者選定のタイミングに合わせ、自治会等地域団体に携わる皆さんも相談でき、地域資源の最適化に向けた技術的支援を行えるよう機能拡大を検討してまいります。

これらと並行しまして、 「財政」的な支援として、 協働事業提案制度「未来づくりパートナー事業」の見直しにより30年度から新設した「地域力向上型」がございます。
地域活動団体が地域課題の解決や発見に向けた独創的な活動に対し、主に財政面でサポートするものです。
この制度を活用し、各地域で課題解決に向けた取り組みが活発になるよう、周知を図り、活動に取り組む皆さんが利用しやすい制度にしてまいります。
さらに、地域活動には拠点が必要となることから、市民館の建て替えを順次進めていくことにより、地域活動の基盤を支援していくほか、公民館、市民館等の施設連携についても進めてまいります。

以上のように、地域コミュニティの強化に向けた支援につきましては、引き続き、庁内関係部局と共に協議・検討を行っていくほか、庁内横断的組織である「地域行政のあり方に関する検討会」において検討してまいります。
 ↓
【意見・要望】
ご答弁頂いた通り、「メンバーの高齢化や社会関係の希薄化による活動者不足や後継者不足に悩むのはあらゆる団体の共通の問題であり、地域団体の衰退化にもつながってい」くことを、活動の中で痛感しています。
「団体運営のノウハウに関する講座」等、各種講座の開催によって地域団体が出席を強制され、更なる負担増につながらないだろうか…というボンヤリとした不安を除いて、示された内容に異論はありません。
いずれも重要な取組なのだろうと思います。

一方で、この問題に対して、
市職員全体がもっと危機感を持ち、主体的に取り組むことはできないのだろうか?
もっと多くの職員が西宮市内に住み、市内で様々な活動に関係することは期待できないものだろうか?
という思いを抑えることが出来ません。
もちろん、職員のプライベートの時間の過ごし方を強制出来ないことは承知しています。
それぞれの職員にそれぞれの事情があることも理解できます。
けれども、西宮市職員の約半数は市外に居住していること。
市内に居住していても、地域活動に従事している割合は決して多くはないであろうこと。
こうしたことを考える時、答弁に述べられた内容も、どこか空虚に感じます。

短期的にどうこうできる課題でないことは重々理解しています。
しかしながら、いつかは当たり前のこととして、多くの職員が地域の衰退を我がことととらえ、その解決のために自ら汗を流す。
そうなるような取組を進めて頂きたい。
手当のあり方も含め、様々な観点から調査研究を進めて頂きたいということを要望しておきます。
また学校の有効活用については、ご答弁頂いた内容を着実に推進するとともに、地域により広く知って頂くための努力を重ねて頂きたいということを要望します。
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言いたいことは全部、意見・要望で言い尽くしてる感じですね...
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。

PS.
選挙前、最後の駅立ちを以下の日程で実施予定です。
ただし、かなり過酷な場所の取り合いとなりそうな感じですので、もしいなければ場所取りに負けたんやな...とお思いくださいませ。

4/8(月) 阪神香櫨園×改札前北側
4/9(火) 阪急西宮北口×北東
4/11(木) 阪神香櫨園×改札前南側
4/12(金) 阪神西宮×えべっさん口


10年以上、追いかけ続けてきた話に大きな進展。滞納金の整理業務が、徹底されるようになります!

2019-04-01 17:41:41 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

今日の話題は、なんと言ってもこれですね。
・・・そのうち、「えー、昭和生まれなんですか!?」みたいな事を言われる日が来るんやろうな。。。
 ↓


さて本題、代表質問のご報告の続きをば。
それでは早速どうぞ!

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【質問】

滞納金整理に関連して「市の債権に係る共通コールセンターとしての運用を開始」する考えが示されました。
もちろん、この取組に異論はありません。

しかしながら、この取組をより効果的なものにするためには、市が直接取り立てることのできる強制徴収債権であれば差押え、市が直接取り立てることが出来ない非強制徴収債権であれば訴訟という、法的手続きを全ての滞納金に対して、行うべきです。
そこでお伺いします。
全ての滞納金について、強制力を持った法的手続きで徴収に臨むことが出来る体制を整えるべきと考えますが、市の見解はいかがでしょうか?
 ↓
【答弁】
適切な収納対策による安定的な財源確保は、住民サービスの向上を図るとともに、負担の公平性、平等性の観点などからも、市の重要課題の一つでございます。
また滞納金、いわゆる収入未済額の縮減につきましては、これまでも議員から業務の定型化やスケジュール化を積極的に進めるよう一般質問の場などで、ご提案をいただいてきたところです。
~中略~
債権管理の処理手順とスケジュールを明確にした標準的な債権管理事務モデルを作成し、平成31年度から試行的に導入することにより、効率的で効果的な債権管理事務をめざしてまいります。
また、おたずねの強制力のある法的手続きにつきましては、これまで申し上げてきた初期対応等の取組みを行っても解決しない滞納案件を整理する上で、有効な手段であると認識しております。
しかしながら、強制力のある法的手続きの実施に要する調査などの事務量を考慮すると案件の絞り込みが必要であること、また、費用や事務手続きなどの面で、なお整理すべき課題が残っていることから、まずは、2年を予定している試行期間に、これらの課題を整理することで、強制力のある法的手続きの実施に向けた取組みを進めてまいります。
 ↓
【再質問】
答弁で述べられた通り、適切な収納対策の推進は「住民サービスの向上を図るとともに、負担の公平性、平等性の観点などからも、市の重要課題の一つで」す。
市が向いている方向は、私と同じだと思いますし、過去継続して訴えてきた取組が進められていることも一定評価します。
その上で一点、再質問します。
「2年を予定している試行期間に、これらの課題を整理することで、強制力のある法的手続きの実施に向けた取組みを進めてまいります」とのことでした。
2年経過後には、全ての滞納金について、強制力のある法的手続きが取れるようになると理解してよいのでしょうか?
 ↓
【再質問に対する答弁】
 強制力のある法的手続きが、滞納整理における手続き上、有効な手段であることは十分認識しております。
しかしながら、強制力のある法的手続きの実現に向けてなお、整理すべき課題が残っていることもまた事実であり、その実施にあたっては、関係課との意見調整や具体的な事務手法についての判断も必要となってまいります。
市といたしましては、2年の試行期間を単なる猶予期間と捉えているのではなく、不断に進めていく期間と考えており、試行期間後には、これらの諸課題を解決し、強制力のある法的手続きの環境が整うよう、注力してまいります。
 ↓
【最終の意見・要望】
了解しました。
それでは今後の経過を見守りつつ、2年後を待つこととし、次の質問に移ります。

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滞納金の整理については2008年に初めて議会で取り上げて以来、ずっと追いかけ続けているのですよ、私。
当時は、市の中でも担当部署を除いて、未収金は大きな問題とはとらえられていなかったんですよね。
が、その後、追及を続ける中で、市の認識も変わり、着実に取組を進めてくれました。
結果、当時、約200億円あった未収金は現在では65億円まで減りました。


こうした経緯も含め、私にとって、この話は、とても誇りに思っている、そして強い思い入れがある問題なんですよね。
そして今回、市が約束した内容が実現すれば、この分野における大きな問題は、ほぼなくなると思っています。
よくぞ、ここまで来たもんだ...

こういう風に、市の政策の方向性に関与できることこそ、議員としての醍醐味ですよね。
そういう役割を、これからも果たすことが出来るよう頑張ります!
それでは今日のブログはこのへんで失礼します。