飯野山に登りますと、もう初夏です。ツツジやシャクナゲが満開で・・・
★難易度Ⅰ&フリートーク
最近、講座生の方に勧められて、枇杷の葉を使った棒灸を楽しんでいます。枇杷の葉の上に棒灸をのせてするお灸ですが、心地よく芯まで刺激が届きます。最近、夫は血圧がやや高めのせいか、肩が凝るというので、こちらもまた一緒にしてあげています。枇杷の葉の成分が相乗効果で効くようです。
我が家に枇杷の木はないので、植えようかという話もでています(笑)。義母がえらく乗り気です。彼女は枇杷の実が大好きなので・・・・でしょう。
お隣のおばあちゃんは枇杷の葉を焼酎漬けにしてあるそうで、口内炎のときには治りが早いとおっしゃってまして、是非にと枇杷の葉をたくさん下さいました。でも、私は講座生の方と棒灸用に分け分けしました。
最近、よく登る飯野山には枇杷の木が自生していますので、また帰りに20枚くらい捥いで帰りました。夫が「山に来て持って帰っていいのはゴミだけぞ~!」というのですが、枇杷の葉っぱくらいはいいでしょうが・・・と!!!山野草などを抜いて帰る人に対して言っていることなのに・・・たくさんあるので私も焼酎漬けにしてみようと考えています。
話は飛びますが、夫が枇杷灸をしてくれ・・・というのには訳がありまして、今年はどうも血圧が高くなりがちだというのです。甲午のせいかと・・・夫は木火が強く、血圧にきているのはわかりますが、そうかなあ?と考えているうちに、今年の甲午ですが、これは甲が強いのではなくて午が強いのだと・・・そう思います。
人によって今年の甲午も作用が違うと思います。夫の場合は甲は八字の寅に根を持ちますので、よく生午火するのです。食傷の火が強くなるのですね。
私などは八字に火はありません。土多ですので、甲午は木⇒火⇒土と流れて生日干になってしまうんです。喜んでいるばあいではありませんね。
甲午も人それぞれの作用がありますので、よくよく八字と相談してみないと・・・と思います。仮に八字が次のようになっている人ですが・・
庚〇
庚申
〇〇
〇〇
はどうなるでしょうか?天干に庚がずらり・・今年は甲午の甲は弱とみますと、2庚が甲と剋戦します。木が痛みます。木の部位に事象が出やすいのですね。
庚というのは神経質と言われる所以はここにあります。常に木に矛先が向いていますので神経を痛めやすいのでしょう。
また、水多の人はどうでしょう。
癸〇
庚申
壬辰
甲辰 として大運で癸亥運だといかがでしょう。
八字に甲はありますが、木は浮木になりそうです。ますは湿の気が強くて生火などできない甲です。神経の遣い方などただものではありません。ここに甲午年は一見、良さそうです。でも午は調候となりそうですが、2辰に晦火されてしまいますので、甲はやはり旺水には対抗できなく、埋もれそうです。イライラしますでしょう。
また土多でもそうです。天干に土がずらり・・土多木折の傾向で・・・
己〇
戊辰
癸亥
己未
甲午年はちょこっとした甲木が天干の戊己土と剋戦します。決して木⇒火⇒土と流通などはわずかです。食傷制殺ともなりません。木が折れます。食傷か官殺の問題などあるのではないでしょうか?土多も地支の土多は上記のようにはなりません。天干に他の干が出ていますでしょうから、少し違います。
本日は甲午であれこれ、考察してみました。