☆布製の手提げ。昨夜、仕上げました。
☆フリートーク
昨日は久しぶりのバレエストレッチの日でした。みなさん、参加されて賑やかなひと時でしたが、多伽子先生のお顔はやはり苦悩が潜んでおりました。お母様を事故で亡くされてまだひと月少々ですから、ムリないですね。
素敵なお母様でしたので、私たち一同がお母様の思い出話で盛り上がったのですが、どうも、この場でお母様も一緒にストレッチをかけていらっしゃるに違いないというのはみなさんが一致した意見でした。そしたら、先生も、「母は皆さんと一緒に体操をする日をとても楽しみにしていましたから、絶対にいますよ・・・」とおっしゃいました。そして続いて、先生が言われたことに私たち一同はくぎ付けになりました。
「事故で急に亡くしてしまい、どうしても納得できなので、母の魂はどう感じているのか・・・会わずには居れなかったので、高野山の真言密教のある方にお願いして母に合わせてもらったんですよ!!」とおっしゃいました。私、「先生、それ、降霊の儀式をしたんですね!!」・・・私はつい声が上ずってしまいましたが、思い切ったことをしたもんですから・・・・
以前に、一年前くらいにブログで書いたことがありますが、「人は死なない」という本、東大医学部付属病院救急部の医師、矢作直樹氏によるものです。彼もお母様を湯舟の中で一人孤独死させてしまい、とても苦しんだものですから、この降霊の儀式をされ、お母様との交信により自分を取り戻したという記述がありました。確かに突然死で受け入れられないこと、あるかと思います。私にも理解できる心境です。私の場合は2年前に愛犬を腕の中で突然死させてしまい、そのトラウマは消えることがありません。ふじわら先生のヒプノセラピーを受けたいと思ったこともあります。これは催眠療法の中で愛犬に逢って心の整理を促すというものですが・・・
お母様は、まだ49日が過ぎておりませんから、こちらにいるということのようです。こういった降霊の儀式がいいのか悪いのかわかりませんが、交信できるというのは私としては信じています。媒体となった人はお母様の生前のことなど知らないはずなのに、こう言ったそうです。「お母様は何か、体操をしておいでですよ。皆様と体操を楽しんでおられるようです。・・・」とおっしゃったそうです。そんなこと知るわけのないことを言うので、媒体の霊媒師は嘘を言っているのではないと思ったそうです。ですが、やはり事故現場での言葉にならない苦悩を持って、媒体の人にしがみついてくるので、霊媒師さんは「申し訳ないですが、娘さんたちに話さないと、離れてくれないので、その時のことを言います・・・」ともおっしゃったそうです。その時、我が夫は、「センセ、お母さんはセンセに何を言うたんな?」と聞くのです。そんな涙で言えなくなるようなことを質問するので、またまた私はドン引きでした。
とても辛い体験であったようですが・・・・事故現場で彷徨うことだけはしてほしくなかったので、家に連れて帰ってもらえるようにしましたが、お母様の霊はこの世に強い思いなどは残してはおられないこともわかり、とても安心したとおっしゃっておりました。
このような話は、マユツバモノだとおっしゃる方もいらっしゃると思います。ですが、私は子供のころから、祖母とそういったところによく出入りしていたものですから、とても自然に受け入れられます。祖母も何を思ったのか、自分の父親に降霊の儀式で交信したことを覚えています。何かをどうしても聞きたかったと言っておりましたので・・・
こんな話を台湾人の友人に話しますと、彼女の国ではお葬式の後、数日後のことでしょうか?・・・親族が集まって、亡くなった家族の霊と交信することがあるそうです。またそういった業者もいるとか・・・中にはインチキ業者もいるよ!とおっしゃってましたが。
この話を我が家の夕食の際に夫がまた話題にするので、もうやめなさいよ!!と言いたかったのですが、夫は私に「僕、先に死んでも呼ばんといてな!!そんなことしてくれんでええ!!」というので、私も「心配せんでも呼びになぞ行かへんで!!」と言ったものです(苦笑)。